「英検2級を受験することになったけど、何から準備したらいいの?」
「どんな勉強法で対策したら良いの?」
「大学の受験勉強もあるから、あんまり英検ばかりに時間を使っていられない!効率の良い勉強法は?」
このようなお悩みをお持ちのあなたに英検2級の勉強法を全て解説します!
この記事の通りに勉強すれば英検2級の合格がグッと近づきますし、大学受験にも直結する無駄のない効率的な勉強が出来るようになります!
ぜひ最後までご覧ください!
英検2級では何が出題されるの?4技能全て問われる!【読む・聞く・書く・話す】
どのようなテストでも「どんな能力が問われるのか」を知っておくことは必須です。
まずは英検2級で問われるものを見ていきましょう。英検2級の大まかな構成は以下の通りです。
-
1.筆記試験
- 文法、語彙、熟語問題
- 長文問題
- 作文
- 2.リスニング試験
- 3.面接試験(スピーキング)
このように「読む・聞く・書く・話す」の4技能全てが問われます。さらに文法や語彙の問題も出るので、オールラウンドな能力が試されます。
筆記試験は作文以外はマーク形式の選択問題になっていて、作文のみ記述形式での解答になります。リスニングは全てマーク形式ですので、記述力に関しては作文のみで必要になります。和訳や英訳の問題は出題されません。
面接で問われるスピーキングは試験管からの質問も英語ですから、最低限それを聞き取れるようなリスニングの能力も必要となります。
各問題の細かい説明は以下の記事をご覧ください。各大問ごとの詳しい説明をしています。
以下でもう少し問題の詳細に踏み込みながら、各パートの勉強法を解説していきます!
英検2級の対策【語彙・長文・作文・リスニング・面接】それぞれの勉強法は?
英検2級がどのような問題構成になっていて、どんな問題が出るのか傾向を把握したら、次はそれぞれの大問を意識して対策をしていくことが必要です。
以下、詳しく説明していきます。
英検2級文法・語彙パートの傾向と対策は?おすすめの参考書も紹介!
文法と語彙のパートから解説していきます。
文法と語彙のパートは英検2級の筆記試験における大問1に該当します。
以下のような短文にかっこで穴抜きがされていて、そこに当てはまるものを4択の選択肢の中から選ぶ方式です。
他のパートと比べて語彙のレベルが少し高めになっているのが特徴的で、全部で20問あります。
熟語や単語に関しては、丁寧に勉強しないと他の大問に比べて難しく感じるはず。
単語帳などでしっかり暗記をしたうえで問題演習で抜け漏れを1つずつチェックしながらつぶしていくのが重要です。
4択の選択肢のうち、不正解の単語の意味も必ず覚えていく必要があります。
一方で文法問題は高校で習う基本的な内容が頭に入っていれば、十分解けるので、それほど難しくはありません。
英検2級の文法問題は得点の割合としてはかなり低いのですが、だからと言って文法を勉強をしないと作文での大幅減点や、読解での読み間違いが頻発してしまいます。
文法問題は確実に得点できる状態を目指すのが普通と思っておいてください。
高校で習うような標準的な文法を参考書や映像授業を使って理解し、問題演習をしておきましょう。
英検2級単語、熟語問題の対策としておすすめの参考書
おすすめの参考書は3冊選んでおきましたので、参考にしてください。
「ターゲット1900」
「英検2級 でる順パス単」
「英検2級語彙・イディオム問題500 (英検分野別ターゲット)」
英検2級文法問題の対策としておすすめの参考書
高校で習う標準的なレベルの文法がしっかり理解出来ていればいいので、映像授業や参考書で学習し、問題を解く練習をしておくのがベストです。
「Next Stage」
「英文法ファイナル問題集(標準編)」
「スタディサプリ 高3スタンダードレベル英文法」
英検2級リーディング(長文読解)パートの傾向・対策はこれでOK!
長文読解についても傾向を知って、対策していきましょう。
長文パートの傾向【E-mailとディスコースマーカーに注意!】
長文は大問2A、2B、3A、3B、3Cの5問あります。
それぞれ200語程度から350語程度なので、それほど1問1問が長いわけではありませんが、合格のためには短時間で正確に解けるようになる必要があります。
2A | 3問 | 250語程度 |
2B | 3問 | 250語程度 |
3A | 3問 | 250語程度 |
3B | 4問 | 350語程度 |
3C | 5問 | 350語程度 |
3Aは特徴的なE-mailの文章になっていて、慣れていないと苦手意識を感じてしまう可能性が高いです。
設問に関しては2A、2B、3Aが3問ずつ、3Bが4問、3Cが5問です。
それぞれ4択の中から選択する形になっていますが、後半の方は選択肢を読むのにもそれなりに時間がかかるので、やはり単純に読解の速度は重要になります。
またディスコースマーカーと言われる、文脈を把握するのに必須な接続詞、副詞などが問題に出題されます。たとえば、次のような問題です。
この問題に正確に答えるには文の前後の流れも適切に押さえられるようになる必要があります。
英検2級長文読解パートの対策【正確に、速く】読むためには?
