誰もが悩みをかかえる英作文。「日本人だから英語なんてかけるわけないよ!」そう思うのも当然ですよね。そもそもどう勉強すればいいかもわかんないし、何からやればいいのか誰も教えてくれませんよね。
それもそのはず、英作文は自分で添削するのが難しかったり、そもそも単語を知らないといけなかったりと、自分で勉強するハードルがどうしても高くなってしまうんです。
でも、ここでちょっと頑張って英作文のコツさえつかめば、ほかの受験生と差をつけることができて、本番でも高得点をとることができるんです。
このページでは、英作文の種類と、受験生がかかえがちな悩みを大公開。ここにある勉強法を実践していけば、生粋の日本人でも英語が書けるようになります!
- 案件07
読むだけでも難しいのに、英語を書く……?そんなのムリですよぉぉぉぉっっ!! 【一ノ巻】
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戦略01
英文和訳と自由英作文は別物だ!
きっと皆さんは、「英作文の力を伸ばすにはどうしたらいいんだろう…?」という疑問を持ってこのページを見ていることでしょう。
でも実は、世の中で「英作文」と言われるものは大きく2種類あるのです。それはずばり「和文英訳」と「自由英作文」。この二つは似ている要素もありますが、勉強方法が全く異なってきます。
でもそもそも
という皆さんもいるかと思います。和文英訳と自由英作文はそれぞれ以下のような問題形式です。
- 和文英訳
- 冒頭でマルオが解いていたような「次の日本語を英訳せよ。(英文)」という問題形式
- 自由英作文
- 制限字数の中で、「この図を見てあなたが感じたことを100語前後で書きなさい」「クローン人間を作ることに対するあなたの立場を70~80語で述べよ」というように、自分の考えなど自由に述べる問題形式
一口に「英作文」と言っても、実は内容が大きく異なるのが分かると思います。
ですから、和文英訳と自由英作文では勉強方法が異なってきます。そこでまず皆さんがやるべきことは、「自分が学習したい分野が和文英訳なのか、自由英作文なのかを明確にする」ということ。
特に高校3年生・受験生に関しては、自分の志望校の過去問を研究し、自分の学習すべき分野を見極めてください。
和文英訳の記事はこちら
自由英作文の記事はこちら
戦略02
受験生お悩みQ&A
ここでは多くの受験生・高校生が英作文の勉強・試験で疑問に思いがちな点を、解決していきたいと思います。
お悩み相談①:すべての単語を知っていないと書けないの?
「和文英訳の勉強法」で、英作文用の英単語について触れていますから、そちらを参照してください。
➡「英作文で使う英単語・英文法」について書いた、和文英訳の勉強法はこちら!
また具体的に覚えるレベルとしては、『システム英単語Basic (駿台受験シリーズ)』や『英単語センター1800 (東進ブックス)』を暗記すれば十分です。
基本的にスペルミスは暗記を繰り返すことでしか改善しません。問題演習の際に間違った単語については「間違った単語リスト」のようなものにまとめておいて、定期的に見直すことによって定着を図りましょう。
お悩み相談②:例文暗記は必要?
例文暗記をすることで得られる能力は「似た文章を書きたいときに単語・活用を変えるだけで書ける」「生の英語に触れることで、直感的に正しい文法・語法か否かを判断できるようになる」という力です。
問題はそれをやる必要があるか否か、です。結論を言うと①初心者向けの簡単な作文すら書けない(例:「私の弟は私より背が高い」を英訳できないレベル)、②もう基本的に英作文は書けるが、更に実力を伸ばしたい人、の2者はやるべきでしょう。
参考書についている英文集でも、実際に解いた問題でも構いません。とりあえず覚えてみましょう。ただし、忘れたからと言って繰り返す必要はありません。一度頭の中に入った例文は感覚的に残っているはずです。ですからいざ文章を書こうと思ったときに、ふと無意識のうちに例文で覚えたのと似た文章を書けるようになるでしょう。
お悩み相談③:試験本番はどう採点してるの?
ですが、基本的に模試のような「ここのスペル間違っているからマイナス1点」「この文法違うからマイナス2点」というような画一的な採点ではないことは確かです。
模試の採点は、「アルバイトの学生や主婦」によってなされていることがほとんど(予備校の先生じゃないんです)。ですから「一人当たりの採点枚数は少なく」、「採点官の学力も低い」といえます。そのため、採点基準をもうけて、機械的に採点をしているのです。
一方受験の採点は、「少ない数しかいない」「大学の教授」によって行われています。ですから「一人当たりの採点枚数は多く」、「採点官の学力は高い」と言えます。
そこから予想される採点方法としては、「複数の採点官が答案を一読し、その印象点の平均で点数をつける」というものです。「え、そんな適当に採点してるの?」と思うかもしれませんが、英語がネイティブ並みにできる、もしくはネイティブの教員が採点すれば、受験生の英語がどれくらいのレベルにあるのかすぐにわかるのです。ですので一枚あたりにかけられる時間が少ない大学受験の採点では、上記のように「複数の採点官が一読した印象」で採点がされていると一般的に考えられています。
細かい採点基準がもうけられる学校の試験や模試とは全く異なる採点方法になることを念頭に置くといいでしょう。
お悩み相談④:誰かに採点してもらった方がいい?
なぜならば他人の目によって採点してもらうことで
①自分では気が付けないミスを指摘してもらえる
②さらに他人の目を入れることで、自分では思いつかないような答案例を挙げてもらえる可能性がある
からです。ですので添削はプロである学校の先生・予備校の先生などを積極的に活用すると良いでしょう。
お悩み相談⑤:「~字程度」の目安は?
お悩み相談⑥:字数制限って守らないとダメ?
大学の実際の入試の採点方法については、厳密なことが開示されないのでわかりません。ですが他の受験生がみんな規定文字数を守る中で自分が規定文字数を守らなければ、その分の減点は免れないといえるでしょう。
お悩み相談⑦:決められた語数を超えないと無意味?
お悩み相談⑧:「自分の経験をもとに」書かないとダメ?
入試の採点官は皆さんがウソをついているのか知るよしもありませんので、自分で書きやすいように適度に創作することをおすすめします。
まとめ
ここで覚えておいてほしいことはたった一つ。それは
英作文には、和文英訳と自由英作文の2種類がある!
この記事で紹介したのは、あくまで英作文全体の「あらすじ」です。
点数につなげるために、「和文英訳」と「自由英作文」それぞれ必要な記事を見て、具体的な勉強法を知りましょう!
「和文英訳」と「自由英作文」の具体的な勉強方法は、以下のリンクを参考にしてください。
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