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【共通テスト国語】満点を取るための勉強法・解き方のコツを徹底解説!

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

  • 2025年度入試から学習指導要領の変更に伴い、共通テストの問題変更が予定されています。2024年度共通テスト終了後記事も順次更新しますが、しばらくは古い情報も含まれますのでご注意ください。詳しい変更点はこちらの記事をご確認ください。

皆さん、共通テスト国語の対策はすすんでいますか?「8割は取れるけどなかなかそれ以上の点が取れない……」といった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

この記事ではそんな悩みを抱える人に向けて、共通テスト国語で満点が取れるようになる方法を解説します。

*この記事はすでに模試などで8割は取れるという人向けの記事です。8割がまだ取れない人は、まずこちらの記事をお読みください。

まだ6割を取れていない人はこちら!

まだ8割を取れていない人はこちら!

共通テスト国語で満点を目指す前に他の教科で満点を目指す

早速満点を取るための方法を解説していきたいところですが、その前にこれだけは言わせてください。

共通テスト国語は、全科目の中で「9割や満点を目指す」ということが最も難しいです!!

共通テスト国語で8割を取るのはそれほど難しくありませんが、さらに上を目指すのはかなり大変です。

いくら対策を積んでも、80分という限られた時間の中で高得点を安定して取るというのは非常に難しく、本番では「満点を目指していたのに8割しか取れなかった」ということもよく起こります。

このように国語は得点が安定しない科目です。そのため受験戦略として、「共通テスト国語で8割を取れるようになったら一度対策をやめて、残りの科目で9割や満点を取る力を身につける」という方針が有効的です。

国語以外でまだ対策が完璧でない科目がある人は、そちらの勉強を優先させましょう。

共通テスト国語で満点を目指すための時間配分と解く順番

勉強風景共通テスト国語で満点を目指すためには、時間配分をきっちりと考える必要があります。満点を目指すための解く順番と時間配分は以下の例がオススメです。

漢文(15分)→古文(20分)→評論(25分)→小説(20分)

満点を取るために大事なことが、いかに漢文・古文を早く解き終えて、現代文に多くの時間を回せるかです。

その理由は、漢文と古文は現代文に比べると問題が簡単で、得点も安定しやすいため。

上の例では漢文と古文で合計35分かかっていますが、理想を言えば「漢文と古文を30分以内で解いて評論と小説に時間をかける」というように解けると、より満点が近づきます。

共通テスト国語で満点を目指すためのコツ

続いて、共通テスト国語で満点を取るためのコツについてお伝えします。

すでに8割を取る力がある皆さんは「本文を読む前にリード文や設問を確認する」「重要な箇所に線を引いておく」といった基本はできているので、今回は応用的なコツだけを紹介します。

基本的なコツについても知りたいという方は、こちらで科目ごとの基本的なコツを紹介しているので確認してみてください。

漢文のコツはこちら!

古文のコツはこちら!
現代文のコツはこちら!

コツその1:古文は和歌で点を落とさないこと

古文ができる人でも苦手な人が多いのが、和歌が絡んだ問題です。和歌の問題は試行調査や2021本試でも出されていますし、センター試験でもよく出されていたので、今後も出る可能性が高いです。しっかりと対策しましょう。

和歌のコツその1:和歌の前後に注目しよう

共通テストで和歌が単独で問題に出されることはありません。必ず文章の中で和歌が出てきます。

ということは和歌の前後には必ず「誰がどんな状況や心情で和歌を詠んだか」が書かれているです。

問題では、和歌の解釈ではなく「和歌を読んだ人の心情」を問うことも多いため、和歌の前後の文脈に注目すれば、和歌が読めなくても問題が解けてしまうことさえあります。

和歌が出てきた時は和歌の前後の文脈を丁寧に読むことを心がけましょう。

和歌のコツその2:修辞法を覚えよう

和歌の問題で多いのが修辞法について問われる問題です。試行調査でも「掛詞」「縁語」「倒置」についての問題が出されています。

掛詞というのは、ご存知の通り「1つの言葉に2つの意味を掛ける技法」です。「飽き」と「秋」、「澄み」と「住み」などの代表的な掛詞は、学校で配られた参考書や便覧を使って覚えておきましょう。

コツその2:現代文は段落が終わるごとに問6を確認

現代文の問6では、他の問とは違って本文全体の構成、表現などについて問われます。

問6を解くためだけに本文全体を読み直していては時間が勿体ないので、本文の段落を1つ読み切るごとに、問6を見て消せる選択肢がないか確認しましょう。

共通テスト国語で満点をとるためのコツその3:「どういうことか」と問われたら傍線部を分解しよう

現代文の問題では、「どういうことか」や「〜とあるがその説明として正しいものは」という問われ方をすることがよくあります。

このタイプの問題は普段なんとなくで解いている人も多いですが、実は正解を確実に選ぶ解き方があるんです。

その解き方とは「傍線部を要素分解して、それぞれの要素と対応している箇所を本文で見つけ、その内容が書かれている選択肢を選ぶ」というもの。

例えば「「これをつくる」とはどういうことか」という設問があった場合は、まず問題文を「これ」と「つくる」の2つの要素に分けます。

その上で、各要素に対応した本文中の表現(例えば「これ」→「いつかは消えてしまう運命にある作品」、「つくる」→「自身の魂を込めて生み出す」)を見つけ、それが書かれた選択肢(例えば「いつかは壊れてしまう作品を、作成者の魂をこめながら作り出す」)を選べばOK。

この解き方を使えば、自信を持って正解を選べるのでぜひ使いこなしてください。

共通テスト国語で満点をとるには問題演習あるのみ

勉強風景

共通テストで8割を取れている人は、すでに基礎は固まっています。

基礎が固まっている状態の人がさらに点数を引き上げるには、ひたすら問題演習を行い、短時間で正解を選ぶことに慣れていくしかありません。

共通テスト国語で満点をとるための問題集

問題演習をするには「予想問題集」「センター過去問」を使うのがオススメです。共通テストの過去問研究もありますが、実施回数が少なく情報が足りないため、しばらくは予想問題集やセンター過去問も有効活用できます。

予想問題集は共通テスト形式のオリジナル問題を解けるので、過去問よりも本番に近い練習をできるというメリットがありますが、センター過去問と比べると問題の質が下がることや、そもそも予想問題集があまり出版されていないというデメリットがあります。

一方のセンター過去問は、問題の質が高く数も豊富ですが、現代文が共通テストからの新形式問題に対応していないというデメリットもあります。

以上のメリットとデメリットを考えると、まずセンターの良質な過去問で「短い時間で素早く正解を見つける力」を身につけ、予想問題集を使って最後の仕上げを行うという方法が最もオススメです。

満点を目指すための参考書①:Z会共通テスト実戦模試(5)国語

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この問題集では、本番の共通テストの形式に近いであろうオリジナル問題を6題解けます。

共通テストで出題が予想される「複数資料」「会話形式」「実用文」の問題が盛り込まれており、本番形式の問題演習を行うのにピッタリです。

満点を目指すための参考書②:共通テスト過去問(赤本)

過去問題集はどの出版社のものを使ってもいいですが、解説がしっかりしているものを選ぶことは意識しましょう。

まとめ

今回は共通テスト国語で満点を取るための方法を解説しました。最初に述べた通り、共通テストで満点を取るのは非常に困難ですが、問題演習をひたすら積んでいけば少しずつ安定して高得点を取れるようになっていきます。

他の科目の対策も忙しいと思いますが、頑張って対策していきましょう!

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