慶應大学文学部の世界史入試の対策法|入試内容を徹底分析
慶應大学文学部の世界史入試の全体外観
慶應大学文学部の世界史の入試は、例年、大問4題で構成されています。問題形式は空欄補充の問題が8割を占めていて、出来事や人物名だけでなく史料や年号まで細かいところまで問われます。
時代別、地域別の出題傾向はともに幅広く、未学習の分野を残すことなく演習を行なっていきましょう。
慶應大学文学部の世界史のレーダーチャート分析
解説
慶應大学文学部の世界史のレーダーチャートはこのようになりました。論述を除いて通史理解、単語暗記の両方で高い完成度が求められます。
特に単語暗記は難解な単語を覚えるというよりは教科書に載っているレベルの知識を高い完成度に仕上げるよう意識して演習しましょう。
通史理解
通史理解はレベル5。時代・地域共に出題分野にはほとんど偏りがありませんのでどこの地域で何が起きたのか、なぜその出来事が起きたのかを幅広く、さらに細かく理解する必要があります。
また近年文化史の問題も出題されます。芸術作品や建造物がいつ頃のもので、歴史上の出来事とどう関係しているのか理解しておきましょう。
単語暗記
単語暗記はレベル5。上記で述べたように、難解な単語を覚えるよりも教科書に載っているレベルの単語を抜かりなく覚えることに注力しましょう。
教科書にある太字の単語はもちろんのこと都市の場所や、注釈までしっかり覚えておく必要があります。また文化史の対策も必須です。覚える内容が細かい分、覚えるためにストーリー化するなどして工夫して演習しましょう。
論述
論述はレベル0。特に対策する必要はありません。
慶應大学文学部の世界史入試の対策法|具体的な勉強内容を分析
慶應大学文学部の世界史でやるべき参考書リスト
通史理解カリキュラム
レベル0→1
レベル2→5
単語暗記カリキュラム
レベル0→35>
レベル3→4
レベル4→5
対策の全体方針|慶應大学文学部の世界史
慶応大学文学部の世界史は、以上のように幅広い分野をまんべんなく演習していく必要があります。
また記述形式の問題も多く出題されるため、なんとなく覚えている状態ではなく覚えた用語を書き起こす力が必要です。そのためには『一問一答』などでインプットしたあとに 『実力をつける100題』などを活用してアウトプットをして対策しましょう。