英語の参考書使い方


『キムタツの東大英語リスニング』は難しいリスニング試験で合格点がとれるようになりたい人にオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『キムタツの東大英語リスニング』は、難しいリスニング試験でも合格点をとれる力を身につけたい人にオススメの参考書です。東大はもちろん、一橋大学や東京外国語大学などリスニングが出題される難関国公立を目指す人も使えます。

『キムタツの東大英語リスニング』を1冊やり切れば、長いスクリプトでもパニックにならず、大切な部分を聞き逃さないようになるでしょう。

今回の記事では『キムタツの東大英語リスニング』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『キムタツの東大英語リスニング』はどんな参考書?

それではまず『キムタツの東大英語リスニング』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥2,420
  • 収録内容
  • 東大本試験10回分相当の模擬テスト(大問30題)
  • ページ数
  • 262ページ
  • 習得にかかる時間
  • 20日
  • レベル
  • 東大など難関国公立レベル

『キムタツの東大英語リスニング』は、リスニングが出題される難関国立大学志願者にふさわしい1冊です。参考書の進め方とリスニング問題の解き方が丁寧に解説されています。

「長いスクリプトになるとパニックになる」「難関国公立や私立のリスニングで得点を稼げるようにしたい」という人は『キムタツの東大英語リスニング』を使いましょう。

『キムタツの東大英語リスニング』のメリット・デメリット

メリット

  • 問題だけでなく参考書の進め方とリスニングの解き方まで丁寧に解説されている
  • 本試験10年分相当である大問30題の模擬テストが収録されている

デメリット

  • 問題数が多いので、完璧にやりきるには時間がかかる
  • 共通テストレベルを固めていないと挫折する可能性が高い

『キムタツの東大英語リスニング』は、参考書の進め方が解説されているため勉強法で迷うことはありません。また、30問の模擬テストがついているため、解法の定着を図れます。

これ1冊でリスニングの基礎をしっかり固められるでしょう。付属の音源もあるので、自身の発音を確認しつつ音声に合わせて音読することがオススメです。

ただし、問題数が多いので十分な復習時間を確保して取り組みましょう。また、共通テストレベルの基礎が固まっていないと、不明点が多く挫折する可能性が高くなります。

『キムタツの東大英語リスニング』がオススメな人

『キムタツの東大英語リスニング』は以下のような人にオススメです。

  • 500~600語の長いスクリプトが聞き取れるようになりたい人
  • 速いスピードでも焦らないで聞き取れるようになりたい人
  • 難関国公立のリスニングで高得点をとりたい人

『キムタツの東大英語リスニング』は、500~600語の長い英語を聞き取れるようになりたい人にオススメの参考書です。最高難易度のリスニング問題を出題する大学(東京外大、一橋、阪大外国語学部など)を受験する人にもおすすめできます。

『キムタツの東大英語リスニング』は難関大志望者向けであるため、共通テストのリスニングで8割以上を安定して取れている人が使いましょう。逆に、8割取れていない人は一つ下のレベルである『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』を先にやりましょう。

『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』については、以下の記事でも解説しています!

『キムタツの東大英語リスニング』の使い方

ここからは具体的な『キムタツの東大英語リスニング』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『キムタツの東大英語リスニング』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
問題を通しで解く
Step2.
解答・解説を全て読む
Step3.
知らない単語を辞書で調べる
Step4.
スクリプトを見ながら音源に合わせて音読する
Step5.
(2周目以降)シャドーイングやディクテーションをする

Step1.問題を通しで解く

まずは、問題を通しで解いてみましょう。

易しい参考書を使っているうちはそれほど気にすることではありませんが、リスニングでは問題文が長くなると「問題の途中で分からなくなる」ということがよく起こります。

しかし、途中で分からなくなっても、音源を止めずに一回通しで解きましょう。「途中で分からなくても粘って挽回する」という練習をしておかないと、本番で同じことが起きた際に対応できません。

