東京都立大学


首都大学東京 国語の対策

東京都立大学は2020年4月までは首都大学東京という名前で呼ばれており、東京都内唯一の公立大学として、人気大学となっています。首都大学東京の試験は、大学方針である「本物の考える力」と「未来に挑戦する力」の資質を問われる内容になっています。

この記事では、東京都立大学合格に向けた国語の勉強法をお伝えしていきます。

東京都立大学の国語出題傾向

東京都立大学の国語の試験は例年現代文・古文が出題されています。漢文については共通テストのみのため、特別な対策は不要です。
現代文・古文共に記述問題が中心のため、文章や設問の意図を正確に読み解く読解力、設問に則してわかりやすく記述する記述力が問われます。

東京都立大学国語の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。2020年度までは大問3で400文字以内で記述する小論文が出題されていましたが、2021年度では出題がなくなっています。

  • 第1問 古文
  • 第2問 現代文(評論)

第1問:古文

随筆や説話集等を読み、続く問題に記述式もしくは選択式で解答する形式です。
現代語訳や説明の記述問題が中心のため、文章の内容を正確に読み解く必要があります。助動詞の識別問題等も出題されますので、文法は完璧にマスターしておきましょう。

第2問:現代文(評論)

2000文字程度の評論文を読み、続く問題に記述式で解答する形式です。
例年5問程度の漢字問題も出題されています。100文字程度の記述問題も出題されますので、添削指導等を受けての記述対策は必須と言えます。

東京都立大学国語の時間配分の例

東京都立大学の国語の試験時間は90分です。
和訳や文法問題で得点がしやすい古文から解き始めて、現代文に進むのがオススメです。いずれも文章量は標準程度ですので、内容の読み取り違いがないように落ち着いて解答していきましょう。

時間配分の例

00:00 第1問 古文(25)
00:25 第2問 現代文(評論)(45)
01:10 見直し(20)

時間は十分にありますが、記述対策ができていないと、解答の作成に時間がかかり時間切れになってしまいます。過去問や参考書を利用し、記述対策を行いましょう。

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東京都立大学の国語で必要な学力レベル

東京都立大学の国語は記述問題が中心のため、浅い知識で突破できる試験ではありません。文章や設問を正確に読み解き、自分の言葉で解答を行う必要があるため、高い学力レベルが求められます。

現代文

現代文はレベル5。文脈を捉えそこねると記述問題で大幅に失点してしまいますので、文章を正確に読み解く練習、文脈に則して記述する練習を重ねましょう。
例年漢字問題も出題されています。日常生活でも目にすることの多い漢字の出題が中心ですが、普段から読書等で漢字を目にする機会が少ない方は参考書での対策が必須です。

古文単語

古文単語はレベル4。難しい単語は出題されませんが、標準的な参考書レベルの単語は完璧にマスターしておきましょう。単語帳は1冊を繰り返し読み進めることがオススメです。

古文文法

古文文法はレベル5。正しく品詞分解ができることが必須です。加えて助詞・助動詞の識別や動詞の活用等、文法に関する知識は完璧におさえましょう。

古文読解

古文読解はレベル5。文中の一部の内容を説明する問題が複数出題されるため、正確に現代語訳ができる必要があります。何となくではなく自信を持って訳出できるまで演習を重ねましょう。

漢文句法

第二次選抜では漢文の出題はありませんが、第一次選抜の共通テストで足切りにあわないよう安定して得点を取る必要があります。参考書レベルの句法は漏れなく覚えるようにしましょう。

漢文読解

漢文句法と同様、第一次選抜の共通テストで足切りにあわないよう必要なレベルは対策しておきましょう。

東京都立大学国語が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、東京都立大学の国語で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから東京都立大学に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

古文単語と文法学習で読解の基礎づくり

古文は単語と文法の基礎がしっかり身についていなければ読み進めることはできません。特に東京都立大学のように、1文1文を正確に読み解く必要のある試験では、基礎づくりがとても重要です。まずは古文単語と文法の参考書を繰り返し学習し、基礎を固めていきましょう。

単語は3周以上、文法は2周以上繰り返し、それぞれ8割以上は覚えられているという状態になったら、次のステップに進みましょう。

漢文については共通テストでの出題のみですが、第1次選抜で足切りにあわないようにに早い段階から学習を進めましょう。
現代文についても、読解の基礎を早いうちから身につけるため、この段階で参考書を1冊取り組んでおくと良いです。

こちらは2周程度読み進めて内容が理解できるようになったら次の段階に進みましょう。

高校3年になるまでに各分野の基礎を固められていると良いペースです。

次に進むポイント

  • 助動詞の「接続」「活用形」「意味」を全て覚えている
  • 動詞の活用系を全て覚えている
  • 古文単語帳の単語を8割以上覚えている
  • 漢文の句法を8割以上覚えている

古文を正確に読み解く力をつける「古文読解」の演習

入試問題で古文を正確に読み解くためには、単語・文法の知識だけではなく古文読解の技術も必要です。品詞分解や助詞・助動詞の識別がしっかりと身につけば、迅速かつ正確に古文を読めるようになります。この段階では、参考書を利用して品詞分解や助詞・助動詞の識別を重点的に身につけていきましょう。

マドンナで単語・スタサプで文法を繰り返し学習つつ、古文読解の学習にも取り組んでいきます。

現代文・漢文についてもより実践的なレベルに向けて演習を重ねましょう。

各参考書を2周以上読み進め、8割以上覚えられていれば次の段階に進みましょう。

高校3年生の夏までにこの段階が終わっていればOKです。

次に進むポイント

  • 敬語の表を覚え、品詞分解をマスターしている
  • 助詞・助動詞の識別の仕方がわかっている
  • 現代文・漢文の参考書の内容を8割以上理解している

共通テストレベル攻略に向けて国語各入試演習を実践

古文読解まで身につけたら、現代文・漢文も含めて共通テストレベルの実践的な演習に取り組みます。参考書とあわせて共通テストの過去問を解き、第一次選抜突破に必要な学力を身につけていきましょう。

共通テストの過去問を早い段階から活用し、出題レベルや時間配分を把握しておきましょう。

  • 古文読解センター試験過去問
  • 漢文読解センター試験過去問
  • 現代文センター試験過去問

高校3年生の夏~秋で演習問題に取り組み、共通テストレベルであれば安定して8割以上得点できるという状態を目指しましょう。

次に進むポイント

  • 各参考書の内容を完璧にマスターしている
  • 共通テストレベルの問題は安定して8割以上得点できる

東京都立大学合格に向けて現代文・古文の記述力を強化

共通テストレベルで安定して8割以上得点できれば、第一次選抜を突破できる学力は身についているでしょう。ここからは、東京都立大学の記述問題対策を重点的に行い、第二次選抜突破を目指します。

漢字問題の暗記は直前までにできればいいため、早期に対策する優先度は高くありません。ただし、共通テストの過去問の漢字でもわからない問題が複数あるという場合は、夏明け以降すぐに取り組めるように参考書を準備しておきましょう。

高校3年生の秋以降は直近10年ほどの過去問を赤本で時間を測って取り組みます。記述問題は解答と照らし合わせると共に、自分の記述内容を添削してもらい、どこにズレがあったのかを確認するようにしましょう。2022年度以降の試験で小論文が再度出題される可能性もありますので、過去問を元に小論文対策も必要です。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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