中央大学


中央大学 生物の対策

GMARCHの一つでもある中央大学の生物は、標準レベルまでの知識を正確に暗記して、それに関する現象の原理を正しく理解し、表現する実力があるかを試される試験となっています。そんな中央大学生物の得点力を向上させるにも、試験本番での問題傾向を把握した上で、入念に対策をしていくことが欠かせません。

この記事では、中央大学の生物の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

中央大学の生物出題傾向

例年、入試形式を問わず、DNAの塩基配列や複製過程といった遺伝子に関する分野や細胞分裂の仕組みや分化した各細胞の働きといった細胞全般に関する分野からの出題が多い傾向にあります。反対に、生殖や各生物の生態に関する分野からの出題はあまり見られません。

そして出題範囲によらず、知識問題が主に出題されています。計算問題や図描問題の出題は、ほぼありませんでした。また、図表や説明文から情報や特徴を読み取って、知識と併せて考察する問題も一部出題されることもあります。

中央大学生物の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 マーク形式の小問集合
  • 第2問 マーク形式及び記述形式の大問
  • 第3問 マーク形式及び記述形式の大問
  • 第4問 マーク形式及び記述形式の大問

一般入試型の大問構成を示しました。通常、小問集合は異なる分野から出題される小問3題から構成されています。また、2017年度以前は、5題以上の大問が出題されていました。記述形式の設問の多くは用語穴埋め問題で、知識を基に解答する簡易的な論述問題も散見されます。一方で、共通テスト併用方式では、マーク形式の設問の出題はなく、全3題の記述形式の大問が出題されます。

中央大学生物の時間配分の例

中央大学の生物の試験時間は一般入試型では90分で、共通テスト併用型では100分となっています。大問ごとの出題形式や小問数に違いはありますが、一般入試型においては大問1題につき15~20分強の解答時間、共通テスト併用型においては大問1題につき30分程度の解答時間を想定しておけば大丈夫でしょう。出題される問題数は際立って多いわけではなく、マーク形式や一問一答形式の設問もあるので、試験時間にはある程度の余裕があると考えて大丈夫です。

出題分野ごとの難易度の差はあまりないので、マーク形式の小問集合やマーク形式の設問が多く含まれる大問といった手早く得点しやすいものから着手しましょう。続いて、自分の得意分野や馴染みのある内容の大問が出題されていたなら、優先的に着手してください。最後に、自分の苦手分野に当たり、論述問題が比較的多く含まれているような大問の解答に移ることをおすすめします。

時間配分の例

00:00 マーク形式の小問集合(15)
00:15 マーク形式の設問が多く含まれ、手早く解答できそうな大問(18)
00:33 論述問題が多く、解答に時間がかかりそうな大問(22)
00:55 自分の苦手分野にあたる大問(20)
01:15 解答できた問題の見直し及びできなかった問題への再挑戦(15)

一般入試型の時間配分について示しました。試験時間にはある程度の余裕はあるので、マークミスなどのケアレスミスがないかを確かめる時間は十分に確保しておきましょう。そして、一度解けなかった問題については、再度立ち返れると考えて、落ち着いて問題に取り組むと良いでしょう。

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中央大学生物で必要な学力レベル

中央大学の生物を解答するあたっては、共通テストで良く出題されるような標準レベルまでの知識はもれなく確実にしておく必要があるでしょう。特に、遺伝や細胞といった頻出分野については、図説レベルのより詳細な知識の習得もしておくと安心でしょう。また、知識の習得のみならず、理解した知識や原理を説明するするタイプの記述問題にも積極的に取り組んでいきましょう。

受験学科や年度、受験形式にもよりますが、生物で6割5分以上の正答率を目指し、全教科での合格水準到達につなげていきましょう。どんなに生物が苦手な場合でも6割の正答率を、反対に生物を得点源にしたいのなら7割以上の正答率を目標に対策していきましょう。

中央大学生物が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、中央大の生物で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人は初めから進めてください。基礎に自信があって、これから中央大学に特化していきたい!という人は途中からでもOKです。

生物の基本、教科書レベルがきちんと身についているかのチェック

学校の授業と並行して行えば、スムーズに生物の勉強をすすめることが出来ます。しかし、学習進度が遅い学校も多く、高3の冬入試ギリギリまで終わらないということもあり得ます。そのため、自発的な勉強もすすめていき、高3の夏前には遅くとも一通りの学習を終えられるようにしましょう。

これまで習った範囲の復習も含め、以下の参考書で全範囲の知識の網羅と定着を並行して行います。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。いきなり問題を解くことはできないため、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで身につけていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル生物」などを活用しましょう。問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

次に進むポイント

  • 生物の苦手意識が少し薄れてきた
  • 生物でどういう範囲があって、どんな問題が出るのか把握している
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた
  • 参考書の章末問題が8割程度正解できる

中央大学入試を解くための「定石」を把握する問題演習

共通テストレベルや中央大入試レベルの問題で正答を導き出すには、教科書で理解した知識や原理を的確に解答に結び付けることが不可欠となってきます。ここからは、典型問題を通して、頻出の解法を固めていくことで、入試問題を解くための「武器」を身につけます。

夏休み中までに基礎~標準レベルの問題演習を終えて、過去問演習も含めたより幅広いタイプの問題演習へと移っていけると良いでしょう。

次に進むポイント

  • 「基礎問題精講」で7~8割は解ける
  • センター試験の過去問で70点程度は取れる

中央大学入試レベルまで引き上げる!入試形式の問題で演習

定石問題の解法が身についたら、中央大入試を見据えたレベルアップを図りましょう。入試問題は定石問題の組み合わせで出題されることが多いので、実際の入試で出題された問題をどんどん演習していきます。

基本的な参考書をやり終えたら、中央大の過去問や中央大形式に似た問題で仕上げていきます。これまでに学習した定石の解法を活かしながら、過去問演習を繰り返すことで、頻出形式の問題を解くコツを体得できます。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組むと良いでしょう。実際にどの順番で解くのか、というのを意識できるので、10月から11月にかけてある全国模試や共通テスト入試プレと併せて、秋以降の仕上げに使っていきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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