慶應義塾大学法学部


慶應義塾大学法学部 小論文の対策

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

  • 2025年度入試から学習指導要領の変更に伴い、各大学の入試配点や出題範囲の変更が予定されています。順次更新していますが、一部古い情報が含まれている可能性もあるので、記事の更新日を必ずご確認ください。

この記事では、慶應義塾大学法学部・小論文の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

慶應義塾大学法学部・小論文の出題傾向

慶應義塾大学法学部の小論文は、まず150行程度の文章を読み、その内容について400字程度で要約したうえで、自分の考えを具体的に論じて全体で1,000文字以内で記述するというものです。設問の指示は、単に「具体的に」と記されていることもあれば、「本文で取り上げられている〇〇に言及しながら具体的に」といった場合もあり、年度によって多少のばらつきはあります。しかし、本文で述べられているテーマに即して、抽象的な議論にとどまらず自分の考えを述べるという試験の趣旨は一貫しているため、文章を的確に要約する力と、テーマに沿って自分の考えを具体的に論述する力を養っておきましょう。

慶應義塾大学法学部・小論文の時間配分

慶應義塾大学文学部・小論文の試験時間は90分です。小論文は構成を作らずに書き始めると、修正に余計な時間がかかって内容が不十分なまま試験を終えてしまう可能性があります。また、慶應義塾大学法学部の場合はテーマとして与えられる文章も150行と長いため、論述に十分な時間を割いて合格点を取るためには読解にかける時間も最適化しなければなりません。こうした戦略は入試本番でいきなり実践できるものではありませんので、模試や過去問で十分に演習を行い、試験の要領をつかんでおきましょう。

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慶應義塾大学法学部の小論文で必要な学力レベル

慶應義塾大学法学部の小論文は長めの文章を読解して要約および意見論述を行う問題です。本文の趣旨から逸脱せず、具体例を示しながら論理的な文章を組み立てる練習が必要です。

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、慶應義塾大学法学部の小論文に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

慶應義塾大学法学部・小論文のレーダーチャートはこのようになります。

慶應義塾大学法学部・小論文のレーダーチャートはこのようになりました。

例年の傾向を鑑みると、今後も要約と意見論述が出題される見込みです。慶應義塾大学法学部ではテーマとなる文章が150行と長いため、要約問題ではポイントを過不足なく読み取る能力と筋道立てて構築し直す能力が求められます。一方で意見論述は制約が少ない分、最後まで書き切るだけであればそれほど難易度は高くありません。しかし、自分の考えを論理的に相手に伝えるためには相応の作法が求められます。全体で1,000文字以内に収める必要があるので、1つ論理的に破綻している部分があれば、大きく減点される可能性があると思って慎重に書く必要があります。

直近の出題テーマ

慶應義塾大学法学部・小論文のテーマ文は法・政治系が多く見られます。国内・海外を問わず社会科学系の諸問題に目を向け、要点を簡潔に説明する習慣を身につけると同時に自分の意見を構築する練習も早い時期から実践しておくとよいでしょう。

慶應義塾大学法学部の小論文が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、慶應義塾大学法学部の小論文で合格点をとるための勉強方法をご紹介します。これから小論文の勉強を始める人は最初から順番に進めてください。あるいは基礎が仕上がっており、慶應義塾大学法学部に特化していきたい人は途中から読み進めてもOKです。

小論文の基本を最短で習得するカリキュラム

小論文の学習では、まず文章執筆に関する基本的な作法を身につける必要があります。どのような文章なら点を取れるのか、また避けるべき表現や構成の注意点といった小論文の基本をここで習得しましょう。

  • インプットスタディサプリ小論文入門
  • インプットスタディサプリ小論文
  • インプット大学受験小論文ルールブック
  • インプット落とされない小論文

まずは「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、小論文の試験ではどのような内容が求められており、また採点基準としてどのようなポイントをマスターしておけばよいかといった入試小論文の概要を押さえましょう。

次に進むポイント

  • 原稿用紙の使い方や文法上の注意点を理解した
  • 小論文の書き方・文章構成の型に基づいて文章を書けるようになった

慶應義塾大学法学部に向けてレベルUP

慶應義塾大学の小論文で合格点を取るためには、当然ながら文章の書き方を理解しただけでは不十分で、自分で文章を書く際に正しく実践できてこそ意味があります。ここからはより発展的な問題を解くことで、慶應義塾大学法学部の小論文に太刀打ちするための武器を磨いていきましょう。

  • 演習世界一わかりやすい慶應の小論文
  • インプットちくま評論選
  • インプット小論文これだけ!慶應・早稲田編

基本的な参考書を終えたら、慶應義塾大学の過去問や形式の似た他大学の問題で仕上げていきます。個別試験の問題傾向は大学によって大きく異なるため、実際に解いて解答のコツを掴みましょう。慶應義塾大学法学部の小論文で合格点を取るためには現代文の実力もかなり高めておく必要があります。特に現代文に苦手意識がある場合や、ちくま評論選まで学習を終えても過去問が思うように解けない場合は、現代文の問題を使って段落ごとの要点を把握し、自分の解答を構築する練習を取り入れましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

小論文は英語や数学などほかの科目に比べて市販されている教材のバリエーションが少ないものの、慶應義塾大学は専用の参考書が出版されているため活用必須です。入試で問われやすいテーマを多数収録した問題集で小論文の演習を行い、得点力を高めておくとよいでしょう。

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。秋以降は必ず総仕上げとして過去問を使っていきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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