受験相談記事


受験コラムVol.06|受験生時代の古文勉強法

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

このSTRUX塾長橋本拓磨による受験相談記事では、高校生の皆さんが、「ストマガ」を運営する学習塾STRUXの無料体験を受けた様子を掲載しています。志望校に向けた勉強がわからず悩んでいる受験生の計画を立てていく様子がわかるので、皆さんと同じ志望校・同じ境遇の高校生を見つけて、ぜひ参考にしてくださいね。

こんにちは!!

今日も、毎週月曜日に配信される”監修者コラム”を書いていきたいと思います。

この勉強法サイト『大学受験オンライン戦略会議』の監修をつとめています、東京大学3年の綱島将人です。

いつもいつも、このサイトを活用してくれてありがとうございます。

4月から始めた『大学受験オンライン戦略会議』ですが、最近はだいぶ多くの人に読まれるようになってきて、1日約1700人に読まれるサイトになっています!!

今後も、受験生や高校生にとって、勉強していく中で勉強に役立つ情報を配信していくので、楽しみにしてください。

さて、今日のコラムのテーマは、

『監修者・綱島将人の古文の勉強法』です!!

先週は、『英語の勉強法』を紹介したので、引き続き古文を紹介していきます。

じっさいに、僕が高校生のときにしていた勉強法を公開していきます。

また、単純に僕の勉強法を紹介するだけではなくて、

いま振り返ってみると、

「この勉強法はよかったな〜!みんなも真似してほしい」

「いま思うと、この勉強法は効率が悪いな!やってはいけない勉強だった!!」

という風に2つのタイプにわけながら勉強法を紹介できればと思います。

この勉強法はよかったな〜!みんなも真似してほしい勉強法

ではでは、まずは『この勉強法はよかったな〜!みんなも真似してほしい勉強法』からです。

主に2つ良かった勉強法はあります。

  • ①学校の古文文法の授業を真面目に受けて、高校1年生のときには文法が完璧だった!
  • ②学校の授業中に、教科書の古文の品詞分解をモクモクとやっていた。

ともに学校の授業を上手く活用しています。

古文って、どうしても後回しにしてしまいやすい科目だと思うんですよね。

英語とか、数学とかで忙しいから、自分で勉強時間はなかなかとれない。だからこそ、学校の授業をしっかりと活用しましょう。

学校の授業は、古文を得意科目にするうえで非常に役に立ちました。

順番にくわしく説明しますね。

①学校の古文文法の授業を真面目に受けて、高校1年生のときには文法が完璧だった!

古文は、学校の授業を本当に真面目に受けていました。

とくに文法のところは集中して聞いていました。

というのも、文法って自分で勉強するとかなり面倒なんですよね。

学校の授業だと、先生が「はい!じゃあ、私に続いて音読してね!! か・き・く・く・け・け」とか、文法を音を使って解説してくれると思います。

古文文法は音で覚えてしまうのが一番です。

でも、自分で参考書とかで勉強しようとおもうと、参考書はリズムまでは説明してくれないからけっこう困ります。

文法の表を眺めていても、いつまでたっても暗記ははかどりませんからね。

ぜひぜひ、古文の授業を活用してください。

クラスの誰よりも声を出して音読して、授業中に文法事項を覚えてしまいましょう。

あっ!ちなみに、この文章を読んでいて「まずい!もう学校の授業で、古文の文法は終わってしまった……」と思った方もいますよね。

そんな方は、長期休みに「スタディサプリ」を活用して勉強するのがオススメです。

冬休みや春休みなどの長期休みを活用して、一気にスタディサプリの古典文法の授業をみてしまってください。

しっかりと時間をとれば1週間程度で古典文法は身につけられます。

②学校の授業中に、教科書の古文の品詞分解をモクモクとやっていた。

“品詞分解”って聞いてイメージできますか??

簡単に説明しておくと、古文があったときに、その古文をまず単語(動詞とか、助動詞とかですね)ごとに分けます。

そして、それぞれの活用形と用法(助動詞とかの意味)を書き込んでいく。という、作業のことです。

この品詞分解は、とても大切です。

これを正確にできるようになれば、基本古文を読むのには困りません。

センター試験でも満点をねらえます。

で、この品詞分解を授業中にモクモクとやっていました。

品詞分解するには、文法だったり、単語の知識だったりをフル活用するので、かなり基礎力がみがかれました。

品詞分解できなかったところは、文法書で調べたり、授業終わりに先生に聞いたりしていたので、単語の知識も文法の知識もどんどん身についていきました。

品詞分解を完璧にできるようになると、古文をほとんど現代語訳できるようになるんですよね。

で、現代語訳ができれば、選択肢でほとんど迷わない。点数が取れるようになる!といった感じです。

授業中の品詞分解は本当にオススメの勉強法なので、ぜひぜひ!!

いま思うと、この勉強法は効率が悪いな!やってはいけない勉強法

では、続いて、

「いま思うと、この勉強法は効率が悪いな!やってはいけない勉強法」を紹介します。

古文でのやってはいけない勉強法は、古文常識も真面目に勉強していたことです!!

これがやってはいけない勉強法であること、意外におもうひとも多いかもしれません。

ですが、古文常識は真面目に勉強し過ぎてはいけません。

というのも、古文常識を勉強してもそれほど点数に直結しないからです。

たしかに、古文常識を勉強すると、読解などで役にたつ場面もあるんですが、その場面ってどれくらいあるんだよ??って話です。

プラスにはなるけど、大きなプラスにはならない。

やったほうがいい勉強ではあるけど、やらなければいけない勉強ではない。

もし、古文常識を真面目に勉強する時間があるなら、

その時間を古文文法とか古文単語とかにあてたほうが点数の伸びはよくなるわけです。

解説ででてきた古文常識ぐらいは、頭にいれておくといいかもですが、

わざわざ時間をかけて勉強する必要はないです。

僕は、古文がけっこう好きだったので、学校で配られた便覧とかは真面目にみていたのですが、

ムダの多い勉強でしたね。

その勉強時間を、もっと他の科目にあてるべきだったと今では後悔しています。

みなさんは真似しないでくださいね。

ではでは、今週はこんな感じで終わっていきたいと思うのですが、最後にまとめです。

まとめ

  • 古文文法の学校の授業はまじめに受けるべし!
  • 品詞分解で基礎を盤石にすべし!!
  • 古文常識は勉強しすぎないように注意すべし!!!

また来週月曜日もお楽しみに〜〜!!

P.S.

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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