物理の参考書使い方


『名問の森』は早慶や難関国立大レベルを目指す人にオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『名問の森』は、早慶や難関国立大レベルを目指す人にオススメの参考書です。難関大の入試で頻出の問題が厳選されているため、物理での高得点を狙えるようになります。

『名問の森』を読めば、難関大に挑戦できる応用力を身に付けられるでしょう。

今回の記事では『名問の森』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『名問の森』はどんな参考書?

それではまず『名問の森』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,100
  • ページ数
  • 224ページ
  • 習得にかかる時間
  • 180時間
  • レベル
  • 早慶レベル、難関国公立大学レベル

『名問の森』には、『名問の森 力学・熱・波動Ⅰ』と『名問の森 波動Ⅱ・電磁気・原子』の2冊があります。

難関大の受験で必要となる物理の知識を勉強できる問題集で、実際の入試の頻出問題が網羅的に収録されています。早慶や難関国公立、医学部を目指している人にオススメです。

「難関大を目指している」「頻出パターンに解答できるようになりたい」という人は『名問の森』を使いましょう。

『名問の森』のメリット・デメリット

メリット

  • 難関大で合格点が狙える問題を対策できる
  • 厳選された問題を分野ごとに学べる
  • 図解や別解で理解を深められる

デメリット

  • 教科書レベルを身に付けていない人には適さない

『名問の森』では実際の入試過去問に挑戦できるため、対策することで難関大で合格点が狙えます。分野ごとに問題が厳選されているため、苦手分野から取り組めば得点を伸ばしやすいでしょう。

また、解説には図解や別解が掲載されているため、自分が考えつかなかった解法を知ることができます。

ただし、応用レベルの問題集なので、教科書レベルの基礎知識が身に付いていないと問題が解けず非効率な勉強になります。まずは『セミナー』や『良問の風』などの一般的なレベルの問題集を終えてから取り組みましょう。

各問題集の具体的な使い方については、それぞれ以下の記事で解説しています!

セミナー

良問の風

『名問の森』がオススメな人

『名問の森』は以下のような人にオススメです。

  • MARCHレベルは解けるが早慶以上のレベルは解けない人
  • 共通テストで9割以上の点数を取れる人
  • 『良問の風』を終えた人

『名問の森』は、早慶以上のレベルを目指す人や、『良問の風』を終えた人にオススメの参考書です。物理を得意科目にしたい場合にも活用できます。

共通テストで9割取れないという方は、先に『セミナー』や『良問の風』を活用しましょう。

『セミナー』や『良問の風』については、以下の記事で解説しています!

『名問の森』の使い方

ここからは具体的な『名問の森』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『名問の森』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら問題を解く
Step2.
解説を丁寧に読む
Step3.
間違えた問題を解き直す
Step4.
間違えた問題に印をつける
Step5.
先ほどの「Step3.」に戻り2周目として繰り返す

Step1.時間を計りながら問題を解く

入試に向けて、時間を意識して問題に取り組めるように癖をつけておきましょう。わからない問題は、じっくり考えるのではなく、制限時間を決めてどんどん解き進めることが大切です。

Step2.解説を丁寧に読む

1周目は、正解した問題も含めて全ての解説を丁寧に読みましょう。解説を読むことで、解答のポイントなどをより深く理解できます。

Step3.間違えた問題を解き直す

解説を読んで理解した後、間違えた問題は再度解き直してみましょう。

「理解したつもりだったが解けない」という問題もあるかもしれません。内容を正しく理解しているか確認し、ひとつずつ苦手をつぶしましょう。

Step4.間違えた問題に印をつける

1周目では、間違えた問題には印をつけておきましょう。2周目でも間違えたらまた印を付ける、と繰り返していくと「印の数が多いほど苦手な問題だ」ということも一目でわかります。

Step5.先ほどの「Step3.」に戻り2周目として繰り返す

2周目は、1周目で間違えて印をつけた問題を中心にもう一度解いていきます。2周目でも間違えた問題は、先生に質問するなどして確実に理解しましょう。

より細かい物理の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『名問の森』を使う際のペース配分

『名問の森』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

比較的時間に余裕のある人は、「1日3問・1時間半くらい」を目安に毎日取り組みましょう。このペースで進めると、4ヶ月程度で『名問の森』2冊の全分野を3周できます。

時間に余裕のない人は、いつまでに終えたいかを逆算して、1日何問解くかを決めておくのがオススメです。苦手分野から手を付け、効率的に学習を進めましょう。時間がなくても、1周目は必ず解説に目を通すようにしてください。

『名問の森』を使う際の注意点

『名問の森』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 正解した問題の解説も必ず読もう
  • 全分野を一気に解くのはやめよう

『名問の森』は詳細な解説がついており、別解も書かれています。そのため、正解した問題であっても、しっかりと解説を読んで別解を理解しましょう。受験では解法が限られている問題や、ひとつしか答えが出ないよう調整されている問題もあるため、別解を知っておくことがオススメです。

全140問を1周、2周…と順に解いていくと、最初に取り組んだ問題は忘れてしまっているかもしれません。分野ごとに問題を解き、一つひとつ分野をマスターして次に進みましょう。

まとめ

最後にもう一度『名問の森』がオススメな人を確認しましょう。

  • MARCHレベルは解けるが早慶以上のレベルは解けない人
  • 共通テストで9割以上の点数を取れる人
  • 『良問の風』を終えた人

早慶以上のレベルを目指す人や、『良問の風』を終えた人は、物理のレベルアップに役立てましょう!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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