古文の参考書使い方


『共通テスト古文満点のコツ』は共通テスト形式の問題で高得点を狙いたい人にオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『共通テスト古文満点のコツ』は、共通テスト古文で満点を取りたい人にオススメの参考書です。シンプルなデザインで見やすく、巻末には古典常識が載っているので知識を効率よくインプットできます。

『共通テスト古文満点のコツ』を1冊やり切れば、共通テスト形式の問題で満点を狙える力がついているでしょう。

今回の記事では『共通テスト古文満点のコツ』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『共通テスト古文満点のコツ』はどんな参考書?

それではまず『共通テスト古文満点のコツ』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,375
  • 収録問題数
  • 5問
  • ページ数
  • 200ページ
  • 習得にかかる時間
  • 10日間
  • レベル
  • 古文読解に苦手意識がある人、共通テストで高得点を狙いたい人

『共通テスト古文満点のコツ』は、共通テストレベルの問題を完璧に理解するための1冊です。ていねいな解説が載っているので、読解に苦手意識のある人でも問題なく取り組めます。

「読解問題が苦手」「まず共通テストで得点できるようになりたい」という人は『共通テスト古文満点のコツ』を使いましょう。

『共通テスト古文満点のコツ』のメリット・デメリット

メリット

  • 共通テストの解き方のコツが詳しく載っている
  • 問題の解説がていねいで詳しい
  • シンプルなデザインで見やすい
  • 巻末に古典常識がたくさん書いてあるので追加の知識を身につけられる

デメリット

  • 問題数が5問しかないため若干少ない
  • 共通テスト対策なので特有の問題の解説まで載っている

『共通テスト古文満点のコツ』は、シンプルなデザインで見やすい参考書です。巻末には古典常識が載っているので、テストに出やすい知識を効率よくインプットできます。

問題数が少ないというデメリットはありますが、その分、各問題の解説がとても詳しく書かれています。

また、内容は共通テスト対策に偏っていますが、各大学の個別試験で問われる問題形式と大きな違いはありません。共通テストと同じような考え方で問題を解けるため、しっかり勉強すれば各大学の個別試験にも通用する実力をつけることができるでしょう。

ただし問題数は少ないので、問題演習をたくさん積みたい人にはオススメできません。

『共通テスト古文満点のコツ』がオススメな人

『共通テスト古文満点のコツ』は以下のような人にオススメです。

  • 共通テスト古文で正解するための考え方を知りたい人
  • 共通テスト古文で満点を狙いたい人
  • 全文が品詞分解された解説をみながら、学習を進めたい人

『共通テスト古文満点のコツ』は、共通テスト特有の問題について解説が詳しく載っているため、得点が伸び悩んでいる人にオススメです。解説では全文が品詞分解されているため、読解が苦手な人でも使いやすい構成になっています。

『共通テスト古文満点のコツ』は問題数が少ない分、解説が充実しています。共通テスト古文が苦手な人にとってはていねいに感じますが、「問題演習にたくさん取り組みたい!」という人には物足りないかもしれません。

問題演習を中心に進めたい人や共通テストよりも上の私大レベルの問題を解きたい人などは『有名私大古文演習』を使って学習しましょう。

『有名私大古文演習』については、以下の記事でも解説しています!

『共通テスト古文満点のコツ』の使い方

ここからは具体的な『共通テスト古文満点のコツ』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『共通テスト古文満点のコツ』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
何も見ないで問題を1題ずつ解く
Step2.
わからない単語・文法は参考書で確認して、もう一度解いてみる
Step3.
答え合わせをしてすべての解説を読む

毎日の1時間の学習で1題ずつ進めます。マスターするのにかかる時間は10日です。

Step1.何も見ないで問題を1題ずつ解く

まずは、問題を解きましょう。教材に記載されている制限時間内で解くことを意識してください。

試験本番では、制限時間内に解くことが求められます。普段から時間を意識して問題演習をすることで、本番でも焦らずに解くことができるでしょう。

また、最初は辞書を使わないで解いてみましょう。わからない単語や文法が出てきたときに、自分の知っている知識で推測して解く力をつけられます。

Step2.わからない単語・文法は参考書で確認して、もう一度解いてみる

一通り問題を解き終えたら、わからない単語や文法を参考書で確認してもう一度解いてみましょう。

この作業を飛ばさないようにしてください。正解にたどり着くには、単語・文法を知っているだけではなく、知っている単語・文法から答えを導くための思考回路が必要です。

不安だったり、わからなかったりする単語・文法をおさえた上で、どのようにして正解を導き出すのか考えましょう。

ただし、長くても15分程度で完成させ、あまり時間をかけすぎないようにしましょう。

Step3.答え合わせをしてすべての解説を読む

最後に答え合わせをして、すべての解説を確認します。

『共通テスト古文満点のコツ』は、各問題の正解だけではなく、他の選択肢が「なぜ間違いなのか」まで詳しく解説されています。間違えた問題については、ただ答えを確認するだけでは実力は伸びません。「なぜ間違えたのか?」を言えるように復習しましょう。

また、第1章では各設問形式の取り組み方も解説しています。解説を読み込んで、解答のプロセスをしっかり理解しましょう。

このStep1〜Step3を5つの問題すべてでくり返し学習をします。2周目まで終わったら、次の参考書に進んでください。

ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けてせっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。

より細かい古文読解の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『共通テスト古文満点のコツ』を使う際のペース配分

『共通テスト古文満点のコツ』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、第1章の解き方の解説をじっくり読みましょう。解き方の解説を読んだうえで「1日1時間」の学習を進めます。

部活動で忙しくて時間が取れないという人は「2日に1回」学習する時間を作りましょう。もっと忙しければ「毎日の勉強時間を30分」にして、問題を解く日と解説を読む日に分けてもよいでしょう。

受験まで時間がない高校3年生の場合は「1日に2時間」取り組むことで、5日で完成させます。このやり方は「高3の秋だけど基礎が固まっていない」「共通テスト古文の勉強に集中したい」など、受験まで残りわずかで共通テストの対策が必要な人のみ取り組みましょう。

『共通テスト古文満点のコツ』を使う際の注意点

『共通テスト古文満点のコツ』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • なぜこの答えになるのかが理解できるように解説を読もう
  • スキマ時間を活用して古典常識をインプットしよう
  • 毎日継続して学習を進めよう

解説を確認するときは、正解している問題の説明も読み飛ばさないようにしましょう。答え合わせをするときに「なぜこの答えになるのか?」を理解する意識を持つことが大切です。

忙しくて時間が取れない場合は、学習時間を減らしてもいいので毎日継続して進めましょう。期間が空いてしまうと学習内容が定着しません。

また『共通テスト古文満点のコツ』には、問題以外にも古典常識など有益な情報が載っています。スキマ時間を活用してこうした知識もインプットしておくと、成績を伸ばしやすいでしょう。

まとめ

最後にもう一度『共通テスト古文満点のコツ』がオススメな人を確認しましょう。

  • 共通テスト古文で正解するための考え方を知りたい人
  • 共通テスト古文で満点を狙いたい人
  • 全文が品詞分解された解説をみながら、学習を進めたい人

古文読解に苦手意識がある人や共通テスト古文で点数が伸び悩んでいる人などは、『共通テスト古文満点のコツ』を使って基本的な読解問題の解き方を理解しましょう!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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