今回の記事は模試の活用方法から大阪大学、名古屋大学の勉強法まであなたの勉強に関するお悩みを解決します。
質問の方はマルオとさきさきに紹介してもらいましょう。
LINE@に寄せられた質問への回答
Q1.模試の教科別のやり直し方法
模試の復習の必要があるのは「全範囲終わった」教科だけです。なぜなら模試は既にやった分野の知識や解答力を試す場です。習っていない分野ができないのは当然であり、復習しても「その模試の問題」を解けるようにしかならず、復習の意味がないのです。前者を優先させて復習しましょう。
★模試の復習の仕方
まず先ほども話しましたが、既に習い終わった科目は積極的に復習しましょう。
以下に手順を解説していきます。
1)受けた当日に自己採点。
まずは自己採点をしましょう。「なぜミスをしてしまったのか?」の原因を調べることが大事です。うっかりミスなら防止策を考えましょう。そもそも知識や考え方がわからなくてミスをしたなら、参考書の記述を読んだり、簡単な問題を解いてみましょう。1週間ほどかけて、間違えた問題を一通り解き直していきます。
2)返却後もう一度解く。
返却後、もう一度模試を解いてみましょう。ここでもう一度間違えた分野は要注意。基礎ができていない場合は、計画を修正して、一旦基本的な部分を復習したり、科目ごとの勉強時間の配分を見直しましょう。
このようにすでに習った部分の復習をして抜け漏れをなくしていきましょう。
Q2.名古屋大学理学部に合格するための勉強方法
次は、英語は英文解釈や英作文についてしっかり勉強しましょう。和文英訳の問題や、英文和訳の問題が比較的多く出題されるので、ここを逃してはいけません。特に英作文はほかの受験生が対策に困りやすい分野なので、確実に例文暗記をして点数を取りましょう。そして最後は、地理や国語には最低限の時間しかかけてはいけません。
実際、年間計画では地理は来年の1月だけしか埋めていません。
それ以外は学校の授業で対策しましょう。国語についても古文や漢文は点数が上がりやすいので対策しても良いですが、現代文の実力をじっくりと育成している時間はありません。それならば数学や理科、英語に時間をかけましょう。
Q3.化学のおすすめの参考書は?
化学が基本からわかっていない、学校のテストで平均点を下回る、授業の内容を覚えていないなんていう人は必ずここから始めましょう。
『スタディサプリ高3トップ&ハイレベル理論化学』、『高3無機化学』、『高3トップ&ハイレベル有機化学』の3つを受けることで、受験化学の基礎を固められます。
焦って次のレベルから始めたりすると逆に時間がかかったりするから、化学の基本ができてないなと感じる人はここから始めよう。
定期テストはある程度できるけど、ちょっと難しい問題になるとできないという人や、センター模試で50点くらいの人はこの参考書で勉強しましょう!また、完璧にすることでMARCHレベルの化学の問題でも合格点を取れるようになりますよ!
早慶や旧帝大などを目指している人はこの問題集を完璧にしましょう!センター試験が8割くらい解けるようになったらこの問題集に進むといいですよ!
Q4.大阪大学の数学はどのくらいのレベルですか?
Q5.歴史の年号の覚え方
①暗記そのもののやり方
歴史の暗記は日本史、世界史どちらも勉強方法は共通しているので、まとめてお答えします。
まず世界史、日本史どちらも「流れをつかむ」ことが必須です。単に年号だけ覚えていると、いざ正誤問題や論述問題を解いても全く手につかないといっても過言ではありません。また暗記作業も苦しくなります。そのためまずは「こんなことがあって、次にはあんなことがあって」という歴史の流れをつかむこと大切なのです。
ということで、最初は全体の流れを理解する勉強から始めましょう。おすすめの参考書としては「マンガ」です。例えば集英社の『学習マンガ 日本(世界)の歴史』などがおすすめです。「マンガを読むことは勉強になるのか?」と不安に思うかもしれませんが、マンガは早く読めて、かつ全体の流れをイラストで簡単に把握することができます。学校や地域の図書館に置いてあるので、一週間程度で読んでしまいましょう。
ざっくりとした流れがマンガで掴めたら、次は『ナビゲーター世界史(日本史)』、もしくは『世界史(日本史)の実況中継』といった参考書を使いましょう。より詳細な流れを理解し、知識をつけていきます。年号まで正確に覚える必要はありませんが、「どの時代に何があったのか」はこれらの参考書で確実に把握しましょう。
これらの勉強が終わった後に「一問一答」などに取り組むことで暗記を無理なく行うことができます!
日本史と世界史のどちらにしても、全体像を理解していない状態で暗記に取り組んでもなかなか覚えられず、点数を伸ばすことができません。まず、年号の前に全体像を理解する勉強をしましょう。
全体像をつかむ勉強は以下の記事で詳しく紹介しています!
・ 「世界史通史(全体像把握)|まず最初に「全体像」を掴むべし。世界史の勉強がラクになる全体像の勉強法」
・「日本史 通史(全体像把握)の勉強法|知識がゼロでも短期間で成績が伸びる日本史の勉強法」
②年号を暗記するやり方
流れはわかっても、具体的にどうやって暗記すればいいの?と思う方もいるかもしれません。
そこで年号暗記のやり方をお答えします。質問にもあった通り、「語呂合わせ」で覚えるのがいいかと思います。
自分で作るのもいいですが、世界史、日本史ともにオススメの語呂合わせの参考書があります。
世界史:世界史年代ワンフレーズnew
日本史:高校100%丸暗記 日本史年代:マンガとゴロで
イラストとともに、年号の語呂合わせがたくさん紹介されています。
”ひとつ”(111なのか112なのか)や”むっつ”(6なのか62なのか)といった、音だけ聞くと紛らわしい年号がなかったり、インパクトが強い語呂など、覚えやすい工夫もなされ、年号の重要度ちゃんと分けられているので、非常に使い勝手がいいです。
また使い方としてはこの参考書を使って覚える他に、ノートの年号が書いてある場所などに、紹介されている語呂合わせを書き込んでいくのがいいでしょう。
通史を復習する時に、この語呂合わせも一緒に覚えてしまいましょう。