早稲田大学教育学部


早稲田大学教育学部 生物の対策

私立最難関とも呼ばれる早稲田大学教育学部の生物は、幅広い確実な知識は備わっていることを前提として、高いレベルの思考力や記述力が試される試験となっています。そんな早大教育学部生物の得点力を向上させるには、試験本番での問題傾向を把握した上で、入念に対策をしていくことが欠かせません。

この記事では、早稲田大学教育学部生物の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

早稲田大学教育学部の生物出題傾向

例年、出題分野に大きな偏りはありませんが、突然変異の発生などを絡めた進化分野とホルモン分泌などを問う代謝に関する分野からの出題が多い傾向があります。また、全ての出題分野において、知識問題のみならず、実験考察問題も出題されています。特に、生態系やバイオームに関する分野からは、実験あるいは解析データを基にした記述・論述問題が多く出題されています。

早稲田大学教育学部生物の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 記述式設問
  • 第2問 記述式設問
  • 第3問 記述式設問

単純な用語穴埋め問題ばかりでなく、論述問題や描図問題も数多く出題されています。それらの思考力や記述力を必要とするほとんどの問題が、実験考察問題の一部として出題されています。

早稲田大学教育学部生物の時間配分の例

早大教育学部の生物の試験時間は60分です。大問ごとの小問数や記述量に若干のばらつきがあるので、大問1題につき15~20分の解答時間を要するとみておくと良いでしょう。出題される小問数はそこまで多くないので、試験時間にはある程度の余裕があり、難しい考察問題に集中的に時間を割くこともできます。

出題分野ごとの難易度の差はあまりないので、知識のみで解答できる小問が多く含まれていそうな大問の解答から最初に取りかかるのがオススメです。自分の得意分野や良く見知った内容の大問が出題されていたなら、優先的に着手するようにし、自分の苦手分野で、難解な考察問題が多く含まれている大問の解答は最後に回しましょう。試験時間に余裕はあるので、悩みこむような考察問題などがあったら、他の設問の解答に移るのも一つの手です。

時間配分の例

00:00 解答する問題の順番の目星を付ける(2)
00:02 自分の得意分野で、確実に得点できそうな大問(18)
00:20 知識問題がメインで、手早く解答できそうな大問(15)
00:35 難解な考察問題が多く出題されており、解答に時間がかかりそうな大問(20)
00:55 解答できた問題の見直し(5)

試験時間にはある程度の猶予はあるので、問題を解く順番の目星を最初につけておき、効率よく問題を解き進めるようにしておきましょう。

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早稲田大学教育学部生物で必要な学力レベル

早大教育学部の生物を解答するあたっては、全分野において、共通テストで良く出題されるような知識は確実にしておき、図説レベルのより具体的かつ詳細な知識の習得もしておくべきでしょう。また、知識の習得のみでは不十分で、日頃の学習から実験考察型の問題に対応できる力を養って、考察型の問題で多く出題される記述設問で、自分の考えを論理的に説明できるようになっておく必要があります。問題集を使って積極的に図描問題にもふれていきましょう。

受験学科や年度にもよりますが、得点調整が入ることは期待せずに、生物で7割以上の正答率を目指し、全教科での合格水準到達につなげていきましょう。生物が苦手な場合でも6割の正答率を、反対に生物を得点源にしたいのなら8割近くの正答率を目標に対策してください。

早稲田大学教育学部生物が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、早大教育学部の生物で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人は初めから進めてください。基礎に自信があって、これから早大教育学部に特化していきたい!という人は途中からでもOKです。

生物の基本、教科書レベルがきちんと身についているかのチェック

学校の授業と並行して行えば、スムーズに生物の勉強をすすめることが出来ます。しかし、学習進度が遅い学校も多く、高3の冬入試ギリギリまで終わらないということもあり得ます。そのため、自発的な勉強もすすめていき、高3の夏前には遅くとも一通りの学習を終えられるようにしましょう。

これまで習った範囲の復習も含め、以下の参考書で全範囲の知識の網羅と定着を並行して行います。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。いきなり問題を解くことはできないため、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで身につけていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル生物」などを活用しましょう。問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

次に進むポイント

  • 生物の苦手意識が少し薄れてきた
  • 生物でどういう範囲があって、どんな問題が出るのか把握している
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた
  • 参考書の章末問題が8割以上正解できる

早稲田大教育学部入試を解くための「定石」を把握する問題演習

共通テストレベルやそれ以上の早大入試レベルの問題を解けるようになるには、知識の習得だけでは不十分で、理解した知識を踏まえて実験の考察ができるようになることが求められます。ここからは多くの頻出解法を体得していくことで、まずは入試問題を解くにあたっての対応力を身につけていきます。

夏休み中までに標準レベルの問題演習を終えて、より難度の高い問題や過去問を用いた演習への土台を固めておきましょう。

次に進むポイント

  • 「基礎問題精講」で8割以上は解ける
  • センター試験の過去問で80点くらいは取れる

早稲田大教育学部入試レベルまで引き上げる!入試形式の問題で演習

定石問題の解法が身についたら、早大教育学部入試を見据えたスキルアップを図りましょう。入試問題は定石問題の組み合わせで出題されることが多いので、実際の入試で出題された問題をどんどん演習していきます。

基本的な参考書をやり終えたら、早稲田の過去問や早大形式に似た問題で仕上げていきます。早大教育学部の生物で頻出される問題の傾向を身をもって知るためにも、過去問を多く解くことで、頻出問題の解答のコツを掴んでいきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。実際にどの順番で解くのか、というのを意識できるので、10月から11月にかけてある早慶オープンや全統共通テスト模試などと併せて、秋以降の仕上げに使えると良いでしょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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