マドンナ古文は「古文文法」と「読解」どちらにも対応した唯一といってよい参考書。「マドンナシリーズだから買ってみたけど使い方がわからない……」「どの箇所を覚えていけばいいのか分からない……」なんて人も多いのではないでしょうか。この記事では、マドンナ古文の使い方を使った勉強法をお伝えします。マドンナ古文は、正しい使い方をすれば文法のアウトプットから古文読解まで練習できる参考書。ぜひ、この記事であつかう基本の使い方を実践してみてください。

- 案件
マドンナ古文の使い方と勉強法を教えてください

マドンナ古文の使い方と勉強法を教えてください






戦略01 マドンナ古文はこんな人におすすめ!

マドンナ古文の基本情報
- 料金
- ¥1,080
- ページ数
- 512ページ
- 習得にかかる時間
- 70時間
- レベル
- 定期テストからセンター試験・国立2次・早慶レベルまで対応可能
- 持ち運びやすさ
- ★★★★★(手のサイズにフィット。電車でも勉強しやすい)
- おすすめ度
- ★★★★★(古文文法の鉄板!)



こんな人におすすめ!チェックリスト
- 文法はある程度勉強したが文章が読めるようにならない
- 習った文法の使い方がわからない
- 単語、文法を勉強したけど、読解に不安がある


こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 古典文法の基本的な知識の理解ができていない……
「スタディサプリ」がおすすめ! - センター試験より高いレベルの読解力 を身に着けたい
古文上達がおすすめ! - 記述問題を解けるようになりたい!
得点奪取古文がおすすめ!


ほかのおすすめ文法参考書も見たい、メリットやデメリットをきちんと比べたい、という人は、こちらの記事もチェック!
戦略02マドンナ古文の使い方・勉強法!




・古文文法の勉強での注意点を知っておきたい
・「部活で忙しい!」「受験まで時間がない!」


基本的なカリキュラムのステップ
1周目
- Step1.
- テキストを読む
- Step2.
- 問題が出てきた場合は解く
- Step3.
- 問題の解説を読む
- Step4.
- 解説を読んでもわからない問題はもう一度テキストを読む
2周目
- Step1.
- もう一度テキストを読む
- Step2.
- 問題を解く
- Step3.
- 問題の解説を読む
- Step4.
- 解説を読んでもわからない場合はテキストを読み直す
- Step5.
- 1ページが完璧になったら、step2~step4を1セクション終わるまで繰り返す。
3周目
- Step1.
- 問題を解く
- Step2.
- 解説を読む
- Step3.
- 解説を読んでわからなかった場合はもう一度テキストを読み直す

- わからなくても最後まで読み進めよう!
- 問題文はできる限り自力で解こう!
この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。

まだ古典文法をしっかり学習できていない人、苦手意識がある人は、最初のうちは何が書いてあるのかわからない、全然理解できないと思ってしまうかもしれません。しかし、最後まで解かずに解説を見てしまうと、本番で意味を理解する力もつきませんし、自分がどこまで分かるのか、を知ることができません。

マドンナ古文は文法を文章の中で使って覚えていく参考書です。インプットしようという意識よりは、アウトプットを繰り返して覚えるという意識で読み進めることが大事です。ですので、問題文が出てきたときにはアウトプットする場所だと思ってできる限り自分で解いていきましょう。たとえわからなくても解説がきちんと付いているので心配はいりません。どんどん自分の力で解き進めて、文法を「使うこと」で定着させていきましょう。 最低10分はわからなくても頑張ってみましょう。
戦略03 こんな使い方は要注意!使い方のコツ

1.マドンナ古文の使用上の注意
戦略02であげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- わからなくても最後まで読み進めよう!
- 問題文はできる限り自力で解こう!
これ以外にも、マドンナ古文だからこそ気をつけてほしいことがあります。
必ず問題を解く!
マドンナ古文は解説が長い分、問題まで解くのがおっくうになってしまうかもしれません。「自分は古文がニガテだからとりあえず読んでおけばいいか」「時間がないから演習を飛ばしたい」という人は要注意。解説が長いからこそ、アウトプットが必須。問題をしっかり解いて、解説も全て目を通しましょう。

2.こういう使いかたもある!最大限活用するコツ!

「識別&訳仕分け早わかりチャートを使う」
マドンナ古文には、「識別&訳仕分け早わかりチャート」という識別のテクニック集が別冊でついています。「に」や「なり」など「これはなんの助動詞?それとも動詞?」という紛らわしい単語の識別の仕方がまとめてあります。
Aくんの例

普通に本書も読むのですが、問題で間違えたときは 「識別&訳仕分け早わかりチャート」で識別の仕方を復習しています。何だかんだテクニックがあるだけで識別がラクになるので、センター試験などでかなり役立ちそうです。

まとめ

- 「わからなくても最後まで読み進めよう!」「問題文はできる限り自力で解こう!」
- 「必ず問題まで解くこと!」
- 「問題の解き方を身に着けるイメージで!」

古文単語を覚えたい!
早慶レベルの読解力を鍛えたい!
センターに絞った読解演習を行いたい!
自分にあった参考書を知りたい!もっと詳しく比べたい!