古文勉強法

【共通テスト古文】満点を狙える勉強法とレベル別のオススメ参考書

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突然ですが皆さん、共通テスト古文の対策は順調でしょうか?
文章が全然理解できない…」「満点を狙ってるのにどうしても1問ミスをしてしまう」「まだ問題演習を初めてない…」など、色々な方がいらっしゃると思います。

共通テスト古文は、しっかりと対策をすれば安定して8割や満点を狙えるようになる科目です。ここで高得点を出すことで共通テスト国語全体の得点を底上げできます。

この記事では、共通テスト古文の勉強法や解き方のコツ、レベル別の参考書などについて解説します。

*この記事は第1回、第2回試行調査と市販の予想問題集の内容を元に作成されています。

共通テスト古文の概要

まずは共通テスト古文の概要から見ていきましょう。

共通テスト古文の問題形式

共通テスト古文の問題形式は以下のようになっています。共通テスト 古文 設問構成 配点

共通テスト古文は、共通テスト国語200点の内の50点分を占めています。問題構成を詳しく見てみましょう。

問1:語彙問題

語彙問題

まず問1では傍線部の現代語訳が問われます。ただし平成29年度の試行調査では「傍線部の直後に補うのにふさわしい単語を選ばせる」形の問題が出されており、問題形式は定まっていません。ただ、どちらの形式の問題も基本レベルの語彙さえ知っていれば解くことができるようになっています。

問2:文法問題

文法問題

次に問2では、傍線部に関する文法知識(謙譲の補助動詞、断定の助動詞、など)と内容理解についての問題が出題されます。センター試験では、問2において内容理解まで問われることはなかったので、そこがセンターとの変更点となっています。また平成30年度試行調査では、この形式の問題が削除されていたため、本番も出ない可能性があります。

問3~6:読解問題

読解問題問3以降は心情問題や理由説明など本文の内容が理解できているかが問われます。読解能力が必要ですが、読解には、単語と文法の知識が必要が不可欠ですつまり結局は、第1問,第2問でも必要な単語力と文法力の2つをまずはしっかりと固めていくのが、古文の対策の基本方針となります。

共通テスト古文の難易度

試行調査では各科目の平均得点が5割程度になるように作られたと言われています。ですので、公式の声明はありませんが本番の共通テストも古文の平均点は5割(25点前後)になるでしょう。ちなみにセンター試験は平均点が6割になるように作られているので、センター古文よりも共通テストの方が難易度は高めです。
難易度が高くなっている理由としては、単純に単語や文法の知識さえあれば解ける問題が減ったことが挙げられます。

センター古文との違い

共通テスト マークシート

次に共通テスト古文とセンター古文の違いについて解説します。違いはこの2つです。

  • 複数の文章(2つか3つ)が出される可能性がある
  • 会話形式の設問がある

まず「複数の文章が出される」ことに関してですが、第1回の共通テスト試行調査で古文は3つの文章が出されました。第2回試行調査では1つの文章しか出ませんでしたが、共通テスト国語全体の傾向として、大問ひとつに複数の文章が出題される傾向があります。本番も古文ひとつに複数の文章が出される可能性は高いです。

複数の文章が出されることにより、本文の量がセンター古文よりも少しだけ増えますセンターよりも「古文を読むスピード」が大事になりますので、音読などをして古文をスラスラ読めるようになっておきましょう。

次に「会話形式の設問がある」ことについてですが、以下のような問題が出されます。

生徒のやりとり

会話形式の問題と聞くと馴染みが無いように感じますが、結局会話の内容は、普段のテストで「〜とはどういうことか答えなさい」などと問われていたものと同じです。会話をきちんと読み取れれば、むしろ問題を解く際のヒントになるので、センターと問題の難易度はあまり変わりません。

共通テスト古文の勉強法

 

共通テスト古文の概要が分かったところで、次は具体的な勉強法について見ていきましょう。勉強すべきことは主に

  • 単語を覚える
  • 文法を覚える
  • 古文常識を覚える

の3つになります。

古文単語を暗記する

古文の勉強で一番最初にするべきなのが「単語の暗記」です。英語と同じく古文も単語を知らなければ文章を読むことができません。単語の暗記と聞いて「めんどくさ…」と思った人もいるでしょう。でも安心して下さい!古文は英語と違い、覚えるべき単語が圧倒的に少ないんです。

