『詳説日本史ガイドブック』は、基本的な論述問題ができるようになりたい人にオススメの参考書です。表面上の知識に留まらず日本史を深く理解したい人にも使えます。
『詳説日本史ガイドブック』を1冊やり切れば、論述問題に必要な知識を手に入れられるでしょう。
今回の記事では『詳説日本史ガイドブック』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します！
『詳説日本史ガイドブック』はどんな参考書？
それではまず『詳説日本史ガイドブック』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ￥1,100
- ページ数
- 200ページ
- 習得にかかる時間
- 36時間
- レベル
- 日本史の基本的な論述問題を解けるようになりたい人、日本史を深く理解したい人
- 料金
- ￥1,100
- ページ数
- 176ページ
- 習得にかかる時間
- 36時間
- レベル
- 日本史の基本的な論述問題を解けるようになりたい人、日本史を深く理解したい人
『詳説日本史ガイドブック』は、日本史の論述問題を勉強するのにふさわしい1冊です。表面上だけの知識ではなく、論述問題で使える表現を含めて深く勉強できるため、応用の論述問題でも使えるフレーズ・表現を身につけられるでしょう。
「日本史の論述問題が苦手」「さらに深く日本史を理解したい」という人は『詳説日本史ガイドブック』を使いましょう。
『詳説日本史ガイドブック』のメリット・デメリット
メリット
- 入試の論述で使える表現を勉強できる
- 表面上の知識だけではなく日本史を深く理解できる
- 応用の論述問題で点数を取れるようになる
デメリット
- 通史の全ては解説していないため通史を理解していることが前提となる
- 実際の問題を解くわけではないのですぐに論述の力がつくわけではない
『詳説日本史ガイドブック』は、日本史論述試験に特化した参考書です。この参考書を読みこめば、論述で使える表現を身につけることができ、実際の入試でも解答の表現で迷うことがなくなります！
さらに詳説日本史ガイドブックでは、各時代の知識の要点を押さえてから論述問題に取り組めるため、インプットとアウトプットの流れを作りやすいでしょう。
ただし、収録されている論述問題の数は少ないため、『詳説日本史ガイドブック』1冊で論述の力をすべて身に付けられるわけではない点に注意しましょう。
より数多くの論述演習に取り組みたい人は、こちらの記事を参照してください。
詳説日本史ガイドブックがオススメな人
『詳説日本史ガイドブック』は以下のような人にオススメです。
- 受験の日本史で論述出題が出題される人
- 論述問題で自分の書きたい内容をうまく文章にできない人
- 教科書のような難しい言葉遣いで論述の文章が書けない人
『詳説日本史ガイドブック』は、日本史の論述問題を解けるようにしたい人にオススメの参考書です。「知識はあるが論述問題になると解けなくなる」という人が、論述問題の対策をする足掛かりとしても使えます。
『詳説日本史ガイドブック』の使い方
ここからは具体的な『詳説日本史ガイドブック』の使い方をチェックしていきましょう！どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『詳説日本史ガイドブック』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 歴史の流れを思い出すよう意識しながら、知識を整理する
- Step2.
- 実際の論述問題で使えそうな表現をメモする
Step1.歴史の流れを思い出すよう意識しながら、知識を整理する
まずは、ただ問題を解くのではなく、歴史の流れを思い出すよう意識しながら読み進めていきましょう。
歴史の流れを思い出すよう意識しながら読み進めていくことで、関連する知識などを思い出しながら効率的に勉強できます。
Step2.実際の論述問題で使えそうな表現をメモする
『詳説日本史ガイドブック』には、実際の論述問題で使える表現がたくさんあります。そのまま使えるものもあるので、使えそうな表現はメモしておきましょう。
しかし、ただメモしておくだけでは身に付きません。他の参考書で問題演習を行い、表現を使いこなせるようにしましょう。
より細かい論述演習の方法については、以下の記事で詳しく解説しています！
『詳説日本史ガイドブック』を使う際のペース配分
『詳説日本史ガイドブック』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、「1週間に2回のペース」で勉強して3か月での完成を目指します。ただし、基本的に受験では英語や数学の優先度が高いです。そのため、英数で合格点を取れる自信があり、かつ日本史の通史の知識が入っている人のみ使いましょう。
部活動で忙しくて時間が取れないという人は、「1回の勉強時間を60分」にして20ページずつを読み進めることで、36日での完成を目標にします。
受験まで時間がない高校3年生の場合は、「1回の勉強時間を3時間」にして60ページずつ進めることで、18日で完成させましょう。ただし、このやり方は相当短期的に詰め込む必要があるため無茶な部分も多く、相当な覚悟が必要です。「高3の秋だけど基礎が固まっていない」など、受験まで残りわずかな人のみ取り組みましょう。
『詳説日本史ガイドブック』を使う際の注意点
『詳説日本史ガイドブック』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 忘れてもいいので毎日取り組む
- 自分で詳説日本史ガイドブックの内容をまとめて余白に書き込んでおこう
- 論述問題を解くときに、詳説日本史ガイドブックにあったフレーズを使ってみよう
勉強する際は、必ず毎日継続して取り組みましょう。日本史に限らず、勉強は毎日取り組まないと覚えた知識がきちんと身に付かないため、入試で使えるようになりません。実際の入試で日本史の論述問題を解けるようにするためにも、毎日少しずつでも勉強を進めましょう。
その際に、詳説日本史ガイドブックの内容をまとめて余白に書き込んでおくことが効果的です。論述問題を解くときに、詳説日本史ガイドブックにあったフレーズを使ってみるのもいいでしょう。インプットも大事ですが、アウトプットすることでさらに理解が深まります。
まとめ
最後にもう一度『詳説日本史ガイドブック』がオススメな人を確認しましょう。
- 受験の日本史で、論述の出題が出題される人
- 論述問題で、自分の書きたい内容がうまく文章にできない人
- 砕けた文章しか書けず、教科書のような難しい言葉づかいで文章が書けない人
日本史の論述問題に苦手意識がある人や日本史をさらに深く理解したい人などは、論述問題を解く足掛かりとして使いましょう！
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば日本史の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい！」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください！
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