早稲田大学文学部


早稲田大学文学部 世界史の対策

早稲田大学文学部の世界史は総合力を問われる試験で、マーク式・記述式・論述式という3つの形式での出題があります。出題範囲も時代・地域にあまり偏りがなく、文化史からの出題もあるため幅広い知識が必要です。そんな早稲田大文学部の世界史だからこそきちんと傾向をつかんで必要な対策をしっかりしましょう。

この記事では、早稲田大学文学部の世界史の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

早稲田大学文学部・世界史の出題傾向

例年、早稲田大学文学部の世界史ではマーク式、記述式、論述式の問題が出題されています。問題のレベルとしては教科書に載っているレベルのものが多いですが、受験生のほとんどが知らないような難しい問題が数問出る場合もあります。時代的には古代から現代までまんべんなく出題されますが、現代史がやや少ない傾向にあります。地域的にも偏りはあまりありませんが、やや東洋史が多くなっています。文化史は頻出なので語句を覚えるだけでなく資料集などで作品の写真を見ておくようにしましょう。

マーク式が半分強、記述式が半分弱で、論述式は必ずしも毎年出るわけではありません。

早稲田大学文学部世界史の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 単答問題
  • 第2問 単答問題
  • 第3問 単答問題
  • 第4問 単答問題
  • 第5問 単答問題
  • 第6問 単答問題
  • 第7問 単答問題
  • 第8問 単答問題

ほとんどの問題が記号や単語で答える単答問題となっています。

マーク式問題

マーク式では空欄補充、正誤問題、年代整序が出題されています。正誤問題は選択肢を1つ1つ丁寧に読み込んで誤っている箇所を見つけていくようにしましょう。また「誤っているものはどれか」だけでなく「正しいものはどれか」という問題もあるので、問題文の指示を見落とすことのないように集中して問題文を読む必要があります。年代整序については通史理解を深めることで対策しましょう。

記述式問題

記述式では用語を答えさせる問題が出題されます。教科書の太字にはなっていないような難易度の高い問題も出題されるので、一問一答や用語集などを使って単語の知識を固めましょう。

論述式問題

論述式については使用すべき語句が指定されており、字数も30字~120字程度の短いものになっています。問題のレベルとしては標準的で、基本的には教科書をしっかり読んでいれば解けるものがほとんどです。論述式は毎年必ず出題されるわけではありませんが、論述問題のほとんどは中国がテーマの大問で出題されています。

早稲田大学文学部世界史の時間配分の例

文学部の世界史の試験時間は60分で、大問は8つあるので大問1つあたり7分のペースで解いていくことになります。各大問には5~7問の小問があり、全体として問題数が多いので1問あたりにかけられる時間はあまり多くありません。短いとはいえ論述はマーク式・記述式よりも時間がかかるので、試験開始時に論述問題があるかどうか確認しておいた方が良いでしょう。正誤判定も時間がかかるのでそれ以外の空欄補充などをなるべくスピーディーに解いていく必要があります。

時間配分の例

00:00 第1問 単答問題(7)
00:07 第2問 単答問題(7)
00:14 第3問 単答問題(7)
00:21 第4問 単答問題(7)
00:28 第5問 単答問題(7)
00:35 第6問 単答問題(7)
00:42 第7問 単答問題(7)
00:49 第8問 単答問題(7)

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早稲田大文学部世界史で必要な学力レベル

通史理解

通史理解はレベル5。年代整序の問題は毎年出題されているため、教科書や年表を繰り返し読むことで歴史の流れを頭に入れておく必要があります。空欄補充も多く出題されるので単語の知識を歴史の流れと結び付けておくことが大切です。

単語暗記

単語暗記はレベル5。用語を答えさせる問題では非常に難易度の高いものが出題されることがあります。教科書レベルの単語暗記を完璧にしたうえで余力があれば用語集などでさらに単語の知識を増やしましょう。記述式の難しい問題で点数を取ることができれば他の受験生と差をつけることができます。

一問一答を何度も解いて完成度を高めましょう。単語を暗記するときには漢字間違いにも注意が必要です。

短文論述

短文論述はレベル2。基本的には教科書レベルのものがほとんどなので、しっかり教科書を読みこんだうえで参考書を使って問題演習をしましょう。

早稲田大学文学部の世界史が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、早稲田大学文学部の世界史で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから早稲田大学文学部に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

まずは世界史の全体像を知ろう

世界史に苦手意識があるという人は、まずその苦手を払拭するため、世界史の全体像を理解することから始めるべきです。以下のチェックリストに当てはまる場合は、まず1番基本的な問題集から取り組むようにしましょう。

  • 教科書に載っている内容を正直ほとんど理解できていない
  • 世界史がそもそも苦手
  • 学校の授業についていけない

これらに1つでも当てはまる場合は、以下の参考書からスタートしましょう。

この参考書は、中高で習う世界史を短時間で一通り復習できるものです。本格的な受験勉強を始める前に歴史の大まかな流れを頭に入れておくようにしましょう。

先程のチェックリストに当てはまらない場合は次のレベル、映像授業などを通した教科書レベルの内容理解と復習に進みましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、まずは歴史の流れを確認していきます。それぞれの時代・地域の重要な用語を確認しながら勉強を進めていきましょう。
また、始めから一問一答で演習するとただの単語の丸暗記になり、実践問題で知識を生かせなくなってしまいます。歴史の流れの復習も兼ねて、単語を覚える時には穴埋め形式の問題集がおすすめです。

次に進むポイント

  • 世界史の苦手意識が少し薄れてきた
  • 細かい単語は覚えていなくても、世界史の歴史の流れ全体や出来事はすべて把握できた
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

早稲田大文学部入試の問題を解けるようになるためにレベルを上げていこう

早稲田大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、語句や歴史の流れについての知識があるだけでは不十分です。ここからは問題演習を重ねて、定石問題の解き方を身に着けていきましょう。

夏頃には問題演習をできるレベルまで知識を固めておきましょう。

正誤問題や年代整序の練習にはセンター試験の過去問も便利です。

  • 単語暗記センター試験過去問

次に進むポイント

  • 共通テストレベルの問題が解ける
  • 一問一答にスムーズに答えられる

早稲田大文学部の世界史で合格点を取るための総仕上げ

定石問題が身についたらいよいよ入試問題に取り組みます。早稲田大学文学部のレベルまで仕上げていきましょう。

論述問題の演習をする際には30字~120字の短めのものを選ぶようにしましょう。

基本的な参考書をやり終えたら、早稲田大文学部の過去問や似た形式の問題で最後の仕上げをします。

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。問題数が多いため、テンポ良く解いていくことが重要です。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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