古文の参考書使い方


【古文ヤマのヤマ】古典文法・読解がつまった1冊!使い方&勉強法

古文ヤマのヤマの使い方

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『古文 ヤマのヤマ』は古文の文法が詰まった参考書です。漢文版が特に有名ですが、古文版も非常にわかりやすい解説がついています。この参考書1冊をこなせば受験古文で必要な文法をひととおり学習できるのが最大の魅力です。

  • 紙画像
  • 案件システム英熟語の使い方と勉強法を教えてください。

戦略1 『古文ヤマのヤマ』はこんな人におすすめ!

四ノ宮殿! ご機嫌うるわしゅう。今日もそれがし、ここに来たり!
……。どうしたの、マルオ君。遅れながらの厨二病にでもなったの?
それがし、古典文法に多くの困難を抱へる。今まさにそなたの助けをもとめんとす!
……わかったわ。とりあえず今のマルオ君におすすめできる、古典文法の参考書を紹介するわ。今回は『古文 ヤマのヤマ』の使い方を紹介します。
やったあ! さすがさっちーさん!
だ! か! ら! 「さっちー」さんじゃないでしょ! 四ノ宮さんでしょ!
さきさき慌てる表情
安定のコント……。

『古文 ヤマのヤマ』の基本情報

created by Rinker
¥917 (2024/11/23 16:19:49時点 Amazon調べ-詳細)
  • 料金
  • 『古文 ヤマのヤマ』:¥1,080(税込)
  • ページ数
  • 231ページ
  • 習得にかかる時間
  • 合計50時間
  • レベル
  • 基礎~最難関国公立レベル
  • おすすめ度
  • ★★★★☆(古文の句法をマスターするならこれ!)
『古文 ヤマのヤマ』は受験古文で必要な句法を、体系的にわかりやすく網羅している参考書よ! 古典文法をひととおりおさえたい人におすすめな1冊ね!
なるほど! 古典文法でつまずいていたぼくに、ピッタリな参考書ですね! ちなみにどんなレベルの人がこの参考書を使うべきなんですか?
『古文 ヤマのヤマ』をおすすめする人たちはこんな人よ!

こんな人におすすめ!チェックリスト

  • 受験で使う古典文法を一気に学習したい。
  • 演習はあとまわしで、とにかく文法の知識をつけたい。
  • 覚えた文法を、問題を通してすぐに確認したい。
なるほど! 1冊で一気に古典文法をひととおり学習できるのはいいですね!
そうね。解説もやさしい言葉で丁寧に書かれているからおすすめよ。ただし今から挙げるような人たちは、この参考書を使うことをおすすめしないわ。

こんな人にはおすすめできない!チェックリスト

  • 古典文法を、豊富な演習を通じて学習したい人。
  • 文法の確認とともに読解力もつけたい人。
問題演習をしながら文法を身につけたい皆さんは、こちらの参考書を使いましょう!

戦略2 『古文 ヤマのヤマ』の使い方・勉強法

ここからは『古文 ヤマのヤマ』の具体的な使い方について紹介するわ。

1周目

step1
Part1,Part2は、覚えなくてよいので1度読んで問題を解いておく。
step2
1テーマずつ、文法の解説を読んでいく。
step3
活用・接続語・意味などを暗記する。
step4
覚えたと思ったら、練習問題を解いて確認する。
step5
Step2~Step4を、44個のすべての文法テーマで繰り返す。
step5
参考書の最後についている、『整理運動テスト』を解く。
step6
解いた問題の答え合わせをして、間違った文法はStep2~Step4を繰り返し復習する。

2周目・3周目

step1
テーマごとにある練習問題を解く。
step2
間違った問題は、前のページにある文法事項を覚えなおして、さらに説明文を読み直す。
step3
44個の句法すべてについて、Step1、Step2を繰り返す。

注意してほしいポイント

そして『古文 ヤマのヤマ』を勉強する上で必ず守って欲しいのは次の3つよ!
1周目に読むときは、無理に暗記しようとしなくていい
答えに自信がない問題は、問題の脇にチェックをつけておく
間違った問題は答えを暗記するのではなく、その答えになる理由を理解する
この3つを押さえないと、『古文 ヤマのヤマ』の学習効果は半減してしまうから要注意よ!

①1周目に『古文 ヤマのヤマ』を読むときは、暗記しようとしなくていい

1周目に『古文 ヤマのヤマ』を読むときは、書いてある内容を無理に覚えようとする必要は全くありません。その代わり、ゆっくりと時間をかけていいので、書いてある内容を理解しながら読み進めていくことが大切です。

解説に書いてあることの意味が、つっかかることなくわかり、読み進められる程度にまで理解するようにしましょう。

暗記するのではなく、理解するのが大切よ!

②答えに自信がない問題は、問題の脇にチェック✔をつけておく

『古文 ヤマのヤマ』についている問題を解いているときに、自信がなかった問題については、問題文の横に印をつけておきましょう。まぐれで正解していたとしても、次に同じような問題が出てきたときに正解できるとは限りません。ですから自信がなかった問題に関しては、間違った問題を復習するときに、一緒に解説を確認しておくようにしましょう。

自信がない問題にはチェックを入れましょう!

③間違った問題は答えを暗記するのではなく、その答えになる理由を理解する

そして間違った問題を復習するときには、答えを暗記するのではなく、その選択肢が答えである理由をしっかり理解するようにしましょう。練習問題と同じ問題が試験で出てくることはありません。答えの丸暗記では、他に似た問題が出題された時に正解できませんから、しっかりその答えになる理由を理解しておくことが大切です。

答えの丸暗記はダメ! 理由を理解しましょう!

戦略3 『古文 ヤマのヤマ』を使う上での注意点

1周目で全てを覚えようとはしないこと

『古文 ヤマのヤマ』を学習する際に重要になってくるのは、ひとまずすべての文法事項を一通りおさえることにあります。このときに気をつけたいのは、必ずしもすべての文法事項を覚える必要はないということです。

文法の全範囲を学ぶのに、1周目からすべての範囲を覚えられるなんて人は化け物です。1周目から覚えるポイントとしては、下の4つです!

動詞と助動詞の活用はすべて覚える
助動詞の接続はすべて覚える
助動詞の意味もすべて覚える
あとはとりあえず解説を読み、問題を解くだけでよい
重要な暗記事項は上にあることのみ! あとは覚えられたら覚える、くらいでOKよ!

暗記するための秘訣は、「思い出す」!

暗記を効率よく行うためには、「思い出す」作業が大切です。一度解説を読んだ後は、本をとじ、書いてあった内容を思い出してみましょう。内容をインプットした後に、アウトプットすることで知識は定着します。

解説を読み、そのあとでその内容を思い出すだけで、暗記スピードは格段に上がっていきます!

まとめ

この記事で押さえておいて欲しいことをまとめておくわね。
  • 『古文 ヤマのヤマ』なら1冊で古典文法をひととおり学習できる!
  • 間違った問題は丸暗記ではなく、理解すること!
  • 暗記のコツは「思い出す」こと!

古典文法の勉強法についてもういちどおさらいしたい!▼

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