早稲田大学教育学部


早稲田大学教育学部 地理の対策

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

  • 2025年度入試から学習指導要領の変更に伴い、各大学の入試配点や出題範囲の変更が予定されています。順次更新していますが、一部古い情報が含まれている可能性もあるので、記事の更新日を必ずご確認ください。

この記事では、早稲田大学教育学部・地理の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

早稲田大学教育学部・地理の出題傾向

早稲田大学教育学部の地理は例年4題構成になっており、空欄補充問題がメイン形式になっています。出題内容は例年地誌が中心でしたが、2020年度は系統地理の出題が多く見られました。出題の配分が変動しても安定して高得点を取れるよう、バランスよく対策しておくことが求められます。

早稲田大学教育学部・地理における各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 空欄補充問題
  • 第2問 空欄補充問題
  • 第3問 空欄補充問題
  • 第4問 空欄補充問題

どの大問も選択肢の与えられた空欄補充問題がメインとなっており、次いで用語を答える記述問題が多く見られます。

また1行程度の短文が5つ~6つ与えられ、正誤を判定する問題も出題されています。

表を用いた出題も頻繁に見られ、人種の割合や農作物の生産量といった多様なテーマに関する表を読み取り、適切な国の組み合わせが問われます。

そして、2020年度は日本で近年発生した自然現象・自然災害に関する問題が1つの大問を占めました。教科書に書かれている入試の重要ポイントを頭に入れておくことはもちろん不可欠ですが、自分たちの生活している国でリアルタイムに起こっていることにもきちんと目を向けておきましょう。

早稲田大学教育学部地理の時間配分の例

早稲田大学教育学部の地理は試験時間60分。最初の大問からどんどん解いていく方針がよいでしょう。ただし得意不得意が単元によってハッキリしている場合は、得意な分野から解いても問題ありません。問題数は50問前後と多いので、分からない問題があれば飛ばして先に進むことも大切です。こうした戦略は本番でいきなり実行できるものではないため、模試や過去問を使って十分に練習を積んでおきましょう。

時間配分の例

00:00 第1問 空欄補充問題(15分)
00:15 第2問 空欄補充問題(15分)
00:30 第3問 空欄補充問題(15分)
00:45 第4問 空欄補充問題(15分)

4つの大問を60分で解くことになるので、1つの大問に充てられる時間は15分です。ただし想定外の問題に時間を取られることも見越し、余裕を持って解答できるよう心がけましょう。

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早稲田大学教育学部・地理で必要な学力レベル

多くの問題は教科書の基礎的な知識で解答できるため、用語は確実に押さえておきましょう。

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、早稲田大学教育学部の地理に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

早稲田大学教育学部のレーダーチャートはこのようになります。

早稲田大学教育学部・地理のレーダーチャートはこのようになりました。選択肢問題がメインなので、マーク式などの問題集を用いて対策を進めておきましょう。また、同時に自分で用語を記述する短答式問題も選択肢問題に次いで多いため、選択肢が与えられていなくてもスムーズに用語をアウトプットできるよう理解を深めておきたいところです。

系統地理

系統地理はレベル4。教科書レベルの内容を確実にインプットしておきましょう。地理は情報量が多く、すべての必須事項が文章化されているとは限りません。図・表の内容まで隈なくチェックしておくことが望ましいでしょう。

地誌

地誌もレベル4。こちらも教科書レベルの内容を確実に理解しておきましょう。地図帳とともに理解を深めましょう。漢字であれば正しい表記も含めたインプットが必須です。

選択肢問題

選択肢問題はレベル4。基本的知識を理解できたら、なるべく早い段階からマーク式の問題集を使って選択肢問題に慣れていきましょう。その際、選択肢をなんとなく選ぶのではなく、ひとつひとつ根拠を明示しながら吟味して解くことが、早稲田大学教育学部の入試本番で安定した得点を取るためのコツです。

論述問題

論述問題は出題されていません。

早稲田大学教育学部の地理が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、早稲田大学教育学部の地理で合格点をとるために取り組むべき勉強内容をご紹介します。これから地理の勉強を始める人は最初から順番に進めてください。あるいは基礎が仕上がっており、早稲田大学教育学部に特化していく場合は途中から読み進めてもOKです。

地理の基本を最短で身につけるカリキュラム

地理が苦手であれば、まずは苦手意識を払拭するべく教科書レベルの理解と復習を行う必要があります。

まずは「スタディサプリ」などを活用し、地理の全体像をつかみましょう。
本格的な勉強は高校2年生の後半から始めれば問題ありませんが、それまでにスキマ時間などで読んで地理に親しんでおきたいところです。

学校の授業進度も適宜確認するのがポイント。受験学年の夏休み前までには浅くでも構わないので一通り学習を終えるべきです。

なお、いきなり一問一答で演習すると単語の丸暗記になってしまい、体系的な理解にはつながりません。映像授業の付属の問題は必ず解き、また学校で配布された教材があれば穴埋め形式の問題も解いておきましょう。

次に進むポイント

  • 「系統地理」「地誌」の内容を理解できた
  • 地理で起こる事象の関係性を理解できた(細かい単語は覚えていなくても可)
  • 映像授業や学校の授業内容はすべて理解できた

早稲田大学教育学部の地理に向け、徐々にレベルUP

早稲田大学教育学部や共通テストレベルで戦うためには、学習したことを試験の場で適切にアウトプットできることが大前提です。ここからは入試問題を解くための「武器」として、頻出の解法を固めていきましょう。

さらに演習量を増やすため、共通テストの過去問も活用しましょう。

  • 選択肢問題駿台短期攻略共通テスト地理B
  • 選択肢問題共通テスト過去問

次に進むポイント

  • 共通テストの過去問で8割程度は正解できる

総仕上げ!早稲田大学教育学部の合格ラインを突破

ここまでの学習で標準的な問題の考え方は身についたので、あとは早稲田大学教育学部入試に向けてさらに絞り込んだ対策を講じましょう。これまでに取り組んできた典型問題は、入試で戦うために確かに必要ですが、自信をもって試験当日を迎えるためには十分とはいえません。基本知識を頭の中で組み立て、入試レベルの問題演習をこなしていきましょう。

基本的な参考書を終えたら、早稲田大学教育学部の過去問、あるいは形式の似た他大学の問題で仕上げます。個別試験の問題は大学によって多種多様ですから、実際に解いて解答のコツを掴みましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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