また、『キムタツの東大英語リスニング』には、英語リスニング攻略の16のストラテジーが載っているので、一通り目を通してから問題を解くことがオススメです。

Step2.解答・解説を全て読む

問題を解き終えたら解答・解説を全て読み、スクリプトを理解しましょう。

黙読して理解できない英文は、リスニングで聞いたらより一層理解できません。まずは、スクリプトの段階で理解できない文章をなくしましょう。

Step3.知らない単語を辞書で調べる

解答・解説を一通り読めたら、知らない単語を辞書で調べましょう。

リスニングに出てくる単語はしっかり暗記しておく必要があります。「単語や熟語の暗記をほとんどやっていない」という人は、単語帳の暗記から始めましょう。

Step4.スクリプトを見ながら音源に合わせて音読する

次に、スクリプトを見ながら音源に合わせて音読をくり返しましょう。

音源と同じような発音、アクセントで音読しながら、文章の意味も理解できるまでくり返してください。

1周目はこの4つのStepで学習を進めましょう。

Step5.(2周目以降)シャドーイングやディクテーションをする

2周目以降は、シャドーイングやディクテーションを行いましょう。

シャドーイングとは、英文スクリプトを見ずに音源を流し、音源に少し遅れて音源のマネをして読むことです。

一方、ディクテーションとは、音源を流して英文スクリプトを見ずに英文を書きとる作業を指します。

シャドーイングでは、意味と構造を理解しながら練習することがポイントです。ただの口真似になってしまっては全く意味がありません。

ディクテーションでは、「一定の長さの英文を覚えながら聞いて」「再生を止めて」「覚えているうちに英文を書いて」「また再生して」というサイクルをくり返します。

その際、徐々に1再生あたりの英文量を長くすることがオススメです。

実際にシャドーイングとディクテーションの両方をしっかり行うのはかなり難しいので、実力がつくまでは問題を解いて解説もしっかり確認した文章で行いましょう。

これらの5つのステップを繰り返すことで確実に「聞く力」がアップします。また、長文を読むスピードが上がるという効果もあるので必ずやってください!

より細かいリスニングの解き方については、以下の記事で詳しく解説しています!

『キムタツの東大英語リスニング』を使う際のペース配分

『キムタツの東大英語リスニング』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、「1日あたり30分~1時間」取り組むことで、40日での完成を目指します。その後も、一度解いた問題を定期的に復習し、3か月~半年で全ての問題を完璧にしましょう。

部活動で忙しくて時間が取れないという人は「週末にまとめて3〜4セット」解くことで、20日での完成を目標にします。音読やシャドーイングは隙間時間に取り組みましょう。

受験まで時間がない高校3年生の場合は「1日の勉強量を2倍」にすることで、1週間で完成させます。ただし、このやり方は短期的に詰め込むため相当な覚悟が必要です。受験まで残りわずかな人のみ取り組みましょう。

『キムタツの東大英語リスニング』を使う際の注意点

『キムタツの東大英語リスニング』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 解説を読む際は聞き取れるまで音声を聞く
  • 共通テストで8割以上とれてから取り組む
  • 音読は必ずセットで行う

問題を解くときに繰り返し聞くことは避けるべきですが、解説を読むときは聞き取れるようになるまで音声を流しましょう。

そのためには最低限のリスニング力が必要になるので、共通テストで8割を取れるようになってから『キムタツの東大英語リスニング』を使うことを推奨します。

また、リスニング力を伸ばすために、音読は必須です。スクリプトで理解した後は、必ず音読までセットで行うことを習慣にしましょう。

まとめ

最後にもう一度『キムタツの東大英語リスニング』がオススメな人を確認しましょう。

  • 500~600ワードの長いスクリプトが聞き取れるようになりたい人
  • 速いスピードでも焦らないで聞き取れるようになりたい人
  • 難関国公立のリスニングで高得点をとりたい人

長い英語が聞き取れるようになりたい人や難しいリスニング試験で合格点を取りたい人などは、『キムタツの東大英語リスニング』を使ってリスニングの解き方を学びましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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