世界史勉強法


世界史論述レベル5|最後の仕上げは『過去問』だ!論述の過去問演習の方法

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

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    最難関大学の世界史論述を教えてください!

まだ世界史論述レベル4の記事を読んでいない人はこちらから確認しよう!
さあ、赤神先生、ついにここまでやってきましたよ
お、今回はいつになく気合が入っているな。
論述の最高レベルですからね。気合がなくては立ち向かえません!
そうだな。今回は、最難関大学の世界史論述過去問演習について紹介していくぞ。
ところで、最難関大学ってどこらへんなんですか?
主に旧帝大だな。
旧帝大?
東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大の7つの大学のことだ。
これはまた難しそうな大学がずらりと……。
大丈夫だ!これらの大学でもきちんと対策していけば、必ず入試は突破できる!
ますます気合が入ってきますね。
今回の記事はこんな人に読んでもらいたいぞ!
  • 志望校が旧帝大、もしくは一橋大、千葉大、筑波大、首都大のように難しい論述が課される大学
  • 世界史論述でしっかりと得点を確保したい!
旧帝大だけじゃないんですね!
そうだな。特に一橋大や筑波大などの論述は、全国でもトップクラスに大変な試験だ。気合いを入れて対策してくれ。
あ、あと、過去問演習ってどれくらいやればいいんですかね?普通の問題演習とは違うんですか?
わかりやすく説明すると、過去問演習に力を入れないとこんな風になる。

地獄絵図
大学ごとの傾向をつかめない!
マルオ:こんな問題やったことないよ……
形式に慣れておらず実力が出せない!
マルオ:本当はもっとできるはず……
時間配分で混乱する!
マルオ:予想より時間がない……どうしよう……

わざわざ僕を使って説明しなくても。
まあまあ。しかし、過去問演習をきちんと行えばこんな風になれるんだ!

天国絵図 志望校の傾向に強くなる! マルオ:狙われやすいポイントは重点的に対策! 実力通りに試験が解ける! マルオ:やりきったぞ! 時間配分で慌てない! マルオ:きちんとプランを立てたおかげだね!

こんな風に、過去問演習をきちんとこなしているかどうかで本番の試験の点数は大きく左右される!今まで勉強したことを活かすためにもきちんと過去問演習を重ねよう!
問題演習とは違った重要性があるんですね!
そうだな!下のチェックリストでレベルを確認してから具体的なカリキュラムに入ってくれ!

ペン画像このカリキュラムでできること

こんなことができるようになる!!チェックリスト

  • 志望校の傾向に慣れることができる
  • 本番を想定した演習を重ね、自分の点数を伸ばせる!

ここまではできない!!チェックリスト

このカリキュラムは世界史の実力がしっかりとついている人向けの記事だ。もし、世界史の知識の面で不安が多いのであれば、ほかの記事を読んで対策しよう!

ペン画像どの参考書を使うのか?

今回の世界史論述レベル5では赤本を使用するぞ!

赤本には大学ごとに出ているものの他、有名大学ならばこの画像のように科目ごとでも赤本は出版されているぞ!科目ごとがあればそちらのほうがおすすめだ!

入手方法

なぜ、この参考書を使うのか??

メリット

  • 志望校の傾向を把握できる
  • 本番の試験を想定した演習に最適

デメリット

  • 実力のない人が演習しても効果がない
本番に向けて一気に演習していくぞ!ちなみに今回は過去問10か年分を解くことを想定して解説していくぞ。大学によってはそれ以上の対策は必要であったり、逆に10か年分の過去問が手に入らないこともあるかもしれないが、ひとつの基準として読んでくれ!

ペン画像どのように進めていくのか??

毎日の勉強時間

約1~2時間

マスターするのにかかる時間

20日間

毎日の勉強内容

1、2周目

Step1.
論述問題を解く
Step2.
解説を読んで記述に盛り込むべきポイントを押さえる
Step3.
解説の内容を意識してもう一度論述に取り組む

毎日1~2時間で、3つのステップを繰り返すだけ!

難しい問題を考え抜こう!
世界史論述レベル5で紹介しているような大学の問題は、どれも一筋縄では行かないものばかりです。知識を持っているだけではなくどのように組み立てるのか、どのような歴史の見方をするのかなど、入試で初めて出会う問題設定も考えられます。そのような問題が出題されたときにも対応できるよう、難しくても納得できる論述ができるまで考えましょう!
復習が必須!
論述の答え合わせをした後に、見直しだけで終わってはいけません。解説を読むと書くべきポイントが説明してあるのでわかったつもりになっていますが、実際に文章を構成するとどのような並べ方になるのかは自分の力によってしまいます。自分の言葉で解説されたことを並べなおし、納得のいく解答を作ってください!
論述で出た内容を教科書で確認しよう!
世界史のテストは大学教授が自分の専門領域から出題しています。ですから、過去問で出題された範囲は再び形を変え出題される可能性もあります。論述で問われた内容は教科書で復習しておきましょう!また、教科書を読み直すことで、今までは気づかなかった歴史のとらえ方を見つけられることがあり、そのような発見は入試でも大きく役に立ちます!
今回紹介したのは赤本の使い方だが、論述全体の勉強についても以下の記事で詳しく解説しているぞ!

ペース配分調整のめやす!

入試まで時間のある、夏休み前の高校3年生

夏休み前であれば、まだ世界史論述に本格的に取り組む必要はなく、英語や数学に集中してください。ですが、過去問を一度は解いておき、問題形式は把握しておくとよいでしょう。過去問を知っているだけで、世界史の勉強全体が効率的になっていきます!

入試まで時間のない高校3年生

冬休みも終わり、いよいよ入試が近づいてきた高校3年生は自分の世界史の実力をきちんと把握しながら適切な対策を行っていきましょう。そもそも論述の実力が足りなければ過去問を解き続けるのではなく、世界史論述レベル2などに立ち返り、きちんと力をつけていくことも手段の一つです。特に現役生の社会科目は最後まで伸びていくので最後まで走り続けてください!

志望校別の対策を見る!こちらをクリック

『自分はこのカリキュラムで志望校に合格できるのかな?』
『メリットもデメリットもわかった。けど、本当にこのまま進めていいのかな?』
そう思った人は、こちらの志望校別対策をチェック!

世界史論述レベル5の勉強法の注意点

良い例

  • 本番を想定し、時間を計って解く
  • 過去問で問われたことを、参考書を見て整理する
  • 過去問演習に入る前に簡単な論述から始める

悪い例

  • 時間を決めず、だらだらと解き続ける→過去問演習の意味がなくなる!集中して時間内に解き切ろう!
  • 解説を読んで満足!→わかったつもりでは成績は伸びない!もう一度解きなおそう!
今回の記事のまとめだ!これを読んでさっそく勉強を始めよう!
  1. 入試本番をイメージして解こう!
  2. 解きなおしが重要!覚えてしまう勢いで復習しよう!
  3. できなかったことは教科書で確認!

 PREVIOUS:世界史論述レベル4|『ヨコから見る世界史』で論述に使う知識を身につけよう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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