英語だと最低でも2000語は暗記しなければなりませんが、古文で覚えければいけないのはたったの300語。これなら1日10語ずつ覚えていくだけで1ヶ月もあれば終わります。

単語を覚えるのには単語帳を使うのが一番簡単です。筆者も使っていたオススメの単語帳は、『読んで見て覚える重要古文単語315』。

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シンプルなデザインの単語帳で、品詞ごとにカテゴリーが分かれており、苦手なところをピンポイントで勉強できます。またイラストと一緒に語源についての説明がされているのが本書の特徴で、単語を理屈で覚えられて記憶に残りやすいです。巻末では慣用句や和歌、古典常識なども解説されています。

『読んで見て覚える重要古文単語315』の詳しい使い方はこちら!

単語帳を買ったら出来るだけ毎日、1日10〜30単語ずつ暗記をするようにしましょう。また単語帳は何周もすることが重要です。何度も忘れては覚えてという作業を繰り返すことで記憶に定着していきます。

古文単語の詳しい覚え方はこちら!

古文文法を覚える

単語と同じくらい大事になってくるのが文法です。単語を覚えていても文法を理解していなければ、文章は読めません。単語暗記と同時並行で文法知識も頭にいれていきましょう。

文法知識で覚えておく必要があるのは以下の4つです。

  • 用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用と接続
  • 助動詞の活用と接続
  • 助詞・副詞の識別
  • 敬語の種類の識別

「4つもあるのか…」と思われた方もいるかもしれませんが、こちらも単語と同じく大した量はないので安心してください。単語と文法さえ覚えてしまえば、今まで外国語のように思えていた古文も、スラスラと読めるようになりますよ!

オススメの文法書は「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」です。書き込み式の参考書で、30ステップに分かれているので、体系的にコツコツ問題演習ができます。基礎の基礎から紹介しているので、初心者にもオススメです。

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文法書の使い方の基本を説明します。まずは一度文法書を読んだら演習問題に取り組み、間違えた問題の解説を読みましょう。そして翌日に間違えた問題をもう1度解いてみて、ここでも間違えたらまた日を改めて解き直します。「繰り返し解く」こと、「なぜその正解になるのかをしっかり意識する」ことでどんどん理解が深まりますよ。

詳しい古文文法の覚え方はこちら!

古文常識を身につける

古文が書かれた時代の生活様式や常識は、同じ日本といえど大きく異なっています。そして古文特有の生活様式や常識は、理解していなければ古文の内容がわからなかったり、勘違いして読み進めてしまう原因になるんです。

例えば「病人が住む家に、ある日お坊さんが呼ばれました」と言われたら、皆さんはどう思いますか?「病人が死んでしまって、お葬式のためにお坊さんが呼ばれたんだな
」と普通は考えますよね。

ですが古文を読むときは、まずは「病気を治すための加持祈祷を行うためにお坊さんが呼ばれた」と考えなければいけないんです。勝手に病人が死んだと勘違いして読み進めて内容が分からなくなるのは、よくある失敗例です。

また古文は同じような話の流れになっていることも多いので、古文常識を知っていれば、完全に理解できなかった文章でも、内容がなんとなく分かるというメリットもあります

古文常識の大事さを説明したところで、オススメの参考書を紹介します。筆者のオススメは「マドンナ古文常識217」です。イラストがたくさんのっているで、楽しく古文常識を覚えることができます。

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ただ、古文常識は、単語や文法と比べると暗記の重要度は下がりますので、時間がない人はわざわざ参考書を一冊買わなくてもかまいません。問題を解くだけでも、少しずつ古文常識は身についていきます。時間がない場合は、問題を解くごとに解説をしっかり読み込んだり、学校で配布されるような国語の便覧で確認したりするといいでしょう。

共通テスト古文の解き方のコツ

 

