物理の参考書使い方


『難問題の系統とその解き方』は物理の難関大対策にオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

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『難問題の系統とその解き方』は、東大や難関医学部など、最難関レベルの物理を身につけたい人にオススメの参考書です。実践的な問題が多く掲載されているため、発展問題を解きたい人には最適です。

『難問題の系統とその解き方』をやれば、難関大レベルの入試でも高得点を狙えるようになります。

今回の記事では『難問題の系統とその解き方』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『難問題の系統とその解き方』はどんな参考書?

それではまず『難問題の系統とその解き方』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • 各¥1,870
  • ページ数
  • 力学・熱・波動:384ページ、電磁気・原子:376ページ
  • 習得にかかる時間
  • 54時間
  • レベル
  • 東大や難関医大など、最難関レベルの物理の演習をしたい人

『難問題の系統とその解き方』は、物理の問題演習にふさわしい1冊です。難関大の物理で高得点を狙う人は解いておくべき参考書の一つです。

「東大や難関医大を志望している」「発展レベルの物理の問題を解きたい」という人は『難問題の系統とその解き方』を使いましょう。

『難問題の系統とその解き方』のメリット・デメリット

メリット

  • 問題量が多い
  • 考察や思考力が鍛えられる
  • 難関大対策に特化している

デメリット

  • 解説がわかりづらい

『難問題の系統とその解き方』は、発展的な問題が数多く掲載されているため、難関大を志望している人にオススメです。

それぞれ問題演習が93題掲載されているため、入試に必要な実力をしっかり身に付けられます。要項で重要項目を確認できるため、問題を解く前に目を通しておきましょう。

また、以下のようにジャンルごとに問題が分かれているため、苦手な部分を重点的に演習することもできます。

【力学・熱・波動】
Chapter1:力学(力と運動・保存則)
Chapter2:熱(熱力学・気体分子運動論)
Chapter3:波動(波動一般・具体的な波)

【電磁気・原子】
Chapter1:電磁気(静電気・直流回路・電流と磁場・交流と荷電粒子の運動)
Chapter2:原子(原子の構造・原子核と素粒子・固体と電子)

解答は問題集と別冊です。ただし、解説がわかりづらかったり不十分だったりするところがあるため、教科書や他の参考書と併用しましょう。

難問題の系統とその解き方がオススメな人

『難問題の系統とその解き方』は以下のような人にオススメです。

  • 東大や難関医大を目指している人
  • 入試標準レベルの物理を難なく解ける人
  • 発展的な問題を解いて高得点を狙いたい人

『難問題の系統とその解き方』は、東大や難関医大を目指している人にオススメの参考書です。入試標準レベルの問題は解けるが、応用問題はまだ得点を取り切れないという人がレベルアップするのに適しています。

『難問題の系統とその解き方』は、ジャンルごとにチャプターが分かれています。「要項→例題→演習問題」の順で進むと取り組みやすいので、一度すべての項目をこの順番で解いていくとよいでしょう。

『難問題の系統とその解き方』の使い方

ここからは具体的な『難問題の系統とその解き方』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い単語帳でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『難問題の系統とその解き方』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら問題を解く
Step2.
解説を丁寧に読む
Step3.
間違えた問題は解説を閉じて解き直す
Step4.
間違えた問題に印をつける
Step5.
2周目以降は間違えた問題だけ取り組む

Step1.時間を計りながら問題を解く

問題を解くときは、必ず時間を計るようにしましょう。本番でないとはいえ、時間を気にせず解いていると、時間内に解く力が身に付きません。本番で時間切れになってしまうことも考えられます。

また、時間を区切るとやる気も維持しやすくなるのでオススメです。

Step2.解説を丁寧に読む

答え合わせをした後は、解説を丁寧に読み込みましょう。<strong”>なぜ間違えたかを把握することによって、次に同じような問題に遭遇したときに対処できるようになります。

また、正解した問題でも解説を読む癖をつけるといいでしょう。たまたま正解した問題はもちろん、確信を持って正解した問題にも、新たな発見があるかもしれません。

Step3.間違えた問題は解説を閉じて解き直す

解説を読んだ後にもう一度解き直してみると、より効果的に記憶へ定着させられます。「なぜその答えになるのか」という理由を意識しながら解き直しましょう。

解説を閉じて何も見ない状態で解き直すのがポイントです。とくに難関大の入試では記述問題も増えるので、解説を読んで入試本番で模範解答に近い答案を書けるようにしましょう。

Step4.間違えた問題に印をつける

間違えた問題には印をつけておくのがポイントです。印をつけておくことで、次は間違えた問題のみを解いて、効率的に苦手を克服できるようになります。

Step5.2周目以降は間違えた問題だけ取り組む

2周目以降は間違えた問題を優先的に取り組み、苦手な箇所を一つずつ克服していきましょう。

より細かい物理の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『難問題の系統とその解き方』を使う際のペース配分

『難問題の系統とその解き方』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。1日5問進めれば約2カ月で1周、その後2周目3周目に取り組めるでしょう。

『難問題の系統とその解き方』に取り組む時期は、過去問演習の時期と被る場合も多いでしょう。基本的に、11月以降は過去問演習を優先するのがオススメです。

ひとまずは過去問演習に取り組んで、余裕があれば『難問題の系統とその解き方』にも挑戦してみましょう。

『難問題の系統とその解き方』を使う際の注意点

『難問題の系統とその解き方』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 難しい場合は他の問題集や教科書に戻ろう
  • 理解できないまま次に進まないようにしよう
  • 自力で解き直そう
  • あくまで過去問演習を優先しよう

『難問題の系統とその解き方』は、問題自体のレベルが非常に高いのが特徴です。おそらく、1周取り組んだだけでは解けないケースも多いでしょう。時間を使いすぎないためにも、難しいと感じたら基礎レベルの他の問題集や教科書に戻りましょう。

解説を読んだときに理解できない場合は、教科書などを使って理解できるまで考えましょう。わからないまま次に進んでも、2周目に同じところでつまずくでしょう。

また、解き直しをする際は解答を見ながらでは力になりません。必ず解答を閉じて、自力で解き直してください。

そして、あくまでも過去問演習の方が優先度は高いことは頭に入れておいてください。目安として、高3の11月以降は過去問演習を優先しましょう。

まとめ

最後にもう一度『難問題の系統とその解き方』がオススメな人を確認しましょう。

  • 東大や難関医大を目指している人
  • 入試標準レベルの物理を難なく解ける人
  • 発展的な問題を解いて高得点を狙いたい人

東大や難関医大を狙っていたり発展問題で高得点を狙いたい人などは、レベルアップするために活用しましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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