『ナビゲーター世界史』は、通史をまだしっかりと学んでいない受験生にオススメの参考書です。講義形式で詳しく説明されており、世界史の流れがしっかりと身につけられます。
『ナビゲーター世界史』を読めば、世界史の通史について一通り学べるでしょう。
今回の記事では『ナビゲーター世界史』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『ナビゲーター世界史』はどんな参考書?
それではまず『ナビゲーター世界史』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,100
- シリーズ数
- 全4巻
- ページ数
- 236ページ
- 習得にかかる時間
- 70時間+α
- レベル
- 定期テストに対応したい人向け
『ナビゲーター世界史』は、全4巻にまとめられた受験世界史の決定版です。国公立2次試験や文系私大にも十分対応できます。用語は別冊にまとめられているので、暗記にも活用できる点がポイントです。
「通史をまだしっかり学んでいない」「学校より早く通史を終わらせたい」という人は『ナビゲーター世界史』を使いましょう。
『ナビゲーター世界史』のメリット・デメリット
メリット
- 通史がわかりやすく解説されている
- 用語のレベルが適切で、狙われるポイントを突いている
デメリット
- 量が多いため勉強には時間がかかる
『ナビゲーター世界史』は講義形式で書かれているので、初めて世界史を勉強する人にもわかりやすい参考書です。用語や狙われやすいポイントがしっかり押さえられているため、受験勉強だけでなく定期テストにも役立ちます。
ただし、全4巻とボリュームがあるため、すべてを勉強するには時間がかかるので注意しましょう。
『ナビゲーター世界史』がオススメな人
『ナビゲーター世界史』は以下のような人にオススメです。
- まだ世界史を一通り学んでいない人
- 学校よりも早いペースで通史を終わらせて、世界史を得点源にしたい人
『ナビゲーター世界史』は、通史をまだしっかりと学んでいない受験生にオススメの参考書です。全4巻で各年代の重要な内容が分かりやすく解説されているので、世界史を始めたばかりの人でも勉強しやすいでしょう。
「まずは世界史の全体像を把握したい」という人は、『スタディサプリ』『TryIT』などを活用して通史概略理解に取り組みましょう。
『TryIT』を活用した通史の勉強法については、以下の記事で解説しています!
『ナビゲーター世界史』の使い方
ここからは具体的な『ナビゲーター世界史』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『ナビゲーター世界史』は映像授業と一緒に使うことで効率的に勉強できます。ここでは『TryIT』を例に出して解説します。
- Step1.
- 『ナビゲーター世界史』を印刷し該当箇所を開く
- Step2.
- 『TryIT』の動画を見る
- Step3.
- 『TryIT』で解説していた重要箇所を補足するイメージで『ナビゲーター世界史』に書き込む
- Step4.
- 『ナビゲーター世界史』の問題を解く
Step1.『ナビゲーター世界史』を印刷し該当箇所を開く
まずは、『ナビゲーター世界史』を準備しましょう。『TryIT』で勉強した該当箇所のページを開いて勉強します。
『ナビゲーター世界史』は説明が多くモノクロ印刷のため、図や写真を確認できるよう、資料集を併用するのがオススメです。
Step2.『TryIT』の動画を見る<
該当箇所を見ながら『TryIT』の動画を視聴しましょう。
Step3.『TryIT』で解説していた重要箇所を補足するイメージで『ナビゲーター世界史』に書き込む
『ナビゲーター世界史』を読み、『TryIT』で視聴した重要箇所を補強するように書き込みをしましょう。すでに重要語句や入試の頻出項目については記載されていますが、映像授業の内容を参考にして、より詳しくまとめることを意識します。
Step4.『ナビゲーター世界史』の問題を解く
最後に『ナビゲーター世界史』の問題を解きましょう。必要に応じて、資料集で図表や写真を見て視覚的に覚えることで効率的に学習できます。
より細かい世界史の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『ナビゲーター世界史』を使う際のペース配分
『ナビゲーター世界史』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
高校1、2年生は、定期テストごとにテスト範囲の理解を進めていきましょう。その際は教科書や授業と併せて『ナビゲーター世界史』を読むことがオススメです。テスト前の短期記憶にとどまらないよう、きちんと内容を理解していきましょう。
世界史の授業で習った内容を忘れてしまった高校3年生は、今まで履修した範囲を夏休みなどにまとめて勉強してください。また、これから受ける授業は定期テストごとに内容までしっかり理解しましょう。
3学期まで授業がある高校3年生は、受験期までに間に合わなそうな範囲を先に自分で勉強することがオススメです。個別試験で世界史を使う場合は、高3の夏休みが始まる前までに読み終えることを目安にしてください。
『ナビゲーター世界史』を使う際の注意点
『ナビゲーター世界史』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 高校の授業進度を把握しよう
- 高校1、2年生は世界史の勉強はほどほどにしよう
高校の授業進度を把握していない人は、世界史の先生に確認して通史が終わる時期を聞いてみましょう。
ただし高校1、2年生は、世界史に多くの時間を割く必要はありません。まずは受験において優先度の高い英語と数学の勉強を優先し、世界史の勉強はほどほどにしましょう。
まとめ
最後にもう一度『ナビゲーター世界史』がオススメな人を確認しましょう。
- まだ世界史を一通り学んでいない人
- 学校よりも早いペースで通史を終わらせて、世界史を得点源にしたい人
通史をまだしっかりと学んでいない受験生や、学校の授業より早く通史を終わらせたい人などは、世界史の通史理解に役立てましょう!
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば世界史の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
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