日本史の史料問題とは、昔の絵や文章について歴史的背景や空欄に入る重要語句などが問われる問題のこと。
史料問題は古文で書かれていて読みづらかったり、勉強方法がわかりにくいことから苦手意識を持っている人が多いです。
しかし、その対策に時間を割いている人は少ないのではないでしょうか?漠然と教科書や資料集に載っている史料を見ても、どの史料のどの部分が問われるのかわからないので、非常に勉強しづらい分野だと思います。
そんな史料問題対策にぴったりな参考書が「眠れぬ夜の土屋の日本史」です!この記事では、「眠れぬ夜の土屋の日本史」を使った正しい史料問題対策の勉強方法について紹介していきます!
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戦略01 「眠れぬ夜の土屋の日本史」はこんな人におすすめ!
「眠れぬ夜の土屋の日本史」の基本情報
- 習得にかかる時間
- 75時間
- レベル
- センター試験レベルからスタートして、国立2次・早慶など難関大レベルまで対応
- おすすめ度
- ★★★★★(史料問題対策や日本史の学力アップに繋がる!)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 通史を一通り理解していて、さらに理解を深めたい人
- 史料問題に特化した対策をしたい人
- 日本史の知識の整理、最終仕上げをしたい人
- 通史や用語のインプットを完璧にしたい人
- 早慶や国公立など難関大志望で、かなり細かい知識まで問われる
- 日本史は元々得意だが更にレベルアップしたい人
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 『日本史の勉強を始めたばかりで、まだ通史も頭に入っていない』『日本史が苦手だから易しい参考書を使いたい』
「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」、「学習まんが日本の歴史」がおすすめ! - たくさん問題演習をして、日本史の問題傾向を掴みたい
「9割とる!センター日本史」がおすすめ!
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戦略02 「眠れぬ夜の土屋の日本史」の使い方・勉強法!
「眠れぬ夜の土屋の日本史」は以下の3つのパートで構成されています。
- 史料パート:頻出史料と現代語訳。ランク別になっている。
- 解説パート:通史解説(通史のレジュメと年表)
- 問題パート:97題の初見史料対策問題集
基本的なカリキュラムのステップ
- 1周目
- Step1.
- 史料パート(史料と現代語訳)を読む。
- Step2.
- 解説パート(通史解説)を読む。
- Step3.
- 問題パートの該当する問題を解く。間違った問題はチェックをつけておく。
- 2周目
- Step1.
- 史料パート(史料と現代語訳)を史料で重要部分を意識しながら読む。
- Step2.
- 解説パート(通史解説)を用語暗記を意識しながら読む。
- Step3.
- 問題パートの該当する問題を解く。間違った問題はチェックをつけておく。
また「眠れぬ夜の土屋の日本史」ではABCの3つのランクに分かれています。
A:偏差値60以下の大学を目指す人
AB:65以下の大学を目指す人はAB
ABC:65以上の大学を目指す人
といったように、志望校に合わせてどこまで勉強すればいいのかが示されています。志望校や今の自分のレベルに合わせた勉強をしましょう。
- 何度も繰り返しましょう!
- 日本史の勉強の流れを意識しながら勉強を進めましょう!
この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。
何度も繰り返しましょう!
1周目は「なぜ」と「流れ」を意識しながら、2周目以降は重要な内容を覚えることを意識しながら読みましょう。一度に一気に覚えようとするよりも、反復した方が記憶は定着します。
日本史の勉強の流れを意識しながら勉強を進めましょう!
正しい日本史の勉強の流れは、①通史→②用語暗記→③問題演習です。
「眠れぬ夜の土屋の日本史」は、通史の詳しい理解から用語の暗記、問題演習までできる総合的な参考書。時期や自分の学力に照らし合わせ、この流れを意識しながら勉強を進めましょう。
このことについて詳しく説明しているので、読んでみてください!
こんな使い方は要注意!使い方のコツ
1、「眠れぬ夜の土屋の日本史」 使用上の注意
戦略02であげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- 何度も繰り返しましょう!
- 日本史の勉強の流れを意識しながら勉強を進めましょう!
これ以外にも、「眠れぬ夜の土屋の日本史」だからこそ気をつけてほしいことがあります。
「眠れぬ夜の土屋の日本史」からスタートしない!
「眠れぬ夜の土屋の日本史」は、難関大の人が使うような比較的ハイレベルな参考書です。
ある程度歴史の流れや因果関係などの知識を身につけていることを前提としています。したがって、簡単な参考書で簡単な流れを掴んでからやり始めることをオススメします。
2、こういう使いかたもある!最大限活用するコツ!
模試や参考書で出てきたらその都度調べる
史料をまとめた参考書なので、必ずしも1ページ目から順に勉強する必要はありません。模試や他の参考書、教科書などで出てきた史料をその都度調べて覚えていくやり方でも十分頭に入ります。
まとめ
- 何度も繰り返し読んでインプットする!
- 日本史の勉強の流れ①通史→用語暗記→③問題演習を意識しながら、勉強を進めましょう!
- 「眠れぬ夜の土屋の日本史」からスタートしない!
- 模試や参考書で出てきたらその都度調べるやり方もある!/dt>
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 通史を一通り理解していて、さらに理解を深めたい人
- 史料問題に特化した対策をしたい人
- 日本史の知識の整理、最終仕上げをしたい人
- 通史や用語のインプットを完璧にしたい人
- 早慶や国公立など難関大志望で、かなり細かい知識まで問われる
- 日本史は元々得意だが更にレベルアップしたい人
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば日本史の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
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STRUXの「参考書マップ」は、受験までにやるべき勉強を「順番通りに」すべて洗い出したもの。「いつまでに」「どの順番で」勉強をすればいいかがひと目で分かるので、あとはこの通りに勉強するだけ!という状態になります。
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