『古文単語FORMULA600』は、早稲田・上智などの最難関レベルの古文単語を身につけたい人にオススメの単語帳です。アプリの確認テストを活用することで、覚えた後にすぐアウトプットできます。
『古文単語FORMULA600』を1冊やり切れば、最難関大レベルの古文単語をマスターできるでしょう。
今回の記事では『古文単語FORMULA600』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『古文単語FORMULA600』はどんな単語帳?
それではまず『古文単語FORMULA600』がどんな単語帳なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,100
- 収録単語数
- 600個
- ページ数
- 256ページ
- 習得にかかる時間
- 1ヶ月半
- レベル
- 志望校が早稲田・上智大の人、共通テストは8割以上取れる人
『古文単語FORMULA600』は、古文単語の仕上げにふさわしい1冊です。基礎・基本レベルの勉強ではあまり出題されないハイレベルな単語や知識が載っています。
「古文単語を完璧にしたい」「ハイレベルな単語をマスターしたい」という人は『古文単語FORMULA600』を使いましょう。
『古文単語FORMULA600』のメリット・デメリット
メリット
- 最難関大レベルの古文単語を集中的に覚えられる
- 古文単語をスムーズに暗記できる工夫がされている
- アプリのテスト機能を使って覚えてすぐにアウトプットできる
- 音源をダウンロードしていつでも勉強できる
デメリット
- 最難関大学を目指していない人には必要ない単語が多い
- 入試に出てこない可能性がある単語もある
『古文単語FORMULA600』では、早稲田・上智大などの最難関大学で出題される古文単語を集中的に覚えられます。アプリをダウンロードすると、確認テストや音声学習ができるのが特徴です。
単語帳で学んだ内容は確認テストですぐにアウトプットできます。そのため、通学時間や寝る前のスキマ時間を利用して取り組むとよいでしょう。
ただし、高いレベルの単語帳のため、難関大以外の入試では出題されない可能性もあります。その場合は、単語の学習に時間をかけすぎないよう注意してください。
『古文単語FORMULA600』がオススメな人
『古文単語FORMULA600』は以下のような人にオススメです。
- 共通テストで8割以上を安定して取れる人
- 志望校が早稲田・上智大の人
- 古典の基礎・基本~標準の学習を終えている人
『古文単語FORMULA600』は、入試へ向けて万全な準備をしたい人にオススメの単語帳です。難しい単語をイメージしやすいように、イラストをつけて解説するといった工夫がされています。
『古文単語FORMULA600』は、志望校が早稲田・上智大レベルの人は、学習しておきたい1冊です。ただし、基礎が固まっていない人は、まずは『マドンナ古文単語230』を使って入試頻出の重要単語をおさえましょう。
自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。
『マドンナ古文単語230』については、それぞれ以下の記事でも解説しています!
『古文単語FORMULA600』の使い方
ここからは具体的な『古文単語FORMULA600』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い単語帳でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『古文単語FORMULA600』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 1ページずつ見出しの単語を見て現代語訳を覚える
- Step2.
- 1ページが完璧になったと思ったら赤シートを使ってテストする
- Step3.
- 間違えた単語の現代語訳をもう一度覚える
- Step4.
- 完璧になったと思ったらもう一度テストする
- Step5.
- Step3とStep4を繰り返す
Step1.1ページずつ見出しの単語を見て現代語訳を覚える
1周目は、まず1ページずつ見出しの単語をみて現代語訳を覚えましょう。解説が載っている場合は、必ず1回は読むようにしてください。
1つの単語で複数の意味が載っている場合は、最初から全て覚えましょう。
Step2.1ページが完璧になったと思ったら赤シートを使ってテストする
完璧になったと思ったら、赤シートを使って現代語訳を思い出せるかテストをしましょう。
ここで覚えられていない単語があったら印をつけておきます。印をつけておくことで、後ほど覚えなおしをするときに「どの問題を間違えたか」を確認する手間が省けます。
Step3.間違えた単語の現代語訳をもう一度覚える
次に、間違えた単語の現代語訳をもう一度覚えなおしましょう。
覚えられていない単語を復習することで知識が増えていきます。面倒に感じても必ず覚えなおしをしましょう。
Step4.完璧になったと思ったらもう一度テストする
完璧になったと思ったら、再度テストをして本当に覚えられているか確認しましょう。
ここまでできれば、次のページに進んでください。
Step5.Step3とStep4を繰り返す
万が一、Step4で覚えられていない単語があった場合は、完璧に覚えられるまでStep3とStep4を繰り返しましょう。
繰り返し単語を見ることによって脳に情報が残りやすくなります。
2周目以降は、1周目で覚えた単語の現代語訳がどこまで定着しているか確認します。赤シートを使い、赤字の現代語訳を思い出せるかテストしましょう。
このとき間違えたものには印をつけて、印をつけた問題のみをくり返し学習してください。
より細かい古文単語の覚え方については、以下の記事で詳しく解説しています!
『古文単語FORMULA600』を使う際のペース配分
『古文単語FORMULA600』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
部活動で忙しくて時間が取れないという人は、無理に取り組む必要はありません。まずは、古文単語の基礎・基本を優先して勉強しましょう。古文単語の基礎・基本~標準が固まって少し余裕が出てきたら、『古文単語FORMULA600』に取り組みましょう!
受験まで時間がない高校3年生で、古文単語の勉強をあまりしてこなかった場合は、『読んで見て覚える重要古文単語315』や『マドンナ古文単語』などを使用して基礎・基本を完璧にしておきます。
高校3年生から上記のような参考書を使って古文単語の基礎を始めると、入試までに『古文単語FORMULA600』まで手が回らないこともあるでしょう。
しかし、早稲田など最難関レベルの大学を目指すのであれば『古文単語FORMULA600』レベルの知識は必要です。そのため、12月など入試直前になっても構わないので、一通り『古文単語FORMULA600』には目を通しておきましょう。
万が一「古文単語FORMULA600」に取り組めなくても、基礎レベルの単語帳を1冊完璧に仕上げていれば合格点は狙えます。その場合は、普段以上に「過去問で出てきた単語」をきちんと覚えることに集中しましょう。
『古文単語FORMULA600』を使う際の注意点
『古文単語FORMULA600』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 時間を計って単語を覚えよう
- 覚えた後にすぐにテストをしよう
- アプリを有効活用しよう
単語を暗記する際は、時間を計ることをオススメします。時間を意識しないで暗記を進めると、ダラダラと進めてしまう可能性があるからです。
また、1ページ分の現代語訳を覚えたら必ずテストを行いましょう。この作業をしないで次に進んでしまうと、せっかく学習した単語を完璧に覚えられず、勉強が無駄になります。
アウトプットをするときは、付属のアプリを利用してもよいでしょう。アプリの確認テストに取り組むことで、スキマ時間を使って知識を定着させられます。
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば古文の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
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最後にもう一度『古文単語FORMULA600』がオススメな人を確認しましょう。
- 共通テストの得点率が8割以上を安定して取れる人
- 志望校が早稲田・上智大の人
- 古典の基礎・基本~標準の学習を終えている人
レベルの高い単語帳がほしい人や最難関レベルの大学を目指している人などは、単語を覚える足掛かりとして使いましょう!