『イチから鍛える英語長文Basic』は、長文を基礎からじっくり勉強できる参考書です。共通テストよりも易しいレベルに設定されているため、長文読解苦手な人はもちろん、まだ受験勉強が始まっていない高校1~2年生が英語を勉強する足掛かりとしても使えるでしょう。
今回は種類が豊富な英語の参考書の中から、長文を基礎から勉強できる『イチから鍛える英語長文Basic』について、オススメの人や具体的な使い方、注意点などについて解説します!
『イチから鍛える英語長文Basic』はどんな参考書?
それではまず『イチから鍛える英語長文Basic』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,320
- 収録長文数
- 15題
- 習得にかかる時間
- 20時間
- レベル
- これから長文読解の勉強を始める人
『イチから鍛える英語長文Basic』は、英語の長文読解の一歩目にふさわしい1冊です。初めて長文読解に取り組む人でも、基礎から始めてじっくり長文読解を勉強できます。
「英語が苦手」「まだ受験生ではないのでじっくり基礎を始めたい」という人は『イチから鍛える英語長文Basic』を使いましょう。
『イチから鍛える英語長文Basic』のメリット・デメリット
メリット
- 長文の前にWarming upで語句を確認することでスムーズに長文の勉強を始められる
- 問題形式は単語、アクセント、内容合致、和訳、要約など幅広い問題に対応
- 分かりにくいポイントは文の構造まで詳しく解説
- 文の節ごとに和訳が丁寧に示してあり、文構造が分かりやすい
- リスニング用音源があり復習しやすい
デメリット
- 解説の字が小さい
『イチから鍛える英語長文Basic』は長文の前に語句の確認があるため、スムーズに勉強を始められます。
また、問題形式も単語・アクセントなど幅広い問題に対応しています。わかりにくいポイントは文の構造まで解説しており、和訳も丁寧で使いやすいです。
『イチから鍛える英語長文Basic』がオススメな人
『イチから鍛える英語長文Basic』は以下のような人にオススメです。
- 今まで長文の勉強をしたことがない人
- テストで長文になると詰まってしまう人
- 単語や文法はわかるはずなのに長文を読み取れない人
- 解説が詳しい長文の参考書を求めている人
- 音読を行い英文を前から理解できるようになりたい人
『イチから鍛える英語長文Basic』は入門・基礎レベルであり、共通テストレベルより易しいため、基礎から英語長文をしっかり固めたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない高校1~2年生が英語を勉強する足掛かりとしても使えます。
『イチから鍛える英語長文シリーズ』は、レベルごとでBasic・300・500・700にわかれています。300は共通テストレベル・500は共通テスト~MARCHレベル・700は国公立二次や難関私立レベルまで対応できるため、自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。
その他のレベルの参考書については、以下の記事も参考にしてください!
『イチから鍛える英語長文Basic』の使い方
ここからは具体的な『イチから鍛える英語長文Basic』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『イチから鍛える英語長文Basic』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 時間を計りながら解く
- Step2.
- 時間をオーバーして解けるところが増えるなら、ペンの色を変えて解く
- Step3.
- 和訳や文章の解説パートを確認しながら頭から長文を読み返す
- Step4.
- その他、問題部分の解説などを全て読む
- Step5.
- 知らなかった単語は辞書で、文法用語は文法書で調べる
- Step6.
- 調べたものを覚える
- Step7.
- 音源に合わせて3回以上音読する
まずは時間を計りながら解き、時間内に解けなさそうな場合はペンの色を変えて続きを解きましょう。時間オーバーしている箇所をハッキリ意識するためにも、ぜひペンの色を変えて進めてください!
解き終えたら、和訳や文章の解説を参考にしながら英文を頭から読み返していきます。問題の解説もついているので、そちらも全問題分すべてに目を通しましょう。
途中でわからなかった単語や文法用語が出てきたら、辞書や文法書で調べて必ず覚えるようにしてください!
最後に音源に合わせて3回以上音読して終わりです。
毎日90分、この7ステップを繰り返せば、15日間で『イチから鍛える英長文Basic』を1周できます。
『イチから鍛える英語長文Basic』を解くうえでのポイントは以下のとおりです。
- 問題のコピーを取ること
- 解くときには語句を調べないこと
2周目以降に問題文を見やすい状態にして取り組むにも、問題のコピーを取って勉強を進めるのがオススメです。
また、問題を解く際にわからない単語が出てきても、いきなり辞書では語句を調べず、推測しながら読み進めましょう。
テストや入試本番でもわからない語句が出題されることはよくあります。そのため、入試本番でも文脈から意味を予測できるように、その練習と思って進めるといいですね!もちろん、解き終えた後にしっかり調べて覚えるのは忘れずに!
2周目以降は、以下の3ステップをくり返しましょう。
- Step1.
- 1周目で読んだ解説通りの解き方を意識しながら問題に取り組む
- Step2.
- 答え合わせを行い間違えた問題の解説を読む
- Step3.
- 音読を5回行う
毎日60分で3つのステップを繰り返せば、15日間で『イチから鍛える英長文Basic』を1周できます。
『イチから鍛える英語長文Basic』を使う際のペース配分
『イチから鍛える英語長文Basic』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。「1題あたり90分を毎日続けて15日間で終わらせる」というのが目安です。
部活動で忙しくて時間が取れないという人も、土日にそれぞれ3問解くなど集中して進めることで、ほとんど同じペースで終わらせられます。
『イチから鍛える英語長文Basic』を使う際の注意点
『イチから鍛える英語長文Basic』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 「間違えた原因を言葉で説明できない」という状態は避けよう
- 単語や文法、構文の勉強を先にしよう
『イチから鍛える英語長文Basic』に取り組む中でとくに気をつけてほしいことは、「答え合わせを丁寧に行なう」というものです。自分が間違えた原因についてすべて洗い出して、今後同じ間違いをしないように意識することで成長できます。
また、一応の目安として「1問全体の勉強時間として90分」という時間を紹介しましたが、これ以上かかる場合は、単語・文法・構文の学習が足りていない可能性があります。
以下の記事を参考に先に単語・文法・構文の勉強をしても良いでしょう。
まとめ
最後にもう一度『イチから鍛える英語長文Basic』がオススメな人を確認しましょう。
- 今まで長文の勉強をしたことがない人
- テストで長文になると詰まってしまう人
- 単語や文法はわかるはずなのに長文を読み取れない人
- 解説が詳しい長文の参考書を求めている人
- 音読を行い英文を前から理解できるようになりたい人
英語に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、長文問題に入門する足掛かりとして使いましょう!
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