『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』は、中学校で習った英文法の内容をもう1度復習したい人にオススメの参考書です。英文法を学ぶときにつまづきやすいポイントやルールの覚え方がわかりやすく解説されているので、英語に苦手意識がある人も使えます。
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を1冊やり切れば、中学レベルの基礎の英文法をマスターできるので、スムーズに高校の英語に取り組めるでしょう。
今回の記事では『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』はどんな参考書?
それではまず『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,320
- 収録パート数
- 19パート
- ページ数
- 160ページ
- 習得にかかる時間
- 35日間
- レベル
- 中学校の英文法を学び直したい人、英語に苦手意識がある人
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』は、解答を暗記するのではなく、英文の組み立て方を理解できる1冊です。例文つきで英文の組み立て方や和訳の仕方をわかりやすく説明しているので、英語に苦手意識がある人でも理解できます。
「英語が苦手」「英文法を学び直してじっくり基礎から始めたい」という人は『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を使いましょう。
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』のメリット・デメリット
メリット
- 例文や解説がシンプルでわかりやすい
- 中学校で学ぶ範囲のみで構成されている
- 音声をダウンロードできる
- 学習効果が最大になるように学ぶ順序が工夫されている
デメリット
- 基礎的な内容を理解できていれば必要がない
- 演習問題は少なめ
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』は、例文や解説がシンプルでおさえておきたい内容がコンパクトにまとまっています。各レッスンの最初に大切なポイントが書かれているので要点をサッと確認できます。
学ぶ順序にも工夫がされており、前のレッスンで習ったことを土台にして次のレッスンに進む「積み上げ式」の学習ができるのが特徴です。音声ダウンロードの特典もついているので、書くだけでなく英語を聞きながら文法の学習を進めることもできます。
ただし、中学レベルの英文法なので、基礎的な内容を理解している人は別の参考書を使った方がよいでしょう。オススメの参考書は後ほどご紹介します。
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』がオススメな人
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』は以下のような人にオススメです。
- 英語が苦手で中学レベルの英文法が不安な人
- まだ高1、2で受験まで時間がある人
- 基礎の基礎から始めたい人
- 高校の英語の授業についていくことが難しい人
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』は、基礎から英文法をしっかり固めたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない高1、2が英語を勉強する足掛かりとしても使えます。
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』の学習を一通り終えたら、『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる問題集』で問題演習をすることがオススメです。
また、中学内容を十分に理解できた人は、『高校英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』を使用して、中学レベルの英文法に加えて高校で習う英文法も学習するとよいでしょう。
『高校英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』については、以下の記事でも解説しています!
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』の使い方
ここからは具体的な『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 時間を計りながら読む
- Step2.
- 確認問題や例題として解説された問題を自力で解く
- Step3.
- 該当範囲の演習に取り組む(定着)
毎日1時間の学習で、マスターするのにかかる時間は35日です。
- 1周目:1日1パート×19日=19パート
- 2周目:1日2パート×10日=19パート
- 3周目:1日3パート×6日=19パート
- 合計35日
毎日1時間で3つのステップをくり返し学習すると、19日間で『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を1周できます。
Step1.時間を計りながら読む
まずは、時間を計りながら読みましょう。
参考書を学習するときは、自分が思っているよりものんびり進めてしまうことが多いので、想定よりも遅れてしまったり、時間がかかることがあります。
そのため、「1ページ5分で読む」のように、自分で時間を決めて時間内で読み切ることを目標に進めましょう。
Step2.確認問題や例題として解説された問題を自力で解く
次に、例題やページ右下のふりかえり問題を自力で解いてみましょう。
間違えた問題があれば解説部分を参考にして次は正解できるように復習をしておくことが大切です。
Step3.該当範囲の演習に取り組む
1パート分を解き終えたら、その範囲の演習問題に取り組みましょう。
「4技能トレーニング」というページに練習問題が載っているので、該当範囲を自力で解いてみましょう。解き終えたら解答を見て、間違えた問題は復習をします。
ポイントは、間違えた問題には印をつけておくことです。印をつけておくと2周目以降で復習をするときに、どこで間違えたのかが一目でわかるので効率よく学習を進められます。
2周目は1周目と同じステップでペースを上げて、1日2パートずつ学習を進めましょう。
3周目は全ての問題に取り組むのではなく、1、2周目で間違えた問題のみを解き直します。1日3パートを目安として進めるとよいでしょう。
問題量が物足りないと感じる人は、『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる問題集』を使用すると演習量を増やすことが可能です。
ここまでくれば、中学レベルの文法がしっかりと定着しているでしょう。
より詳しい英文法の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を使う際のペース配分
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
改めて標準的なペースはこちらになります。
- 1周目:1日1パート×19日=19パート
- 2周目:1日2パート×10日=19パート
- 3周目:1日3パート×6日=19パート
- 合計35日
毎日1時間で3つのステップをくり返し学習すると、19日間で『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を1周できます。
まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、上記のペースで学習することをおススメします。
受験まで時間がない高校3年生の場合は「1周目に2パート、2・3周目は3パート」ずつ進めることで、約3週間で完成させます。ただし、高校3年生の場合は高校内容の復習もしなければならないので、苦手な分野だけ取り組むようにするとよいでしょう。
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を使う際の注意点
『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 時間を計りながら学習を進めよう
- 間違えた問題には印をつけておこう
- 苦手なテーマを中心に復習をしよう
解説を読むときや問題演習をするときは、必ず時間を計って学習を進めるようにしましょう。時間を計ることでのんびり進めてしまったり、想定していたページまで進まないということを防げます。
間違えた問題には印をつけておくことがポイントです。印をつけておくことで、自分の苦手なテーマを把握することができるでしょう。
また、2周目以降で問題に取り組むときは、間違えた問題のみを解くことで効率よく学習を進められます。
自分の苦手なテーマを把握している人は、そのテーマを中心に学習を進めることがオススメです。苦手なテーマの復習ができたら、高校の内容の学習を始めましょう。
まとめ
最後にもう一度『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』がオススメな人を確認しましょう。
- 英語が苦手で中学レベルの英文法が不安な人
- まだ高1,2で受験まで時間がある人
- 基礎の基礎から始めたい人
- 高校の英語の授業についていくことが難しい人
英語に苦手意識がある人や英文法を基礎から学び直したい人などは、『中学3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』を使って効率よく復習を進めましょう!
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