英語の参考書使い方


『入門英文法問題精講』は基礎レベル英文法の演習にオススメ!1冊を完璧にする方法を徹底解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『入門英文法問題精講』は、「英文法はひととおり知っているのに問題を解くと間違えてしまう」人にオススメの参考書です。要点を絞った問題で解説の手厚い参考書なので、問題演習を短時間で行うことができます。

『入門英文法問題精講』で問題演習をすれば、読解の勉強に入るのに最低限必要な基礎レベルの英文法がわかるようになるでしょう。

今回の記事では『入門英文法問題精講』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『入門英文法問題精講』はどんな参考書?

『入門英文法問題精講』の基本情報はこちらです。

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  • 料金
  • ¥1,320
  • ページ数
  • 224ページ
  • 習得にかかる時間
  • 5ヶ月日
  • レベル
  • 基礎レベル

『入門英文法問題精講』は、読解に入るのに最低限必要な基礎レベルの英文法を完璧に覚えられる参考書です。志望校はMARCH以上だけれど、まだまだ基礎が不安な人は問題演習を通して文法が身につけられます。

「文法問題でミスを連発してしまう」「英作文で高得点が取れない」という人はまずは『入門英文法問題精講』で基本的な文法を学習しましょう!

『入門英文法問題精講』のメリット・デメリット

メリット

  • 別冊で各単元の要点がまとめられていて分かりやすい
  • 問題と解説が見開き1ページに整理されていて一目瞭然
  • 問題を解きながら実力アップできる
  • 重要度が高いところを太字で強調している

デメリット

  • 色彩がほぼ黒と赤のみで単調
  • 発展問題がやや難しい

『入門英文法問題精講』は、別冊で各単元の要点がまとめられているので、少し忘れている単元も解説をザっと見れば問題にも手をつけやすいことが特徴です。

色が単調ですが、問題と解説が見開き1ページで行間を取って並べられていたり、重要なところが太字や赤字になっているため分かりやすいです。

また、各章は10ページ程度なので無理なく進められます。

発展問題がやや難しいというデメリットはあるものの、基礎英文法を覚えるには最適な参考書です。

入門英文法問題精講がオススメな人

『入門英文法問題精講』は以下のような人にオススメです。

  • いつもカンに頼り、自信をもって文法問題を解いたことがない人
  • 要点を絞って、短期間で最低限の知識を付けたい人
  • 志望校が中堅私大レベルの人
  • 志望校はMARCH以上だが、まだまだ基礎が不安な人

『入門英文法問題精講』は、入試基礎レベルから中堅私大レベルの文法を習得したい人にオススメの参考書です。基礎が不安な方は『入門英文法問題精講』を使って問題演習しましょう。

『入門英文法問題精講』が終わったら、『基礎英文法問題精講』にステップアップするのがオススメです。

さらに上に『標準英文法問題精講』もありますが、非常に難しく問題数も多いため、使うかどうかは慎重に検討する方がいいでしょう。

『基礎英文法問題精講』は以下の記事で詳しく紹介しています。

『入門英文法問題精講』の使い方

ここからは具体的な『入門英文法問題精講』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『入門英文法問題精講』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら解く
Step2.
解説を飛ばさずに読む
Step3.
知らない単語や文法用語を調べて覚える
Step4.
間違えた問題のみ2周目、3周目と繰り返す

Step1.時間を計りながら解く

1周目を解く際の注意点が2つあります。

  • 不安な単元は別冊解説の「基本の整理」を読んでから演習する
  • 発展問題は1周目は飛ばしてもOK(2周目以降は取り組むこと)

自信のない単元は「基本の整理」を読んでから演習するのでもOKです。ただし時間をかけすぎないようにザっと確認して演習に取り組みましょう!

時間を計測しながら問題を解き、間違えた問題にはバツをつけましょう。考えすぎる必要は無く、文法問題なら1問1分くらいでさっさと次へ進むようにします。

発展問題はやや難しめなので、1周目はパスしても構いません。取り組むとしても2分くらいまでならかけても大丈夫なので少し時間がかかる前提で進めてみてください。

Step2.解説を飛ばさずに読む

1周目はたまたま正解している問題もあるので、全ての解説を飛ばさずに読みましょう。

すべてを「完璧に覚える」のは難しいので、問題を解くのに必要な知識や太字などだけは集中して覚えるのがオススメです。

2~3周目は間違えた問題の解説をしっかり読むようにしましょう。通学時間や学校の休み時間に繰り返し読むことで知識が定着します。日々の積み重ねが大事です。

Step3.知らない単語や文法用語を調べて覚える

問題を解き、解説を読み終えたら知らない単語や文法用語を調べて覚えるようにしましょう。

特に辞書を使い慣れておくと、文法以降の学習が効率的に進められるようになります。

Step4.間違えた文法のみ2周目、3周目と繰り返す

STEP1で間違えた問題にはバツがついています。2周目は、バツのついた問題だけでなくたまたま正解している問題を復習するため、全ての問題を解きましょう。

3周目以降はバツがついた問題をくり返し解いてください。毎回、間違えた問題は解説をしっかり読むのがオススメです。

何回も読むことで知識が定着し、次のステップである英文解釈の学習がスムーズに進むようになります。

『入門英文法問題精講』を使う際のペース配分

『入門英文法問題精講』に取り組むペース配分は人によって変わります。下記に3つのパターンのペース配分を紹介します。

まだまだ受験まで時間がある!(高校1・2年生向け)

全部で21単元なので、1週間で2単元を目安に進めれば1周目を10~11週間で終えられます。

2周目を5週間、3周目を3週間ほどで解き進め、4周目以降も問題演習を行い×印がすべてなくなるまで何周も解いてください。全て完璧になるまではおよそ4~5カ月かかるでしょう。

これが達成できたら、1ヶ月後くらいに再びすべての問題を最初から解きなおしましょう。初めて問題を解いたときに比べて、正答率がアップして自信に繋がるはずです。

受験まで時間がない!(高校3年生向け)

1週間で4~5単元を目標に進め、1周目を5週間で終わらせるのを目安にしてください。2、3周目も含めて、2ヶ月以内に『入門英文法問題精講』を完了させましょう。

『入門英文法問題精講』を使う際の注意点

『入門英文法問題精講』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 必ず時間を計ってテスト形式で解こう
  • 苦手な問題ほど、解説を熟読しよう
  • 文法用語はこの問題集までで全て覚えよう

問題を解くときは必ず時間を計ってテスト形式にすることが大事です。

テスト形式にする事で本番と近い形で演習できるため、脳が「覚えなきゃ!」となります。実際、入試では文法問題を短時間で解かなければならないことも意識するといいでしょう。

苦手な問題ほど解説を熟読して、自分の言葉で説明できるような状態を目指してください。特に文法用語は、この問題集のレベルまではしっかり理解して覚えておかないと読解などの学習に入ったときに苦労することになるので、注意が必要です!

まとめ

最後にもう一度『入門英文法問題精講』がオススメな人を確認しましょう。

  • いつもカンに頼り、自信をもって文法問題を解いたことがない
  • 要点を絞って、短期間で最低限の知識を付けたい
  • 志望校が中堅私大レベル
  • 志望校はMARCH以上だが、まだまだ基礎が不安

英文法に苦手意識がある人や基本レベルの英文法を習得したい人などは、文法問題を解くための自信を付けるきっかけにしましょう!

以下の記事で英文法の勉強方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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