英語の参考書使い方


『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』は英作文の実践演習として使用するのがオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』は、難易度の高い英作文(3文以上の日→英など)を練習をしたい人にオススメの参考書です。

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』を1冊やり切れば、京大レベルの英作文でもミスが少ない解答を作成できるようになるでしょう。

今回の記事では『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』はどんな参考書?

それではまず『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,320
  • 収録問題数
  • 70問
  • ページ数
  • 304ページ
  • 習得にかかる時間
  • 1ヶ月半
  • レベル
  • 志望校が早慶・東大・京大レベルの人、英語を得点源にしたい人

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』は、「3文以上の日本語」を英文に直す練習をするのにふさわしい1冊です。

解説が充実しており、合格解答と洗練解答の2種類が載っているので、必要なレベルに合わせて学習できるのが特徴です。

「英作文の配点が高い大学を受験する」「英作文の基礎を学び終わって実践演習をしたい」という人は『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』を使いましょう。

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』のメリット・デメリット

メリット

  • 難関大学で出題される表現が多く載っている
  • 演習量が豊富に確保できる
  • 合格解答と洗練解答が載っている

デメリット

  • 文法知識が定着していないと理解が難しい

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』は、英作文の実戦練習として使用するのに最適です。難関大学の頻出表現も豊富に載っているので、入試を想定した練習ができます。

解答は2種類掲載されており、受験生が知っている知識で合格点がとれる「合格解答」と、ネイティブが書く英文に近い「洗練解答」が載っています。まずは、合格解答が書けるように学習を進めるのがオススメです。

ただし文法の学習を終えていない場合は理解が難しいので、まずは英文法の学習からはじめましょう。

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』がオススメな人

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』は以下のような人にオススメです。

  • 英語が得意で得点源にしたい人
  • 3文以上の和英が出題される大学を受験する人
  • 志望校が早慶・東大・京大レベルの人
  • 英作文でミスが少ない解答を目指している人

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』は、英作文の参考書のなかでも早慶レベルまで対応できる内容が載っています。問題量も多いため、英作文の配点が高い大学を受験する人にオススメです。

また、英作文でよく使われる表現を覚えることで、減点が少ない解答を作れるようになるでしょう。

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』は、早慶レベルの英作文の問題まで対応しているため、難易度が高い参考書です。

英作文をイチから学習したい人や、英作文の出題はあるけど配点は高くないという人は、英作文の基礎を学べる『英作文ハイパートレーニング和文英訳編』を使うことをオススメします。

『英作文ハイパートレーニング和文英訳編』については、以下の記事でも解説しています!

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』の使い方

ここからは具体的な『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら自力で和英に取り組む
Step2.
辞書があれば直せそうな部分は辞書を使って直す(ペンの色を変える)
Step3.
解説を隅々まで読んで理解する
Step4.
解説を閉じて模範解答を再現する
Step5.
覚えていなかった単語を辞書で調べて覚える

毎日1時間30分の学習で、マスターするのにかかる時間は約42日です。

  • 1周目:1日5回×14日=70回
  • 2周目:1日5回×14日=70回
  • 3周目:1日5回×14日=70回 合計42日

毎日1時間30分で5つのステップをくり返し学習すると、14日間で『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』を1周できます。

Step1.時間を計りながら自力で和英に取り組む

まずは時間を計って自力で問題を解いてみましょう。

時間の目安としては、日本語1文あたり5分程度です。どれだけ長くても1問につき10分以内で解くことを心がけましょう。

のんびり問題を解いていると簡単に10分を超えてしまうため、注意してください。

Step2.辞書があれば直せそうな部分は辞書を使って直す(ペンの色を変える)

時間内に問題を解いたら、辞書を使って直せそうな箇所に取り組みましょう。

修正したうえで解説を確認する方が、知らない語彙を覚えるチャンスが増えます。辞書を使った部分は、わかるようにペンの色を変えておくとよいでしょう。

この作業もあまり時間をかけすぎずに、1文10分以内で終わらせるようにしてください。

Step3.解説を隅々まで読んで理解する

次に解説を読んで理解を深めます。

目標は問題を自力で解けるようになることです。間違えた箇所を自力で書けるようになると得点アップにつながります。

自分がどこで間違えたのか確認して、次は正解できるように復習しましょう。

Step4.解説を閉じて模範解答を再現する

解説を確認できたら、答えを閉じて模範解答を再現しましょう。

しっかり解説を理解していれば、難しい作業ではありません。再現できない箇所があった場合は、解説を見て「わかったつもり」になっている可能性が高いです。

模範解答を自力で再現できるようになってはじめて自分の知識となるので、くり返し復習をします。

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』は、合格解答と洗練解答の2種類がありますが、まずは合格解答を書くことを目指しましょう。

もちろん洗練解答も書けるのに越したことはありません。2周目以降などはこちらも書けるようにしたいですね。

Step5.覚えていなかった単語を辞書で調べて覚える

最後に、再現をしたときに覚えきれていなかった単語や表現は辞書を使ってインプットします。1・2周目はこの手順で学習することで効率よく学習を進められ、知識も定着するのでオススメです。

3周目は、少しスピードを上げて、1・2周目で間違えた問題のみに取り組みましょう。

ここまでくれば、英作文を作る際に必要なフレーズを身につけられているはずです。ペースを落としても良いので毎日続けて、せっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。

より詳しい英作文の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています!

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』を使う際のペース配分

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、「1日1時間」学習をすることで、約70日での完成を目指します。レベルが高い参考書のため、基礎を身につけてから取り組みましょう。

受験まで時間がない高校3年生の場合は「1日2時間」学習することで、約1ヶ月で完成させます。ただし、このやり方は短期的に詰め込む必要があるため、相当な覚悟が必要です。「英作文の配点が高い大学を受験する」など、必要な人のみ取り組みましょう。

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』を使う際の注意点

『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • わからなくてもまずは自力で解いてみよう
  • 自力で解答できるまで解き直しをしよう
  • 簡単な言葉に言い換える練習をしよう

3文以上の長い英文を書く問題では、必ずと言っていいほど「英語に直しにくい日本語」が出てきます。最初はうまく表現できないかもしれませんが、自力で解くことを意識してください。

解説を見て書き方を理解したら、再現できるようになるまでくり返し練習をしましょう。再現ができないまま次に進むと、同じ問題が出題されたときに正解できません。

学んだ知識を自分のものにするためには、「自力で解答できる」まで繰り返すことが大切です。

また、解答を見るときは、自分がわからなかった部分をどのように表現しているかに注目してください。

英作文はフレーズをただ暗記するのではなく、自分のわかる言葉に言い換える力が必要です。問題をたくさん解いて易しい表現に言い換える感覚をつかみましょう。

まとめ

最後にもう一度『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』がオススメな人を確認しましょう。

  • 英語が得意で得点源にしたい人
  • 3文以上の英作文が出題される大学を受験する人
  • 志望校が早慶・東大・京大レベルの人
  • 英作文でミスが少ない解答を目指している人

英語が得意で高得点を目指している人や志望校で英作文の出題がある人などは、『実戦編 英作文のトレーニング 改訂版』を活用して、ミスの少ない解答を目指しましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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