一橋大学


一橋大学 文系数学の対策

文系の学部に特化した難関大学である一橋大学。その数学の試験は文系数学の入試問題の中で最も難しいものの1つと言われ、配点の高さからも一橋大学合格の重要な鍵となっています。

この記事では、一橋大学文系数学の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

一橋大学の文系数学出題傾向

一橋大学の数学の出題頻度を表にまとめています。頻出度の多い範囲は重点的に対策をしていきましょう。

「微分・積分」「ベクトル」「整数」「数列・漸化式」「確率」は、基本的にほぼ毎年出題されています。

「微分・積分」については、出題されるものの多くが比較的容易な問題です。

ただし一橋の数学の問題全体としての構成はかなり複雑で、複数の分野の知識を組み合わせて解く必要があります。

そのため大問数に対する出題分野の数が多くなっています。出題傾向に偏りがあるとはいえ対数やデータの分析が出題された年もあるため、「この分野は捨てていい」というものはありません。

共通テスト対策の段階で全ての分野をしっかり押さえておきましょう。

一橋大学文系数学の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 記述式設問
  • 第2問 記述式設問
  • 第3問 記述式設問
  • 第4問 記述式設問
  • 第5問 記述式設問

問題形式は全て記述式で、大問数は例年5つになっています。大問によっては、2~3つの小問で構成されている場合があります。

一橋大学文系数学の時間配分の例

一橋大の数学は120分で、大問5つ全てが記述形式になっています。全体の見直しの時間を考えると、1問当たりにかけられる時間は22分程度です。

しかし先ほども書いたように、微分・積分については比較的簡単な問題が出される傾向にあります。

そこでまずは微分・積分をスピーディーかつ正確に解き、他の問題に使える時間を増やすと着実に得点を積み重ねていくことができます。

1つの問題に時間をかけすぎた結果、一切手を付けられない問題が出てきてしまうと最悪です。

そのため25分を目安に、解き切れていない問題も一度見切りをつけて次の問題に移るようにしましょう。

最後まで答えが出ていなくとも、部分点で十分得点を稼ぐことができます。

一橋の入試問題に限った話ではありませんが、基本方針は「解ける問題をきっちり解き切る。難問でも空白にせずとにかく何か書く。」です。

時間配分の例

00:00 第1問 記述(15)
00:15 第2問 記述(25)
00:40 第3問 記述(25)
01:05 第4問 記述(25)
01:30 第5問 記述(30)

上記はあくまで順番の例で、実際は解きやすい問題から解き始めることになります。

微分・積分が何番目に出題されるかは年によって変わるため、最初に全ての問題をざっと確認した後、微分・積分から取り掛かりましょう。

また例年大問1は、簡単な問題が出ることが多いです。

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一橋大文系数学で必要な学力レベル

一橋の数学を解くには、共通テストで8割以上を取れるレベルが必要となります。

また一橋大学では学部によって各科目の配点が異なるため、も目指す学部によって必要な学力レベルが変わります。

特に数学の配点が高い商学部・経済学部については、最低でも大問3つの完答、配点が低い法学部・社会学部については、大問2つの完答が目安です。

とはいえ、これらの完答の数はあくまで目安にすぎません。極端な例ですが、完答できた問題が1つもなくても合格できる人はいます。

完全な解答を出せなくても、解答の方向性などをしっかり答案上に書くことで部分点を取ることができるので、答案上に自分が理解したことを表現し尽くす力が求められます。

一橋大学文系数学が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、一橋大学の文系数学で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。

「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから一橋大学に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

授業で習った数学の基本がきちんと身についているかのチェック

数学が「苦手!」という場合は、まずその苦手を払拭するため、基礎の基礎レベルの問題集から取り組むべきです。

以下のチェックリストに当てはまる場合は、まず一番基本的な問題集から取り組むようにしましょう。

  • 教科書に載っている内容や学校の授業を正直ほとんど理解できていない
  • 数字がそもそも苦手
  • 学校の授業を全然聞いていなくて、テストでも赤点ギリギリ

これらに一つでも当てはまる場合は、以下の参考書からスタートしましょう。

学校の授業が全く分からないというレベルの人でも、テキストの内容に沿って進めていけばしっかり基本知識が身につきます。

3年生から本格的な入試対策を始められるように、なるべく早く2年生のうちに終わらせましょう。

先程のチェックリストに当てはまらない場合は次のレベル、映像授業などを通した教科書レベルの内容理解と復習に進みましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を使うことで、自分で教科書を読むよりも理解を深めることができます。

そのため「教科書を読んだけどイマイチ分からない」という状態を解消するのに有効です。

映像授業の説明を聞くだけでなく、必ずその解説に付属している練習問題にも取り組みましょう。

次に進むポイント

  • 数学の苦手意識が少し薄れてきた
  • 数学1A2Bの全体像を理解して、どんな問題が出るのか把握している
  • 映像授業や学校の授業を聞いていて理解できない部分がほとんどない

基本をふまえて簡単な入試問題を解けるようになろう

一橋大入試や共通テストレベルの問題は、公式にただ当てはめるだけでは解くことができません。

ここからは、基本問題から一歩踏み出して、身に着けた基本知識を自分の「道具」として使いこなせるように、問題演習を積み重ねていきます。

このレベルを身につけると、共通テストの問題でも解けるものが増えてきます。

もしこの段階で苦手分野が出てきて問題演習が進まないときは、前のステップに戻って確認しても大丈夫です。夏前あたりにはこの段階をクリアしましょう。

次に進むポイント

  • 「青チャート」の「レベル3」までは完璧に解ける
  • 「青チャート」の「レベル4・5」は7割以上解ける

一橋大入試レベルまで引き上げる!入試形式の問題で演習

定石問題は身についたので、あとは一橋大入試に向けて実力を磨くだけ。

入試問題では見たこともないような問題が出ることもありますが、実はどれも定石問題の組み合わせで解けるものです。

応用問題への取り組み方を学んでいきましょう。

  • 入試演習文系数学の良問プラチカ数学1A2B
  • 実践的な問題演習が一通り終わったら、一橋大の過去問や一橋大形式に似た問題で総仕上げをしましょう。

    一橋の数学は問題にクセがあるのでとにかく慣れておくこと大切です。

    • 過去問一橋大の数学
    • 過去問赤本(5〜10年分)

    直近10年分については、時間を計って問題を解き、解説をしっかり読むという作業を丁寧にやっていきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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