対策に関しては、過去問対策がもっとも有効です。
本番と同じ形式のものを、本番と同じ時間で解き、しっかり復習して覚えていなかった部分は覚えていくという、基本的な演習がどれだけしっかり出来ているかによって、読解の「速さ」と「正確さ」が変わってきます。
もちろんこれらが「正答率」に繋がるのは言うまでもありません。
過去問を解いて、全体の正答率が40%を切ってしまうようだったら、語彙、文法の知識が十分でない可能性が高いので、先に文法・語彙パートをしっかり学習してから長文の勉強をすることをおすすめします。
長文読解の勉強は以下の通りです。
- 文法、語彙の学習をする
- 時間を計って過去問を解く(解答用紙にマークすることも忘れずに!)
- 解説を全て読み込む
- 暗記できていない単語、熟語をチェックして覚える
- 前から英語の語順で理解しつつ音読する
解説を全て読み込み、覚えられていない単語・熟語を全て覚えきることが重要です。これを繰り返していくと速く正確に覚えられるようになります。
またリスニングとの関連で重要なことですが、「前から英語の語順で読む」ことを必ず意識しましょう。
前から英語の語順で理解できないとリスニングは全く聞き取れない状況になります。特に関係詞が絡んでくる長い文章に注意です。
音読をしつつ英語の語順で内容をしっかり理解できることが確認できたら、次の問題に移りましょう。
長文のより具体的な対策は以下の記事にさらに詳細に書きましたので、参考にしてください!
英検2級リーディングのおすすめ参考書
リーディングについてもおすすめの参考書を3つ紹介します!
「英検2級 過去6回全問題集」
「英検2級 長文読解問題150」
「DAILY20日間 英検2級 集中ゼミ」

英検2級ライティング・英作文パートの傾向と対策
ライティングパートは問題に慣れるだけの十分な量の練習をしていれば、それほど難しいパートではありません。
ただし、十分な練習を積んでいないと自分の意見が急には出てこなかったり、ミスを連発してしまったりすることがあるので、事前にしっかり勉強しておくと良いでしょう。
ライティングの出題傾向
80語から100語程度であなたの意見を書かせる問題が1題出題されます。
お題としては書きにくい抽象的なものが多く、例えば以下のような出題です。
これに対して80から100語の英語であなた自身の意見、その主張をする理由を書くことになります。
英検2級ライティングの対策
英検2級のライティングの問題は慣れていれば、短時間で正確に書くことのできる簡単な問題な一方で、慣れていない場合は何を書けばいいのか思いつかないこともあり、難しく感じる問題です。
英検の過去問を使ってとにかく演習回数を増やすのが点数に直結する対策と言えます。
このときによく使う「ライティングの構成」や、その構成で表現するための「使いやすい表現」を覚えておくといいでしょう。
演習の際には、出来れば添削をしてくださる方がいると、ミスを減らすことができます。特に、「三単現」「時制」「冠詞」「単数形複数形」などは初心者がよくミスをするので注意が必要です。
また模範解答は暗記しておくようにしましょう。全く同じ問題が出題されることはありませんが、模範解答の中に使いやすい表現があるはずですから、それを覚えておいて損はありません。
英文自体を書くことに慣れることと同じくらい「自分の主張を瞬時に書き出せること」「正確な英語で論理的に答えられること」が重要ですから、この2つを意識して練習していきましょう。
慣れていないと「何を書こうかな」と迷ってしまいますが、迷っている時間はそれほどありませんから、瞬時に自分の主張を表現できるようになっておくのが好ましいです。
また凡ミスを減らし、質問に対する答えになっている文章を、論理的に書けると高得点が出ます。
練習の段階から意識していないと、凡ミスも減りませんし、質問からずれた作文をしてしまう場合もあります。質問意図からずれた解答をしてしまった場合にはゼロ点になることもあり得ます。
ライティングの勉強法は以下にまとめました。
- 構成と使える表現を覚える
- 試験時間通りに解く(添削してもらう)
- 模範解答を読み込む
- 模範解答を暗記する
- 凡ミスや論理の飛躍があった場合、ミスを覚えておく
英検2級ライティングの問題と勉強法に関してのもっと詳しい解説はこちらにありますので、ぜひ参考にしてください!
