物理の参考書使い方


『物理重要問題集』は難関大レベルの応用問題を解けるようになりたい人にオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『物理重要問題集』は、難関大レベルの応用問題を解けるようになりたい人にオススメの参考書です。応用問題が豊富で、問題の難易度もレベル分けされているので、応用力を養成できます。

『物理重要問題集』を全て解けるようになれば、難易度の高い応用問題にも対応できるようになるでしょう。

今回の記事では『物理重要問題集』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『物理重要問題集』はどんな参考書?

それではまず『物理重要問題集』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,001
  • ページ数
  • 152ページ
  • 習得にかかる時間
  • 231時間(3周)
  • レベル
  • 早慶レベル、難関国公立レベル

『物理重要問題集』は、難関大学入試まで対応している受験生定番の受験対策問題集です。各章は以下の3つに分けて記載されています。

・要項:公式のまとめ及び問題を解く際のテクニックなどがまとめられている
・A問題:標準的な頻出問題が掲載されている
・B問題:応用力を養成できる問題が掲載されている

さらに「必解」や、思考力・判断力・表現力が必要な「考察問題」の印がついた問題があります。

「難関大レベルの問題を解けるようになりたい」「もっと難しい応用問題に挑戦したい」という人は『物理重要問題集』を使いましょう。

『物理重要問題集』のメリット・デメリット

メリット

  • 早慶や旧帝大レベルの問題が多数収録されている
  • 最新の入試傾向に沿って演習できる
  • 別冊解答が厚く解説が詳しく記載されている

デメリット

  • 基礎事項の解説が十分ではない
  • 1問が重いため周回が辛い

『物理重要問題集』には、早慶や旧帝大レベルの問題が多数収録されています。また、毎年最新の入試問題が取り入れられているため、解きながら最新の入試傾向を把握できます。

過去の共通テストやセンター試験、二次試験・私大入試を分析して、そのレベルに対応できる問題が掲載されているため、受験生にとって必須の1冊です。

早慶や旧帝大、国立医学部などの難関大を目指すのであれば、どの受験生にもオススメできます。

ただし、基礎事項の解説があまり詳しくないうえ、応用力を身に付けることを目的としているため、基礎が固まっていない人には合わないでしょう。

また、1問1問の問題文が長いため、周回するごとに楽になるというようにはなりにくい点に注意が必要です。

『物理重要問題集』がオススメな人

『物理重要問題集』は以下のような人にオススメです。

  • MARCHレベルの問題は解けるが早慶の問題は解けない人
  • 東大・京大を目指しているが物理に苦手意識がある人
  • 共通テストで安定して9割以上を得点できる人

『物理重要問題集』は、物理の基礎力があり応用問題に挑戦したい人や、早慶や東大、京大などの難関大学を目指す人にオススメの参考書です。最新の入試問題や入試傾向も反映されていて、難関大学の入試に対応できる力を身につけられます。

サクサク周回しやすい問題集で応用問題に取り組みたい人は、『名問の森』を活用しましょう。

『名問の森』については、以下の記事で解説しています!

『物理重要問題集』の使い方

ここからは具体的な『物理重要問題集』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『物理重要問題集』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら問題を解く
Step2.
解説を丁寧に読む
Step3.
間違えた問題は解説を閉じて解きなおす
Step4.
2周目以降は間違えた問題だけ取り組む

Step1.時間を計りながら問題を解く

まずは問題を解きましょう。時間を意識して解くことが重要です。わからない問題をだらだらと考え続けるのではなく、制限時間を設けて効率的に進めましょう。

Step2.解説を丁寧に読む

問題を解いたら、丁寧に解説を読みます。

1周目は正解した問題も含めてすべての解説に目を通しましょう。模範解答を見て、ポイントとなる部分を押さえることも重要です。

Step3.間違えた問題は解説を閉じて解きなおす

解説を閉じ、間違えた問題を解きなおします。

解説を読んだだけで理解したつもりになっていることもあります。本当に理解できているのか、すぐにアウトプットして確認しましょう。

Step4.2周目以降は間違えた問題だけ取り組む

1週目で間違えた問題には印をつけ、2周目では印をつけた問題にのみ取り組みます。

間違えた問題を繰り返し解くことで、効率的に進めていきましょう。

より細かい物理の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『物理重要問題集』を使う際のペース配分

『物理重要問題集』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

比較的時間に余裕のある人は、毎日1時間半~2時間くらいを目安に取り組みましょう。

時間に余裕のない人は、「A問題」をまず仕上げるのがオススメです。全体的に難易度が高いため、A問題を解くだけでも難関大レベルに十分対応できます。

『物理重要問題集』を使う際の注意点

『物理重要問題集』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 問題番号の横の印をチェックしよう
  • 小冊子「入試直前の最終確認」を使おう

『物理重要問題集』はA問題とB問題にレベル分けされています。さらに「必解」「発展」の印のついた問題があります。

「必解」は必ず解いてほしい重要問題、「発展」は教科書の範囲外にある知識を一部必要とする問題です。「必解」→印なしA問題→印なしB問題→「発展」の順に解いていきましょう。

また、本冊子と別に「入試直前の最終確認」という小冊子がついています。公式や重要事項がまとめられているので、短時間で重要なポイントについて確認できます。入試前日や当日に積極的に活用しましょう。

まとめ

最後にもう一度『物理重要問題集』がオススメな人を確認しましょう。

  • MARCHレベルの問題は解けるが早慶の問題は解けない人
  • 東大・京大を目指しているが物理に苦手意識がある人
  • 共通テストで安定して9割以上を得点できる人

早慶や旧帝大レベルの問題を解けるようになりたい人は、物理の応用力アップに役立てましょう!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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