勉強法を説明し終わったところで、次は共通テスト古文を解く際のコツを伝授します。共通テスト古文を解くコツは「リード文と注釈を上手く利用する」「問題文を先に読む」「主語を意識する」「設問にぶつかっても最後まで読み切る」の4つです。

リード文と注釈を上手く利用する

共通テスト古文を解き始める際にまずやらないといけないのが、リード文と注釈の確認になります。たくさんあって読むのがメンドくさいですが、問題を解くのに必要だから、わざわざリード文と注釈が書かれてているのです。読めば問題を解く際のヒントになることも良くあるので、リード文と注釈はしっかりと確認するようにしましょう。

問題文を先に読む

リード文と注釈を確認し終わっても、本文を読んではいけません。本文の前に問題文を先に読みしょうその理由は問題文を読むことで、本文の内容を少しだけ把握できるからです。ただし、問題の選択肢は本文を読み終わる前に見てはいけません。5つの選択肢のうち4つは誤った読み方ですから、本文を先入観で正しく読めない可能性が高くなってしまいます。

リード文と注釈、問題文を先に読めば、本文が読めなくても内容がなんとなく推測できるようになるので、古文が苦手だという人は特にこの作業が有効となります。

主語を意識する

古文の内容がわかりくい原因のひとつに、「文の主語を理解できていから」が挙げられます。古文というのは非常に主語の省略が多い文章です。そのせいで古文を読んでいると、「このセリフは誰が言ったの?」「〜したのは誰なの?」と、訳が分からなくなってしまう人も多いのではないでしょうか?

主語が分からなくなってしまう場合の対策として、まずは出てきた人物名に印をつけるようにしましょう。古文は登場人物がそれ程多くはありませんので、人物によって印を変えるのもオススメです。

また助詞も主語を判別する際の手助けとなります。例えば「て」の前後では、現代文と同じように基本的には主語は変わらないことがほとんどです。(例:私は勉強し「て」、ご飯を食べ「て」、寝た)

逆に「を・に・が・ど・ば」であれば、その前後で主語が変わることが多くなります。(例:私が〜といへば、(Aさんは)笑へど、(Bさん)は笑はず)

このように助詞によって、その前後で主語が変わりやすいものと変わりにくいものがあるので、ここで紹介した2種類の助詞を覚えておくと、主語の判別で絶対にとはいえませんが役立つことが多いです。

主語の判別の際には、他にも敬語が有効です。
尊敬語は目上の人の動作、謙譲語は目下の人の動作に用いられます。この決まりを利用すると、主語が明示されてなくても尊敬語が使用されていれば、それは登場人物の中で目上の人がした動作だと判断可能です。逆に謙譲語が使用されていれば、それは登場人物の中で目下の人がした動作だと分かります。

このように助詞と敬語は、古文を読む上で非常に大事なポイントになります。しっかりと文法書を利用して覚えるようにしましょう。

読解問題は設問にぶつかっても最後まで読み切る

読解問題には、前後の文脈を合わせて判断しないと正解が出ないものがあります。設問にぶつかっても、少なくともその段落は全部読み切ってしまってから問題を解くようにしましょう。設問ごとに解いていると、時間のロスが大きくなり、内容も忘れやすくなります。

レベル別の共通テスト古文の勉強法

 

最後にレベル別の勉強法とオススメの参考書を紹介します。

6割を目指すための勉強法と参考書

現状6割を取れていない人は、まず古文の基本から取り組みましょう古文の基本は「古文単語」「古文文法」の2つ。この2つを完璧にすることで初めて、読解問題に取り組めます。

6割を目指すための参考書①:古文ヤマのヤマ

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有名な「漢文ヤマのヤマ」の古文バージョン。古文の文法について「知る」には最高の参考書です。古文でつまずきがちな助動詞・敬語や古文の読み方についてていねいに解説されています。

6割を目指すための参考書②:古文ステップアップノート

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先ほど紹介した「古文ヤマのヤマ」は知識をインプットするための教材です。インプットしただけでは、実際に問題を解くことはできません。この「古文ステップアップノート」を使って問題演習を行い、知識をアウトプットすることで初めて、学んだ知識をテストで使えるようになるのです。