英検2級ライティングのおすすめ参考書
ライティングのおすすめ参考書は以下の3冊です。
「英検2級ライティング大特訓」
「最短合格!英検(R)2級 英作文&面接完全制覇)」
「英検分野別ターゲット英検2級ライティング問題」
英検2級リスニングパートの傾向・対策はこれでOK!
リスニングについては苦手意識を持っている方も多いはず。あなたもその一人かもしれません。
しかし、英検2級のリスニングは長文読解ができるなら練習次第で満点近くを狙うことは可能ですので、諦めずに頑張って対策したい所です。
まずは出題傾向から勉強しておきましょう。
英検2級リスニングの出題傾向は?
リスニングはpart1とpart2に分かれていて、それぞれ小問が15問ずつあります。
<表>
part1 40語程度 会話 15問
part2 50語程度 ナレーション 15問
part1 | 会話15問 | 40語程度 |
part2 | ナレーション15問 | 50語程度 |
part1は、2人の会話と会話に関連する質問が流れて、それについて正しいものを4択の中から選ぶ形式です。
1問あたり40語くらいの分量なので、かなり短めの会話と言えるでしょう。
聞き取ることさえ出来ていれば、メモを取ることなく正解を選ぶことは可能です。
part2は会話ではなく、ナレーションになっています。
50語程度の短い文章がナレーションされて、それに対応する問題が読まれます。
選択形式は同じく4択の中から正しいものを選ぶ形です。
英検2級リスニングパートの対策は?
対策としては、リスニングの過去問を解くことが一番ですが、過去問を解いても全く聞き取れないという場合に関しては、以下のどこかに注意をしなければなりません。
- 長文読解で普段から返り読みをしている
- 単語を覚えるときに発音アクセントは意識していない
長文読解で普段から返り読み(関係詞などがあったときに、右から左へ向けて英文を読むこと)をしている場合、そもそも英語を前から順に理解できません。
「前から順に英語を読む」ということは、長文の勉強をするときに必ず意識してもらいたい部分です。
次に語彙ですが、単語や熟語を覚えるときに発音を一緒に覚えるようにしておかないと、知っている単語でも聞き取ることはできなくなってしまいます。
単語を覚えるときには発音やアクセントも必ずセットで覚えるようにしましょう。
過去問を解くときには、通しで問題を解き、解説を全て読み、単語は全て覚えましょう。
復習として、最初はスクリプトを見ながら聞き取れれば十分ですが、スクリプトを見ずに聞き取れないと意味がないので、最終的にはスクリプトを見ずに聞き取る練習が必要です。
2級の過去問を解いても全く聞き取れないという場合は、筆記試験の勉強をしっかりしましょう。
その上で準2級の問題から練習し始めましょう。語彙力と読解力が十分についていれば、徐々にレベルアップできるはずです。
- 問題を解く
- スクリプトと解説を全て読む
- 覚えていなかった単語、熟語を全て覚える
- スクリプトを見ながら聞きなおす
- スクリプトを見ずに聞くことが出来るかチェック
また聞き取ることができても正解の選択肢はどれかをのんびり吟味していると、吟味しているうちに次の問題が流れてきます。
聞き取った内容をもとに選択肢はサッと選ぶことを意識して練習しましょう。
リスニングのおすすめ参考書
リスニングのおすすめ参考書はこちらです!
