早稲田大学文学部


早稲田大学文学部 国語の対策

日本のトップクラスの私大として知られる早稲田大学文学部の国語は、短時間で大量の文章を読み、正確な解答が必要となる高難易度の試験です。同じ難易度の高さでも、国公立とは異なるコツが必要となり、対策が必須です。

この記事では、早稲田大学文学部の国語攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

早稲田大学文学部の国語出題傾向

早稲田大学文学部の国語の入試はほぼ全てが選択式で、記述問題も本文中から文字を抜き出す形式です。自分で記述内容を考えなくても良いため、解答が楽と思われがちですが、現代文・古文・漢文すべてバランス良く出題されかつ文章量も多いため難易度は高いです。
文章を何度も読む時間はないので、一度でポイントをつかんで解答する力が必須になります。

早稲田大学文学部国語の各問題の特徴

  • 第1問 現代文(評論)
  • 第2問 現代文(評論・エッセイ)
  • 第3問 古文
  • 第4問 漢文

第1問:現代文(評論)

大問1、2あわせて1万文字程度の評論文を読み、続く問題に選択もしくは文中の文字を抜き出す記述で解答する形式です。
文章は例年専門的・抽象的なものが多く、文章量も相まって難易度が高めです。

第2問:現代文(評論・エッセイ)

大問1、2あわせて1万文字程度の評論文を読み、続く問題に選択もしくは文中の文字を抜き出す記述で解答する形式です。
大問1と同様文章自体も難解なため、問題のポイントに掴んでスムーズに解答する力が必要になります。

第3問:古文

私家集などの文章を読み、続く問題に選択もしくは文中の文字を抜き出す記述で解答する形式です。
記述式問題は出ても1問程度で、ほとんどが内容把握の選択式問題となっています。早大文学部の国語試験は私大でトップクラスの難易度と言われており、安定して得点するには単語・文法・読解の力を身につけていることに加えて、多くの文章にふれているかがポイントになります。文学史の問題も例年出題されているため、対策が必要です。

第4問:漢文

物語文や論説文を読み、続く問題に選択で解答する形式です。
問題数は4問程度と少ないものの、文章量が多く、白文の書き下し問題も出題されるため難易度は高いと言えるでしょう。しかし古文に比べれば得点がしやすい問題です。前後の文脈や語法に着目し、確実に得点を取れるようにしましょう。

早稲田大学文学部国語の時間配分の例

早稲田大学文学部の国語の試験時間は75分です。
最初は着実に得点ができ、かつ素早く解くことができる漢文から解き始めるのがオススメです。続けて古文を解き、残りの時間で現代文の大問1、2を解いていくと良いでしょう。ただし、古文の難易度は高いため、古文で時間を使いすぎて現代文を解く時間が足りなくならないよう注意が必要です。

時間配分の例

00:00 第4問 漢文(10)
00:10 第3問 古文(15)
00:25 第1問 現代文(評論)(20)
00:45 第2問 現代文(評論・エッセイ)(20)
01:05 見直し(10)

早大文学部の国語試験はとにかく時間が不足しがちです。多くの問題に触れ、文章を素早く「1回で正確に」読み解く力をつけて、未回答がなくなるようにしましょう。

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早稲田大国語で必要な学力レベル

早稲田大学文学部の国語は古文こそ難易度が高めですが、その他は文章量が多いことが難易度が高くなっている要因です。

現代文

現代文はレベル4。文章量が多いため、文章を早く読み解くコツの習得が必要です。最初に問題文を読み、どこの部分でどのような問題が出題されているかを把握するなど、テクニックもおさえておくようにしましょう。