6割を目指すための参考書③:マドンナ古文

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この「マドンナ古文」は、いままで習得した古文文法をもとに、実際に読解問題を解いていったり、古文をすらすら読んだりできるようになるための練習をする教材です。これを3周やれば、基本的な古文の文章はスラスラ読めるようになります。

6割を目指すための参考書③:読んで見て覚える重要古文単語315

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古文文法と並んで大事なものが、古文単語。この「読んで見て覚える重要古文単語315」では、頻出の古文単語が厳選されて掲載されており、しかも訳もよく出るものが選び抜かれているので、難しいことを考えずに覚えることができます。

8割を目指すための勉強法と参考書

6割は取れるけど8割は取れないという方は、単語・文法知識は一通り身についているけど、読解力が身についてないという状態にあると考えられます。ただ古文が読めるだけでなく、問題も解けるようになりましょう。

8割を目指すための参考書①:マドンナ入試解法

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「マドンナ入試解法」は、実際に問題を解くことに重点をおいた問題集になっています。
さきほど紹介した「マドンナ古文」でやったことを思い出しながら、2周以上取り組みましょう。

『マドンナ入試解法』ついて、より詳しく紹介した記事はこちら!

8割を目指すための参考書②:共通テスト古文満点のコツ

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名前の通り、共通テスト古文で高得点を狙えるコツがつまった問題集です。実戦問題を五問演習し、その中で述べる事柄を確実に実行していけば、満点がぐっと近づきます。

『共通テスト古文 満点のコツ』について、より詳細な記事はこちら!

満点を目指すための勉強法と参考書

古文で満点を狙うのは、なかなか難しいことではあります。しかしきちんと基本に忠実に、落ち着いて解いていけば必ず満点を取ることができます。
「共通テスト古文で満点を取る!」と意気込むと、どうしても難しい単語や文学史、古文の背景知識などを覚えたくなってしまうもの。しかし、そういった問題はセンター古文ではあまり出題されません。満点を取るために必要なのは、基本的な事項を忘れないようにしながら、細かいミスを無くしていくことです。
こうした基本が抜けていないか、また時間内に解ききれるか、の確認をする上で重要なのが予想問題集を解くことです。

満点を目指すための参考書①:Z会共通テスト実践模試

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この問題集では本番の共通テストの形式に近いであろうオリジナル問題を解くことが出来ます。 共通テストで出題が予想される複数の文章を用いた比較読解問題・会話形式の問題などが盛り込まれており、古文の仕上げにピッタリの一冊です。

満点を目指すための参考書②:センター試験過去問(赤本)

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共通テストとセンターで古文の問題はほとんど変わらないので、センターの過去問を共通テストの対策にそのまま使うことができます。どの過去問題集を使ってもいいですが、解説がしっかりしているものを選ぶことは意識しましょう。共通テストの予想問題集は数が少ないので、まずはセンターの過去問で共通テスト古文の設問形式に慣れてから、予想問題集で最後の仕上げをするという使い方がオススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
古文というのは単語と文法が分からないと全く読めませんが、逆に単語と文法さえ覚えてしまえば割と簡単に読めるようになるコスパの良い科目です。
古文だけで共通テスト全体の25%の点数を占めますので、この記事を参考にしっかりと対策をしましょう!

【ストマガ限定・これだけは伝えたい】
頑張っても成績が上がらない時に
確認すべき3つのこと

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大学受験において参考書や勉強法はとても重要ですが、それだけでは合格できません。

  • 同じ参考書を使って「受かる人」と「落ちる人」の違い
  • 合格に向けて、根拠を持って勉強を進めるために必要な〇〇とは?
  • 迷いなく毎日の勉強を進める唯一の方法

について、ストマガ読者の方だけにすべてお伝えしています。

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記事中参考書の「価格」「ページ数」などについては執筆時点での情報であり、今後変更となることがあります。また、今後絶版・改訂となる参考書もございますので、書店・Amazon・公式HP等をご確認ください。

監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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