『英文法・語法 Vintage』は、1冊で英文法・語法・アクセント問題を対策したい人にオススメの参考書です。問題量が豊富なため、英文法が多く出題される大学を受験予定の方は取り組みましょう。
『英文法・語法 Vintage』を1冊やり切れば、共通テストや難関私大レベルの文法を理解できるようになるでしょう。
今回の記事では『英文法・語法 Vintage』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『英文法・語法 Vintage』はどんな参考書?
それではまず『英文法・語法 Vintage』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,705
- 収録数
- 30章
- ページ数
- 608ページ
- 習得にかかる時間
- 200時間
- レベル
- 国公立大学を目指している人、英文法をアウトプットしたい人
『英文法・語法 Vintage』は、英文法のアウトプットにふさわしい1冊です。
「英語を得点源にしたい」「文法で高得点をとりたい」という人は『英文法・語法 Vintage』を使いましょう。
『英文法・語法 Vintage』のメリット・デメリット
メリット
- 一緒に覚えておくべき表現が載っている
- シンプルなデザインで見やすい
- 丁寧な解説がある
- 語法や会話表現、アクセント問題も対策できる
- 問題に番号がついておりペースの管理がしやすい
デメリット
- 一通り文法を学習していないと難しい
- 問題ページのすぐ横に解説ページがあり、答えが目に入る
『英文法・語法 Vintage』は、デザインがシンプルで、問題に番号がついているため、ペース管理しやすい点が特徴です。解説部分には一緒に覚えておくとよい表現が載っています。
また、英文法だけではなく、語法・会話表現・アクセント問題なども対策できるため、1冊で効率よく英語の知識を習得できるでしょう。
ただし、問題演習が中心のため、文法知識をこれから学習する方は難しいと感じる可能性があります。
『英文法・語法 Vintage』がオススメな人
『英文法・語法 Vintage』は以下のような人にオススメです。
- 英文法のアウトプットをしたい人
- 国公立大学を目指している人
- 発音やアクセントも学習したい人
- 文法が多く出題される大学を受験する人
『英文法・語法 Vintage』は問題数が多いため、英文法をアウトプットしたい人にオススメの参考書です。発音やアクセント問題まで網羅されているので、1冊で効率的に勉強できます。
『英文法・語法 Vintage』は、一通り文法問題をインプットしてから取り組みましょう。英文法の基礎から勉強を始めたい人は『入門英文法問題精講』を使用して学習を進めるのがオススメです。自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。
『入門英文法問題精講』については、それぞれ以下の記事でも解説しています!
『英文法・語法 Vintage』の使い方
ここからは具体的な『英文法・語法 Vintage』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『英文法・語法 Vintage』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 時間を計りながら解く
- Step2.
- 解説を飛ばすことなく読む
- Step3.
- 知らない単語や文法用語を調べて覚える
- Step4.
- 間違えた問題のみ2周目、3周目とくり返す
Step1.時間を計りながら解く
まずは、時間を計りながら見開き左ページの問題を自力で解きましょう。
ダラダラと進めても意味がないので、1問あたり1分以内で解いてください。わからなかった問題は飛ばして最後まで解き進めましょう。
Step2.解説を飛ばすことなく読む
問題を解き終えたら解説を読み進めます。間違えた問題には印を入れて、どこを間違えたのかがわかる状態にしてください。
また、正解していた問題でもすべての解説をチェックしましょう。
『英文法・語法 Vintage』は、問題の解説のほかに類似表現やまとめて覚えておくべきフレーズが多く載っています。余裕のある人は必ず目を通して、短くても良いので覚える時間を確保しましょう。
Step3.知らない単語や文法用語を調べて覚える
次に、知らない単語や文法用語を調べて覚えます。
この作業を行うことで、語彙力が増えて英文が読みやすくなるでしょう。
ただし、この作業にあまり時間をかけないようにして、1ページあたり10分以内で次に進みましょう。
Step4.間違えた問題のみ2周目、3周目とくり返す
2周目以降は、印のついている間違えた問題のみくり返し学習します。
1周目で間違えたポイントを意識して、正解できているかどうか確認してください。再度間違えた問題には印を入れましょう。
印が多く入っている問題は、自分が間違いやすいポイントです。入試本番までに時間がない場合は、苦手分野のみに取り組むとよいでしょう。
くり返し学習することで知識が定着するため、最低でも3周は取り組むようにしてください。ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けてせっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。
より細かい英文法の学習法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『英文法・語法 Vintage』を使う際のペース配分
『英文法・語法 Vintage』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
まだ受験まで時間がある高校1、2年生の場合は、学校で学習した範囲の復習として使用してください。わからない問題があれば解説を読んで確認し、苦手を残したまま次に進まないようにしましょう。
受験まで時間がない高校3年生の場合は「1日に2時間」学習し、1周目を早く終わらせてください。2周目以降は、スキマ時間を使って間違えた問題の復習を進めましょう。
『英文法・語法 Vintage』を使う際の注意点
『英文法・語法 Vintage』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 何度もくり返し学習しよう
- 問題を解いて理解しよう
- 間違えた問題には印を入れよう
『英文法・語法 Vintage』を学習する際は、同じ範囲でも間隔をあけて最低3周は取り組みましょう。1周目ですべてを覚えようとする必要はありません。何度も解くことで知識を徐々に定着させればOKです。
また、解説を読むだけでは知識は定着しないため、必ずノートに書いて解き直しをしましょう。問題を解いて復習をすることで初めて、入試本番で使える知識となります。
2周目以降は間違えた問題を中心に学習するため、間違えた問題には必ず印を入れてください。印を入れることで、客観的に自分の苦手分野を把握できるでしょう。
まとめ
最後にもう一度『英文法・語法 Vintage』がオススメな人を確認しましょう。
- 英文法のアウトプットをしたい人
- 国公立大学を目指している人
- 発音やアクセントも学習したい人
- 文法が多く出題される大学を受験する人
英文法の問題演習がしたい人や国公立大学を志望している人などは『英文法・語法 Vintage』でアウトプットを進めましょう!