世界史学習で一番最初に「歴史の流れ」を理解するためには、映像授業を活用することが最適です。その中でもオススメなのが『Try IT』(トライイット)の映像授業。世界史の1つ1つの分野を詳しく理解したい人にオススメの無料映像授業です。
『Try IT』を一通りやり切れば、歴史の流れを把握し、スムーズに用語暗記を進める下地を作ることができるでしょう。
今回の記事では『Try IT』高校世界史の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『Try IT』はどんな内容?
それではまず『Try IT』がどんな内容なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- 無料
- 収録動画数
- 47本
- 習得にかかる時間
- 約1ヶ月半
- レベル
- 大まかな世界史の流れを把握している人、世界史が苦手な人
『Try IT』とは、「家庭教師のトライ」が提供する映像授業サービスです。厳選された講師による授業で勉強できるため、スムーズに内容を理解できるでしょう。
1回約15分の授業で内容をわかりやすく解説しているため、世界史を苦手に感じている方でも学習を継続できます。何より無料ですべての授業を見ることができるため、「とりあえず勉強をはじめてみる」というときにも使いやすいです。
「世界史が苦手」「まだ受験生ではないのでじっくり基礎を始めたい」という人は『Try IT』を使いましょう。
『Try IT』のメリット・デメリット
メリット
- 厳選された講師陣によるわかりやすい映像授業が見れる
- 無料で視聴できる
- 用語の解説にとどまらず、地図等の板書を使って歴史の流れを解説してくれる
- 標準レベルの用語が網羅されている
デメリット
- 資料を別に用意する必要がある
- 用語や歴史の流れの解説がメインなので、演習を別で行う必要がある
『Try IT』は、厳選された講師陣によるわかりやすい授業を無料で視聴できる点が特徴です。1回の授業は約15分のため、スキマ時間を利用して世界史の流れや用語を勉強できます。
各章の最後には確認テストがあるため、理解度の確認も合わせて行いましょう。
ただし、テキストは印刷できないため、自分で準備する必要があります。
『Try IT』がオススメな人
『Try IT』は以下のような人にオススメです。
- 世界史の大まかな流れを学習したい人
- 用語をどのように覚えたらよいかわからない人
- 世界史を苦手に感じている人
- 教科書の内容を定着させたい人
『Try IT』は、世界史の用語暗記をスムーズに進めたい人にオススメの映像授業サービスです。1つ1つの分野を詳しく理解することで、一問一答での学習を進めやすくなるでしょう。
『Try IT』は、世界史の細かな流れを把握し用語理解を深めるための教材です。用語の暗記を進めたい場合は、『詳説世界史ノート』を使用すると世界史の流れを確認しながら用語を定着させられるためオススメです。
『詳説世界史ノート』については、以下の記事で解説しています!
『Try IT』の使い方
ここからは具体的な『Try IT』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い教材でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『Try IT』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 参考書を準備する
- Step2.
- 『Try IT』の動画を見る
- Step3.
- 重要なポイントを参考書に書き込む
- Step4.
- 参考書の問題を解く
1日1時間の学習を継続すると、約1ヶ月半でマスターできます。
Step1.テキストを準備する
まずは、参考書を準備しましょう。
『Try IT』は印刷して使用できる参考書がありません。一緒に使う参考書としては、通史がわかりやすく解説されている『ナビゲーター世界史』がオススメです。
映像授業の内容をすべてノートに記載すると時間がかかってしまうため、効率よく学習を進めるために必ず別の参考書を準備しましょう。
『ナビゲーター世界史』については、以下の記事で解説しています!
Step2.『Try IT』の動画を見る
参考書の準備ができたら、動画を見て学習しましょう。『Try IT』の動画は1回15分程度のため、スキマ時間で学習を進めることも可能です。
理解できなかった部分があったとしても、動画を見返すのではなく、まずは「全範囲を学習すること」を意識してください。
1周目で完璧に理解できないことは当たり前です。多少わからないところがあっても、自分なりの目印をつける程度にしておき、まずはどんどん歴史の流れを見ていきましょう。
この段階では、用語を完璧に覚える必要はありません。ただし、5W(誰が・いつ・どこで・なぜ・何をした)のうち、特に「なぜ」の部分はしっかり押さえましょう。「なぜ」を意識して読めば、自然と世界史の出来事同士のつながりを理解できます。
Step3.重要なポイントを参考書に書き込む
動画を見ながら、重要なポイントを参考書に書き込みましょう。
授業のすべてを板書するのではなく、動画で解説していた部分を補足して参考書に書き込んで理解を深めます。動画の最後に確認問題があるので、各章のおさえておくべきポイントを確認しましょう。
Step4.参考書の問題を解く
最後に参考書の問題を解きます。
知識は練習問題を解くことで定着します。映像授業の内容を視聴しただけでは、細かい用語は覚えられないため、すべてを暗記できなくても問題ありません。
授業の内容を理解できていれば次に進みましょう。
少しの時間でもいいので、これを毎日少しずつ続けてなるべく早く1周できるようにしましょう。
より細かい世界史の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『Try IT』を使う際のペース配分
『Try IT』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
まだ受験まで時間がある高校1、2年生の場合は、定期テストの範囲を学習することがオススメです。その際に、教科書や授業と合わせて『ナビゲーター世界史』を読みましょう。テストだけの短期記憶にとどまらないように、きちんと内容を理解してください。
世界史の授業で習った内容を忘れてしまった高校3年生の場合は、これから学習する範囲は定期テストごとに内容を理解しましょう。学校の教科書に加えて『ナビゲーター世界史』を使って学習を進めることがオススメです。すでに学校での学習を終えている範囲は、休日や夏休みなどの期間を利用して復習を進めましょう。
ただし、受験の個別試験で世界史を使う場合は、高3の夏休み前には全範囲の学習を終えたいところ。『Try IT』などの映像授業は予習でも使いやすいため、学校で習っていない分野もどんどん視聴して「高3の夏休み前に一通り全範囲は見た」という状態にしてください。
『Try IT』を使う際の注意点
『Try IT』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- わからない部分は教科書や資料集などを見ながらインプットしよう
- 時間をかけすぎないようにしよう
- 毎日継続して学習しよう
動画で学習を進めている際に、わからない部分が出てきたら教科書や資料集を使ってインプットを進めましょう。
ただし、それでもわからない部分は、学校の先生に聞くようにして先に進んでください。まずは「全範囲の学習を終える」ことを目標に進めます。
また、前回の学習から期間が空いてしまうと、学習した内容を忘れてしまうため、1日1動画でもいいので継続して学習をしてください。
まとめ
最後にもう一度『Try IT』がオススメな人を確認しましょう。
- 世界史の大まかな流れを学習したい人
- 用語をどのように覚えたらよいかわからない人
- 世界史を苦手に感じている人
- 教科書の内容を定着させたい人
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば世界史の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
■ 参考書マップとは? ■
STRUXの「参考書マップ」は、受験までにやるべき勉強を「順番通りに」すべて洗い出したもの。「いつまでに」「どの順番で」勉強をすればいいかがひと目で分かるので、あとはこの通りに勉強するだけ!という状態になります。
- 「どの順番で」参考書に取り組めばいいかひと目でわかる!
- 「なぜこの参考書がおすすめなのか?」「かわりに使える参考書」もすべて紹介
STRUX参考書マップ公式LINEに登録することで、いつでも無料で見ることができます!
LINEに登録して参考書マップを見る世界史に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、『Try IT』を使用して用語の理解を進めましょう!