中央大学


中央大学 理系数学の対策

中央大学はMARCHと呼ばれる関東の難関私立大学の一角です。そのため入試は難関ではありますが、出題傾向をしっかりつかんで標準レベルの問題を確実に正解できるようにしておけば、合格点を取ることは十分可能です。
この記事では、中央大学理系数学の出題傾向からレベル別の勉強法まで、合格に必要な情報をすべて解説します。

中央大学理系の数学出題傾向

中央大学理系の数学の直近の入試出題傾向を表にまとめています。

中央大学理系では微積分がほぼ毎年出題されるため、重点的に対策しておく必要があります。また微積分、図形、複素数、数列、三角関数など複数分野を絡めた融合問題もよく出題されます。融合問題については、入試問題をベースにした問題集や過去問演習で対策していきましょう。

中央大学理系数学の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 マーク式設問
  • 第2問 マーク式設問
  • 第3問 記述式設問
  • 第4問 記述式設問

大問1、2はあらかじめ決められた解法パターンに沿って空欄を補充していくマーク形式の選択問題、大問3、4は記述形式となっています。記述式設問は、小問1から順番に解いていく誘導形式になっています。

中央大学理系数学の時間配分の例

試験時間は100分。数学3の微分積分が頻出ということもあり計算量が多いため、時間的余裕はあまりありません。

時間配分の例

00:00 第1問 マーク式設問(20)
00:20 第2問 マーク式設問(20)
00:40 第3問 記述式設問(30)
01:10 第4問 記述式設問(30)

これはあくまで一例です。実際には、難問にこだわりすぎず解けそうな問題に多く時間を割くなど、現場での調整が必要になります。
いずれの大問も誘導形式のため、比較的解きやすい序盤の小問はなんとか正解したいところ。一つの大問に固執せず全体を俯瞰し、解けそうな問題を確実に解くことが重要です。

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中央大理系数学で必要な学力レベル

中央大学理系では、最低でも7割、できれば8割以上の点数は確保したいところ。数学科の場合は配点が倍の200点になるため、最低8割以上を目指しましょう。大問4問のうち2問はマーク形式ですが、共通テストと違い選択肢が与えられています。とはいえ複数分野にまたがる融合問題や、煩雑な計算が求められる場合もあるため、決して共通テストと比べて簡単とは言えません。出題者側に強制的に一つの解法へ誘導されるため、普段の勉強から様々な解法パターンに触れておきましょう。記述式設問では解答過程も含めて採点されるため、自分以外にもわかるように解答過程を作るトレーニングも積んでおく必要があります。

中央大学理系数学が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、中央大学理系の数学で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから中央大学に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

まずは数学の基礎固め。教科書レベルの内容を完璧にしよう

「数学はちょっと苦手・・・」という人は、まずその苦手意識を克服しましょう。そのためには、基礎の基礎レベルのテキストから取り組み、わかるところから確実に積み上げていく必要があります。以下のチェックリストに自分が当てはまる項目がないかチェックしてみてください。

  • 教科書に載っている内容や学校の授業を正直ほとんど理解できていない
  • 数字がそもそも苦手
  • 学校の授業を全然聞いていなくて、テストでも赤点ギリギリ

これらに一つでも当てはまる場合、まずは一番易しい以下の参考書からスタートしましょう。

これらはなるべく早く終わらせてください。
どんなに遅くても2年生のうちには終わっておかないと、入試対策にはとても間に合いません。

先程のチェックリストに当てはまらない場合は、映像授業などを活用して教科書レベルの内容理解と復習から始めましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。焦っていきなり問題集を解かず、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで、着実に実力をつけていきましょう。

次に進むポイント

  • 数学の苦手意識はほぼなくなった
  • 数学1A2Bでどういう範囲があって、どんな問題が出るのか把握している
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

入試に頻出の「定石」問題演習

教科書レベルの内容を理解しただけでは、中央大入試や共通テストレベルの問題は解けません。理解したことを問題を解くために実践できる力が必要です。数学には「定石」ともいえる頻出の解法パターンが多くあり、入試問題に対応するにはそれらを身につけることが重要です。

徹底した反復により、解答の「定石」を身体で覚えましょう。
ここまでを、2年生のうちにはほぼ完璧にしておきたいところです。

次に進むポイント

  • 「青チャート」の「レベル3」までは完璧に解ける
  • 「青チャート」の「レベル4・5」は7割以上解ける

中央大理系入試に「数学3」は必須。予習し早めに問題演習に取り組もう

中央大理系の数学には数学3が必須です。学校での履修が遅い場合があるため、対策が遅れないよう予習して早めに理解しておきましょう。

「スタディサプリ」などで教科書レベルの内容を理解したら、「青チャート」で問題演習に取り組んでみましょう。3年生の夏休み前には「青チャート」のレベル3まで終わっておきたいので、遅くとも3年生に進級する前後には少しずつ予習を始めていきましょう。

次に進むポイント

  • 数学3の教科書レベルの内容はすべて理解できた
  • 「青チャート」のレベル3まではすべて解ける

中央大理系入試に向け、入試形式の問題で総仕上げ

「青チャート」を完璧にして定石問題を身につけたら、あとは中央大入試に向けて絞り込んでいくだけ。実際の入試問題を活用して、複数分野を絡めた融合問題にどんどん取り組んでいきましょう。

中央大学理系の数学では数学3の微積分が毎年出題されるため、全体として計算量が多いのが特徴です。多くの受験生が解ける標準レベルの問題では、計算ミスが命取りになります。さらにすべての大問が、前の小問の解答を駆使する誘導形式であるため、前半の小問で計算ミスをしていると総崩れになりかねません。計算演習は必ず行っておきましょう。

  • 定石演習合格る計算 数学3

ここまでの参考書を3年生の夏~秋にかけて仕上げたら、あとは過去問演習に取り組み、中央大学理系数学の出題形式に慣れましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

3年生の秋以降は、過去問を少なくとも直近5年分は解いてみましょう。入試本番では、試験時間内に解けそうな問題を選んで確実に解答する「現場力」が求められます。模試以外でそういった機会は貴重なので、初見の過去問を時間を計って解くことで、その場で判断するトレーニングを積んでおきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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