「英検2級リスニング問題120」
「英検2級 過去6回全問題集CD」
「最短合格! 英検2級 リーディング&リスニング問題完全制覇」
より詳しい対策についてはこちらをご覧下さい。
英検2級の面接・スピーキング対策
面接に関しては、かなり不安を感じることも多いはず。
実際に学校で英検2級の面接に近いようなことを習うことはほとんど機会がないはずですから、それもそのはずです。
音源を用いてかなり丁寧に学習しておく必要があります。
英検2級の面接・スピーキングの傾向
面接で問われることは以下の通りです。
- 60語程度の短文の音読
- 質問回答
- 音読した文章についての質問に回答する
- イラストを見て、イラストの状況を英語で説明する
- ある話題に対して受験者の意見を説明する
- ある話題に対して受験者の意見を説明する
バリエーションは豊富ですが、1つ1つは対策さえすればそれほど難しい問題ではありません。
短文の音読に関しては、課題文の黙読の時間が与えられ、その課題文を読み上げるだけです。アクセントや発音に注意して単語を覚えていればほとんど問題ないでしょう。
問題のNo.1では音読した英文に関する質問に英語で解答します。
音読した英文の意味と、質問の意味が分かっていれば、音読した英文を割とそのまま使えるので、これもそれほど難しい問題ではありません。
リーディングとリスニングの能力の方が重要です。
No.2では3コマ程度のイラストを20秒間見て、そのイラストを時系列に沿って英語で説明する問題です。
こういった練習は普段することがないでしょうから、練習は必須です。
No.3とNo.4ではほとんどライティングパートと同じような問題が出題されます。
それに対して瞬時に答えていけるかどうかというのが重要です。
英検2級の面接・スピーキングの対策
まずはリーディングとリスニングが出来ないと話になりません。
過去問演習が最も効果的であることは間違いありませんので、まずは過去問演習の方法をまとめておきます。
- 音源を使って、自分の解答を録音しながら過去問を解く
- 模範解答を全て読み込む
- 自分の解答の改善点を書き出す
- 模範解答を暗記する
この作業を出来る限り繰り返すのがおすすめです。
各問題についても注意すべきことがありますので、それも解説しておきます。
No.1の音読・パッセージに関する質問に関しては、20秒の黙読とその後の受験者自身の音読を通して、文章を完全に理解するリーディングの能力、そして質問を聞き取るリスニング能力が必要です。
逆に言えば、それができればNo.1に関しては合格ですから、筆記試験とリスニング試験の勉強に本気で取り組むのが第一、そして後は過去問で慣れておけば大丈夫です。
イラストの説明問題はかなり練習が必要と思っておいてください。
全く取り組んだことがないのであれば、最低でも10回は問題に取り組み、模範解答も暗記するようにしましょう。できれば20回以上は練習しておくことがおすすめです。
特に時系列に沿って順序よく答えることが重要です。
そのためには繋ぎの言葉となる「接続詞」や「副詞」など、模範解答に載っているものは特に意識して覚えなければなりません。
No.3とNo.4に関しては、ほとんどライティングパートと同じような出題です。
英作文の練習をしっかりやっておけば、あとはその英語が瞬時に言葉になる練習をするのみです。
出来れば全体を通して、自分の解答はスマホなどで録音しておくことがおすすめです。
聞きなおしてみて、直した方が良さそうな部分があれば、積極的に直していきましょう。
具体的には英語のミス(「時制」「冠詞」「単数複数形」など)と、話し方のミスとに注意が必要です。
英語のミスは作文のときと同様です。
話し方に関しては、「あー」「えー」といったような間を繋ぐような言葉はない方が好ましいですし、声が小さすぎたり、発音がハッキリしていなくて聞き取りにくかったり、ということも直した方が良い部分として考えられます。
「言い直し」ももちろん、出来る限り少ない方が印象は良いので、このあたりを録音した音声を聞きなおして確認してみるといいでしょう。
面接の問題やその対策・勉強法について、さらに詳しく知りたい場合はこちらを確認してください!
英検2級の面接・スピーキングのおすすめ参考書
スピーキング対策としておすすめの参考書はこちらです!
