「古文は何度読んでもさっぱりわからない!」「センター古文が苦手で勉強しているけど、実際今の勉強法でいいの?」など、古文の勉強について困っていませんか??
ここでは、センター古文でなかなか点数が上がらない人のために、6割取れる勉強方法を紹介します!
- この記事は「センター試験対策用記事」です。共通テスト古文の勉強法はこちらの記事をチェック!
そもそもセンター古文って何が問われるの?
古文では、基礎的な古文読解力を問われています。主語が分かりにくい、一文の文章が長いなど、文章を読んでいると戸惑ってしまうことも多いかもしれません。しかし基本的な事を押さえれば、点数が上がりやすい教科です。
それでは設問を詳しく見ていきましょう。
大問 | 形式 | 点数 | 詳細 |
---|---|---|---|
問1 | 語彙 | 5点×3問 | 現代語訳 |
問2 | 文法 | 5点 | 敬語や動詞の活用など文法を問う問題 |
問3~6 | 読解問題 | 7~8点×4問 | 心情問題や理由説明、文章全体の正誤問題など |
また最近は和歌や引き歌が含まれていることが多く、これらについて問われる設問が登場する傾向にあります。このようにセンター古文は、文章の内容まで大まかに理解した上で回答する必要があります。
50点満点中の6割となる30点を目指すためには、語彙や文法だけでなく内容説明問題や文章読解問題も正解する必要があります。語彙や文法問題はラッキー問題として絶対正解を目標にしていきましょう。
このように文章の内容まで理解するためには、基礎的な文法や活用、単語を完璧にする必要があります。
さて、次からは詳しい勉強方法を見ていきます。
センター古文6割未満の人がすべき授業の活用法!
「学校の授業よりも受験勉強の方が大事」と授業をほどんど聞いていない事はありませんか?実はセンター古文には高校の授業を活用できる場合が多いんです。
センター古文はそこまで難しい問題が出題されるわけではなく、ほとんどが古文の基礎を問われる問題です。つまり、基本的な単語や文法が押さえられているかが高得点の秘訣となります。
高校の授業はある物語を訳しながら、語句の活用や単語の意味を一緒に勉強する方式が多いのではないでしょうか。この時習う語句や文法は基礎的なものが多く、これらをきちんと覚えている事が重要になってきます。
授業で習った文法や単語は他の参考書でも完璧にし、それから他の箇所を学習して参考書を進めていくようにしましょう。
「古文の勉強、何から始めていいのかわからない!」という人は、学校の授業で習った事を完璧にすることから始めるのもいいかもしれません。
センター古文の問題構成とその解き方
次に、センター古文の問題構成をおさらいしてみましょう。詳しくはこちらの記事を見てください。
センター古文6割を目指す人のための参考書と勉強法を解説
参考書選びで注意してほしいのが、自分のレベルに合わせた参考書を選ぶ事です。何度も言いますが、センター古文は基礎である単語・文法を固めてから読解の練習をすることが大切です。そのため、自分が今どの地点にいるのか、どこを固める必要があるのか、を考えて参考書を選ぶようにしましょう。
古文単語の参考書と勉強法
「出てくる単語の意味がわからない!」「もっと単語を勉強したい!」という方におすすめの単語帳です。センター古文6割を取るためには、この『マドンナ古文単語』の見出しを全て覚える事を目標にしましょう。
マドンナ古文単語は、それぞれの単語の語源やゴロ、現代語の例題などが一緒に書かれています。そのため、他の事と関連付けて単語を覚える事ができ、暗記が苦手な人でも暗記しやすいよう工夫されています。またイラスト付きでカラフルな構成になっているので、とても見やすいのも特徴です。
古文単語に自信のない人は、まずこの『マドンナ古文単語』をマスターする事から始めましょう!
古文文法の参考書と勉強法
「単語は覚えているはずなのに、文章が読めない。」「もしかして文法苦手かも……。」という人に使ってほしいのが、文法の参考書です。
その中でもスタディサプリは映像で授業が行われるため、授業を理解しやすくなっています。
古文読解の参考書と勉強法
単語も文法もだんだん覚えてきたからもっと読解を練習したい!という方にオススメの参考書です。8つの物語それぞれに演習問題があり、学習を進めていく形です。
センター古文で6割を取りたいという人は、センターレベルでの進め方で進めてください。その他にも、国公立・早慶・MARCHなど大学別に細かくレベルが分かれているので、自分がどれくらいの力をつけることを目標にすればいいのか、一目瞭然です!
もっとこの参考書について知りたい!という人は、こちらを見てください!
まとめ
- センター古文6割を取るためには、文章の内容まで理解する必要がある
- センター古文6割取れない人は、単語や文法などの基礎から固める
- 授業は基礎を覚える絶好のチャンスだから真面目に取り組む