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【共通テスト国語】6割を取るのは難しくない!戦略と勉強法を徹底解説!

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

  • 2025年度入試から学習指導要領の変更に伴い、共通テストの問題変更が予定されています。2024年度共通テスト終了後記事も順次更新しますが、しばらくは古い情報も含まれますのでご注意ください。詳しい変更点はこちらの記事をご確認ください。

「共通テスト模試を受けても国語で6割が取れない,,,」あなたはそんな悩みを抱えていませんか?確かに共通テスト国語は難しいですよね。しかし国語は、今6割を取れてない人でも、少し対策すれば6割や7割をすぐに取ることができるようになる教科でもあります。

この記事ではそんな共通テスト国語で、6割を取れるようになるための勉強法を紹介します。

共通テスト国語で6割を取れない理由は基礎ができていないから

共通テスト国語で6割を取れない理由はズバリ「基礎が出来ていないから」です。基礎とは古文の単語・文法、漢文の句法・単語のこと。問題が解けないのは「国語のセンスがないからだ」と思っている人もいるかもしれませんが、センスがなくても基礎さえ出来ていれば6割は必ず取れます。

逆に基礎が固まってないうちは、いくら問題を解いたところで6割を取ることは難しいでしょう。基礎を固めてしまえば6割なんてすぐに取れるようになるので、まずは基礎を頑張って固めましょう。

基礎とは古文の単語・文法や漢文の句法のことだと聞いて、「覚えることが多いな」と思う人も多いかもしれません。ですが、英語は単語だけで最低2000語は覚えないといけませんが、古文の単語・文法と漢文の句法は合わせてもたったの500個程度しかありません

1ヶ月も頑張れば覚えられる量ですし、これさえ覚えてしまえば古文と漢文に関しては満点も狙えるようになるので頑張りましょう。

現代文の対策についてはここまで触れていませんが、その理由は現代文というのは対策をしても点数が伸びにくいからです。8割以上を目指すためには現代文もしっかりと対策をする必要がありますが、とりあえず6割を目指す際には現代文の対策はしなくても大丈夫です。まずは古文と漢文の勉強に集中しましょう。

現代文の対策もどうしても気になるという方はこちらの記事をみてください。

共通テストで6割を取るためにはまず古文・漢文の基礎を固めるのが大事だと分かったら、次はその基礎の固め方をみていきましょう。

古文の単語はメインの意味だけを覚えよう

勉強風景

まずは古文単語の覚え方をご説明します。

単語を覚える際のポイントはこの2つです!

  • メインの意味だけを覚える
  • 何度も繰り返す

メインの意味だけを覚える

古文の単語帳をみてください。1つの語句に対していくつかの意味が赤字と黒字で分けて書かれていると思います。共通テストで必要になってくるのは基本的には赤字の意味だけですので、まずは赤字の意味だけを覚えましょう。

何度も繰り返す

人間の脳は繰り返し同じ情報に触れると、「この情報は大事な情報なんだ」と認識して忘れないようにします(科学的に実証済み)。単語も最初に覚えたときは数時間後には意味を忘れてしまうと思いますが、忘れた後にまた覚え直すという作業を続けると、脳がこの単語は大事なんだと判断し、忘れないようになります。

単語帳を何周もするのは大変ですが、だんだんと「覚えている単語が増えてきた」と実感できるはずですので頑張りましょう!

古文単語の詳しい覚え方はこちら

古文文法は「識別・活用・意味」を暗記する

勉強風景古文文法で覚えるべきことはこの3つです!

  • 識別
  • 活用
  • 意味

以下で具体的に説明していきます。

識別

識別とは、文章中のある単語が動詞なのか、形容詞なのかそれとも助動詞など他のものなのかを判断することです。

古典では一見同じ文字を使っていても意味が違うことがあります。どの文法事項が使われているかを区別できないと、文章の意味を捉え違えてしまうので、きちんと識別できる力を身につけましょう。

活用

まったく同じ単語でも、後ろに来る言葉で語尾の形が変わることを「活用」と言います。
たとえば、「書く」という動詞は、後に続く言葉によって、次のように形が変わります。

書かず / 書きて / 書く人

活用を覚えていないと文章が全く読めなくなってしまうので要注意!!古文を読み解くために、活用もしっかり覚えましょう。

活用の詳しい解説や覚え方はこちら!

意味

当たり前ですが、意味がわからなかったら文章を理解できません。たとえば、先ほどの例で使った「書かず」の「ず」は“打ち消し”の意味を持っています。現代語に訳すと「〜ない」です。

意味を覚える際に厄介なのが、1つの助動詞が複数の意味を持つことがある点です。たとえば、助動詞「む」の意味は、「意志・推量・仮定・勧誘・婉曲・適当」の6つがありますが、これをこのまま覚えるのは大変ですよね。

そんな時には語呂合わせで覚えましょう!「む」の意味の6つの頭文字をとると、「す・い・か・と・め・て」となり、断然覚えやすくなりませんか?これが、語呂合わせパワーです。

古文文法の詳しい覚え方や参考書はこちら!

共通テスト古文の勉強法はこちら!

漢文の句法は音読して覚えよう

勉強風景

続いて漢文の句法の覚え方を解説していきましょう。漢文の句法を覚えるときに大事なのが「音読」です。参考書に乗っている句法の意味と例文の訳を確認した後はひたすらその例文を音読しましょう。

黙読するよりも音読する方が、脳が活性化されて記憶に残りやすくなりますし、漢文を読むスピードも上がります。

また古文単語を覚えるときと同じように、漢文の句法も一発で覚えることはできません。参考書を2周、3周して同じ例文を何度も音読することで、句法の知識が頭に残り続けるようになります。

漢文の句法の詳しい覚え方やオススメの参考書はこちら!

共通テスト漢文の勉強法はこちら!

まとめ

今回は共通テストで6割を取るための勉強法を説明してきました。今回の話で重要な点はまずは古文と漢文の単語と文法(句法)を固めるということです。地道に暗記をするしかありませんが、覚える量はそれほどありませんので、頑張りましょう!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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