早稲田大学教育学部


早稲田大学教育学部 世界史の対策

早稲田大学の世界史は学部によって問題が異なりますが、教育学部の試験は他の学部に比べると難易度はさほど高くありません。問題のほとんどが記号での出題で、問われる知識もほとんどが教科書レベルです。しかし、年代整序問題や受験生があまり対策をしない文化史からの出題があるため、対策は不可欠です。きちんと傾向をつかんで必要な対策をしましょう。

この記事では、早稲田大学教育学部の世界史の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

早稲田大学教育学部・世界史の出題傾向

例年、早稲田大学教育学部の世界史ではマーク式と記述式の問題が出題されています。問題のレベルとしては教科書に載っているレベルのものがほとんどです。時代的には古代から現代までまんべんなく出題されますが、地域的には少し偏りがあり、西洋と東洋から2問ずつ出題される傾向にあります。中国史と文化史については毎年出題されているので特に重点的に対策をしておきましょう。

2020年度まではマーク式が40問、記述式が10問出題されていましたが、2021年度はマーク式のみでの出題となりました。

早稲田大学教育学部世界史の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 単答問題
  • 第2問 単答問題
  • 第3問 単答問題
  • 第4問 単答問題

例:第1問・第2問:単答問題

第1問と第2問は西欧からの出題が多くなっています。マーク式は正誤問題や年代整序問題があり、記述式は人名や年号、作品名等を答えさせるものがあります。正誤問題は選択肢を1つ1つ丁寧に読んで消去法で解いていくようにしましょう。年代整序については時期的にかなり近接した出来事の先後を問うものもあります。それぞれのできごとの背景となったことや密接な関係のあるできごとを理解するとともに、重要年代をしっかり覚えるようにしましょう。文化史に関する問題を解くためには人名・作品名・特徴などを覚えておく必要があります。

第3問・第4問:単答問題

第3問と第4問はアジア地域からの出題が多くなっており、特に中国については毎年出題されています。中国の歴史は目まぐるしく変化するので王朝名をしっかり整理して覚えることが大切です。問題の形式については第1問・第2問と同様です。

例年各大問がマーク式10問、記述式2問または3問という構成になっていましたが、2021年度は全問マーク式での出題でした。今後も出題傾向の変化に注意が必要です。

早稲田大学教育学部世界史の時間配分の例

教育学部の世界史の試験時間は60分で、小問はマーク式が40問、記述式10問(2021年度はマーク式が50問)です。大問は4つあるので大問1つあたり15分のペースで解いていくようにしましょう。問題の難易度は年によって変わりますが、基本的には前半が西洋史、後半が東洋史になっているので得意な方から解いていくことをおすすめします。マーク式がほとんどとはいえ、問題数が多いので1問に時間をかけすぎないように注意が必要です。

時間配分の例

00:00 第1問 単答問題(15)
00:15 第2問 単答問題(15)
00:30 第3問 単答問題(15)
00:45 第4問 単答問題(15)

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早稲田大教育学部世界史で必要な学力レベル

通史理解

通史理解はレベル5。年代整序の問題は毎年出題されており、出題内容もかなり細かいものになっています。戦争に関連する出来事や王朝の順番については特に重点的に勉強しておきましょう。

年表を見ながら各国の歴史を勉強することが大切です。
4>単語暗記

単語暗記はレベル4。教科書に出てくる用語は太字になっていないものも含めてしっかり理解しておきましょう。記述問題では地名が聞かれることも多いので場所とセットで正確に覚えておく必要があります。

一問一答を繰り返し解いて対策をしましょう。単語を暗記するときには漢字間違いにも注意が必要です。

短文論述

短文論述はレベル0。短文論述の出題はありません。

論述

論述はレベル0。論述の出題はありません。

早稲田大学教育学部の世界史が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、早稲田大学教育学部の世界史で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから早稲田大学教育学部に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

世界史の基礎の基礎から固めるカリキュラム

世界史に苦手意識があるという人は、まずその苦手を払拭するため、世界史の全体像を理解することから始めるべきです。以下のチェックリストに当てはまる場合は、まず一番基本的な問題集から取り組むようにしましょう。

  • 教科書に載っている内容や学校の授業を正直ほとんど理解できていない
  • 世界史がそもそも苦手
  • 学校の授業を全然聞いていなくて、テストでも赤点ギリギリ

これらに一つでも当てはまる場合は、以下の参考書からスタートしましょう。

この参考書は、中高で習う世界史のざっくりした内容を短時間で復習できるものです。本格的な勉強は高校2年生の後半からのスタートでいいですが、問題演習に取り掛かる前の準備として早めに始めるようにしましょう。

先程のチェックリストに当てはまらない場合は次のレベル、映像授業などを通した教科書レベルの内容理解と復習に進みましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、まずは歴史の流れを確認していきます。それぞれの時代・地域の重要な出来事を中心に通史理解を深めましょう。
また、始めから一問一答で演習するとただの単語の丸暗記になり、実践問題で知識を生かせなくなってしまいます。歴史の流れの復習も兼ねて単語を覚える際には穴埋め形式の問題集がおすすめです。この段階で教科書に太字で出てくるような語句は一通り確認しておきましょう。

次に進むポイント

  • 世界史の苦手意識が少し薄れてきた
  • 細かい単語は覚えていなくても、世界史の歴史の流れ全体や出来事はすべて把握できた
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

早稲田大教育学部入試の問題を解けるようになるためにレベルを上げていこう

早稲田大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、語句や歴史の流れについての知識があるだけでは不十分です。ここからは問題演習を重ねて、頻出問題の解き方を身に着けていきます。

夏頃にはこのステップに進んでいるのが理想的です。

正誤問題や年代整序の練習にはセンター試験の過去問も便利です。

  • 単語暗記センター試験過去問

次に進むポイント

  • 共通テストレベルの問題が解ける
  • 一問一答にスムーズに答えられる

早稲田大教育学部の世界史で合格点を取るための総仕上げ

問題の解き方はある程度身についているはずなので、あとは早稲田大教育学部の入試に向けて総仕上げをしていきます。実際の入試問題をどんどん解いていきましょう。

基本的な参考書をやり終えたら、早稲田大教育学部の過去問や似た形式の問題で最後の仕上げをします。

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。問題数が多いため、テンポ良く解けるかどうかが鍵となります。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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