物理の参考書使い方


『リードα物理』は物理の基礎を固めるのにオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『リードα物理』は、高校物理の基本レベルを身につけたい人にオススメの参考書です。シンプルなデザインでとても見やすく、正しい使い方を知っていれば共通テストの勉強にも使えます。

『リードα物理』を1冊やり切れば、物理の基本を身に付けられるでしょう。

今回の記事では『リードα物理』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『リードα物理』はどんな参考書?

それではまず『リードα物理』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

画像引用:数研出版

  • ページ数
  • 296ページ
  • 習得にかかる時間
  • 57時間
  • レベル
  • これから物理の勉強を始める人、物理の基礎を固めたい人

『リードα物理』は、物理の勉強の一歩目にふさわしい1冊です。高校レベルの基本的な問題からはじめて、大学入試レベルの問題までじっくり勉強できます。

「物理が苦手」「まだ受験生ではないので基本レベルの問題から始めたい」という人は『リードα物理』を使いましょう。

『リードα物理』のメリット・デメリット

メリット

  • 問題数が多いので十分な演習ができる
  • シンプルなデザインで見やすい
  • 分野ごとに問題が分かれている
  • 基本問題に焦点を当てている

デメリット

  • 解説が少ない

『リードα物理』は、シンプルなデザインのため初心者でも使いやすいです。基本問題に焦点を当てているため、物理の基礎固めに最適です。問題数は、基本問題・例題・応用問題合わせて「約500題」と多いため、とにかく解いて物理の基礎を身に付けられます。

ただし、解説は少ないため『リードα物理』だけで理解できない場合は、教科書などを一緒に参考にしながら理解していきましょう。

リードα物理がオススメな人

『リードα物理』は以下のような人にオススメです。

  • 物理の問題をたくさん解きたい人
  • 問題を通して物理の基本を理解したい人
  • ステップごとに物理の内容を理解したい人

『リードα物理』は、基礎から物理をしっかり固めたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない1,2年生が物理を勉強する足掛かりとしても使えます。

『リードα物理』は分野ごとに分かれて問題が掲載されています。そのため、自分の苦手分野や志望校で必要な範囲に合わせて問題を選ぶとよいでしょう。

『リードα物理』の使い方

ここからは具体的な『リードα物理』の使い方をチェックしていきましょう!どんなによい参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『リードα物理』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら問題を解く
Step2.
解説を丁寧に読む
Step3.
間違えた問題は解説を閉じて解きなおす
Step4.
間違えた問題に印をつける
Step5.
2周目以降は間違えた問題だけ取り組む

Step1.時間を計りながら問題を解く

まずは時間を計りながら問題を解きます。本番の入試では時間制限があるため、早めに慣れることがオススメです。また、ダラダラ進めるとモチベーションも下がってしまうので、制限時間を設けましょう。

Step2.解説を丁寧に読む

1周目を解いた後は、正解している問題も含めて解説を丁寧に読みましょう。正解している問題の解説も読むことで、根拠をきちんと確認して入試で似た問題が出題された際も対応できます。

また、欄外に覚えておくべき知識がまとまっていることもあるので、そこも飛ばさず読んでください。

Step3.間違えた問題は解説を閉じて解きなおす

解説を読んで理解できたら、解説を閉じてもう一度解き直しましょう。その場で解きなおしすことで、「理解したつもりになる」ということを防げますし暗記も捗ります。

Step4.間違えた問題に印をつける

間違えた問題には印をつけて、2周目に解けるよう備えましょう。

Step5.2周目以降は間違えた問題だけ取り組む

2周目以降は、先ほど印をつけた間違えた問題のみに取り組みましょう。

より細かい物理の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『リードα物理』を使う際のペース配分

『リードα物理』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、「1日1ページ取り組む」ことで、約10ヶ月での完成を目指します。

もう受験まで時間がないという人は、「1日2ページ取り組む」ことで、約5ヶ月での完成を目標にしましょう。

高3の夏前までに1周は終わるペースを意識して取り組むのがおすすめです。

『リードα物理』を使う際の注意点

『リードα物理』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 範囲を絞って攻略しよう
  • 公式を理解しながら勉強を進めていこう
  • 応用問題は10分ほど考えて取り組もう

『リードα物理』を進めるときは、いきなり全ての問題を解く必要はありません。なぜなら、一度に解いて終わらせると、最初に取り組んだ範囲を忘れてしまうからです。勉強するときは、まず自分で範囲を決めてから解きましょう。

また、問題に取り組むときは、公式を理解しながら進めていきましょう。『リードα物理』には、公式を理解できるようにさまざまな問題が用意されています。そのため、基本問題までは「公式を理解する」ということを意識しながら学習したほうが効率的です。

基本問題までは、2〜3分考えてわからなければ解答を見て構いません。基本問題は「そもそも知らないと解けない問題」が多いため、変に粘らず解答を見て理解したほうが早いです。

一方で、応用問題は思考力を鍛える問題が多いため、10分くらいしっかりと考えて解きましょう。

まとめ

最後にもう一度『リードα物理』がオススメな人を確認しましょう。

  • 物理の問題をたくさん解きたい人
  • 物理の基礎から問題を通して理解したい人
  • ステップごとに物理の内容を理解したい人

物理に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、物理を勉強する足掛かりとして使いましょう!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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