古文単語

古文単語はレベル5。難解な単語が出題されることも多いため、他の大学で出題されるレベル+αの対策が必要です。文学史も出題されるため、その対策も必要になります。

古文文法

古文文法はレベル4。難解な文法は出題されませんが、標準的な文法は漏れなくおさえるようにしましょう。各活用形や接続、品詞分解が正確にできるよう演習が必要です。

古文読解

古文読解はレベル4。正しい訳ができることはもちろん、文章量が多い問題に対応できるように多くの演習問題を解いてステップアップしましょう。

漢文句法

漢文句法はレベル4。正しい訳出ができるよう句法はしっかりおさえておきましょう。早大の国語では書き下し問題も出題されるため、書き下し問題にも対応できるようになっておく必要があります。

漢文読解

漢文読解はレベル3。標準的なレベルのため、基礎を固めて着実に得点が取れるようにしましょう。文脈をおさえて意味をはきちがえないよう注意が必要です。

早稲田大学文学部国語が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、早稲田大学文学部の国語で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから早稲田大学文学部に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

合格に向けた下準備!古文・漢文の単語と文法で基礎固め

早稲田大学文学部の古文・漢文は、文章量こそ多いものの基礎がしっかり固まっていれば高い正答率をだすことは可能です。実践的な演習を積み重ねる前にしっかりと下準備をしていきましょう。

単語については3周やりきって8割以上覚えられている状態、文法については問題集で8〜9割取れるようになったら、次のステップに進みましょう。

現代文についても、早大文学部の現代文は文章量が多いため、今のうちに読解の基礎を身につけておくと良いです。

  • 現代文高校現代文をひとつひとつわかりやすく。

こちらは2周ほど読み進めていけばOKです。

高校3年になるまでにこれらの基本を固めてしまいましょう。
一通り参考書の内容が身についたら次のステップに進みます。

次に進むポイント

  • 助動詞の表に載っている「接続」「意味」「活用」を理解している
  • 動詞の活用を理解している
  • 古文単語帳の意味の8割は答えられる
  • 漢文の句法の8割は答えられる

素早く正確に読み解く力をつける「古文読解」の練習

基礎固めができたら、素早く正確に文章を読み解く「古文読解」の練習を積んでいきましょう。早稲田大学文学部の古文は特に文章量が多いため、「古文読解」の習得は必須と言えます。

現代文についてもここで共通テストレベルの実践的な演習を積んでいきましょう。

各参考書で8~9割は覚えている・解けるレベルまで持っていきましょう。
高校3年生の夏までに完了している状態がベストです。

次に進むポイント

  • 敬語の表を覚え、品詞分解がスムーズにできる
  • 助詞・助動詞の識別について、完璧に識別ができる
  • 古文がスラスラ読めるようになってきている

共通テストレベルの問題に太刀打ちできる国語の各入試演習を実践

古文読解を身につけたら、現代文・漢文も含めてどんどん問題演習をしていきます。共通テストレベルの問題は演習教材として非常に使いやすいので、私大志望でも積極的に活用したいところです。

共通テストで安定して得点できないという方も、ここで演習を重ねることで得点を底上げしていきましょう。高校3年生の8月〜10月で取り組めるのが理想です。

  • 古文読解センター試験過去問
  • 漢文読解センター試験過去問
  • 現代文センター試験過去問

次に進むポイント

  • 共通テストレベルの問題は安定して8割以上正解できる

早稲田大学文学部を合格レベルまで引き上げる!難易度の高い古文、現代文を演習

このステップまでくれば、基本的な入試対応力は身についているため、あとは早大文学部の試験レベルまで引き上げていくだけ。特に難易度が高めな古文と現代文を重点的に対策していきます。

暗記は直前までにできればいいため文学史の対策はあまり優先度が高くありませんが、早大文学部では文学史の問題も出題されるため、夏明け以降にしっかり取り組めるように参考書を準備しておきましょう。古文単語帳は基本的に1冊あればいいのですが、早稲田志望の場合は難単語も出題されるため、もう少し多くの古文単語までやっておきたいところです。

過去問は直近10年ほどを時間を測って取り組みましょう。実際に過去問を解くことで、大問ごとにどの程度時間がかかるのかを意識することが重要です。高校3年生の11月以降から、最後の仕上げでどんどん取り組んで解いていきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)
  • 過去問早稲田の国語

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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