「英検2級面接大特訓」
「【CD+DVD付】10日でできる! 英検2級二次試験・面接完全予想問題」
「英検2級二次試験完全予想模試」
【英検2級】使える残り勉強時間別の対策・勉強法
英検2級までの残り時間によって対策できる内容は変わってきます。
ここでは1次試験の筆記とリスニングまでの期間を基準に対策を考えていきます。
英検2級まで残り1週間使える場合の対策
「1週間後には英検2級の筆記試験がある」という場合には、ほとんど対策できることはありません。
過去問対策に全てを割り振るのがベストな選択でしょう。
この際、まずは1次試験で出題されるものに絞って、1次試験が通過してから面接の対策は進めていきましょう。
以下のように過去問を使って勉強を進めましょう。
- 過去問を時間を計ってマークしながら解く
- 解説を全て読む
- 覚えていない単語・熟語を全て覚える
- ライティングは模範解答を暗記する
- リーディングとリスニングは英語の語順で理解しつつ音読を繰り返す
1週間しかないのであれば、過去問以外の余計なものを進めている暇はないはずです。
最低でも3回分は過去問を上の手順で進めましょう。もちろん、少しでも回数が多い方が合格の可能性はありますが、精度が落ちてしまうと意味がないので、まずは3年分をしっかりやり込みましょう。
1次試験が終わったら、面接対策をしっかりやり込みましょう。面接までには1か月ほどありますから、1次試験が終わってすぐに準備を始めれば、かなりしっかり対策できます。
参考書を1冊丸々と、過去問5年分以上は取り組みたい所です。勉強法は上述の通りです。
少し上にスクロールして、面接の対策部分をご覧ください。
英検2級まで残り1か月使える場合の対策
準備期間が1か月の場合は、まずは過去問を解いて、得意な分野と苦手な分野をハッキリさせましょう。
筆記試験の大問1以外はしっかり準備することが可能なはずです。
逆に言うと1か月あっても大問1は対策が難しいです。また1か月しかないのであれば、面接試験の練習は1次試験が終わってからにするのが良いでしょう。
リーディング、リスニング、ライティングの優先順位でいうと、リーディングとライティングが優先順位が高めです。
もしこのどちらかが苦手ならそこは手厚く対策しておきましょう。
全て苦手な場合もリーディングとライティングを優先的に進めてください。
リスニングの問題はリーディングの能力が不十分だと解けないので、リーディングは重要です。
基本的には過去問対策をすればいいので、過去問を以下の手順で進めましょう。
- 過去問を時間を計ってマークしながら解く
- 解説を全て読む
- 覚えていない単語・熟語を全て覚える
- ライティングは模範解答を暗記する
- リーディングとリスニングは英語の語順で理解しつつ音読を繰り返す
これに加えて苦手な問題は別途参考書を使って学習を進めてください。
1か月もあれば、しっかり準備をする時間を確保すれば、過去問10回分と別途苦手な参考書1冊くらいは終わらせることが可能です。
1つの目安にしてください。
英検2級まで残り3か月以上使える場合の対策
1次試験まで3か月以上ある場合には筆記試験の大問1も意識して勉強をできます。
大問1は単語帳と問題集の両方を進める必要があります。
もし高校英語の文法も不安がある場合には、それも合わせて学習が必要です。
順序としては、
- 高校英語の文法→問題演習(1か月ほど)
- 単語→問題演習(1か月で単語帳を)
- 過去問(面接も含む)
です。
単語の問題演習と、全分野の過去問は並行して進めることもできるはずです。
文法と単語に関しては、上にスクロールしていただいて、対策をしっかり行いましょう。
文法はゼロから始めるのであれば、1か月を目安にできるだけ短時間で基本の学習と問題演習を進めたい所です。
あまりのんびり進めてしまうとかなり時間がかかってしまうので、サッと終わらせることが重要です。
単語に関しても文法と同時進行で進め、1か月で単語帳を80%くらい覚えることを目標にしましょう。それ以降は問題演習の方が効果的です。
その後は筆記の大問1(語彙問題)の練習と並行して、全分野の過去問対策を進めましょう。
3か月あれば、面接の練習も早い段階から始めることが可能です。
過去問を使った勉強法は上述したものと同じです。
- 過去問を時間を計ってマークしながら解く(面接は自分の解答を録音する)
- 解説を全て読む
- 覚えていない単語・熟語を全て覚える
- 自分のスピーキングの改善点を書き出す
- ライティングと面接は模範解答を暗記する
- リーディングとリスニングは英語の語順で理解しつつ音読を繰り返す
受験までのそれぞれの残りの日程に応じたより詳細な勉強法については以下の記事にまとまっていますので、ぜひ参考にしてください!
英検2級の勉強に向けたおすすめ問題集、参考書
ここまでにも何度も登場してきていますが、英検2級の合格のために必須の問題集は過去問の問題集です。
さらにそれぞれの分野の問題集も必要に応じて利用していきましょう。

まとめ
この記事では英検2級の勉強法に関連する部分を全て解説しました。
英検2級の問題形式は以下の通りです。
-
1.筆記試験
- 文法、語彙、熟語問題
- 長文問題
- 作文
- 2.リスニング試験
- 3.面接試験(スピーキング)
対策としては、過去問演習が最も有効です。
過去問演習の方法は以下の通りです。
- 過去問を時間を計ってマークしながら解く(面接は自分の解答を録音する)
- 解説を全て読む
- 覚えていない単語・熟語を全て覚える
- 自分のスピーキングの改善点を書き出す
- ライティングと面接は模範解答を暗記する
- リーディングとリスニングは英語の語順で理解しつつ音読を繰り返す
英検2級と大学受験の関連について詳しく知りたい場合はこちらを参考にしてみてください!
英検2級の基本情報について詳しく知りたい場合は、こちらをチェックしてください!