英語で一番重要と言っても過言でないのが、「英単語」です。覚えた英単語の量によっては、解ける問題の量が変わってきます。
そんな英単語を学ぶためにはどのような参考書を使えばいいのでしょうか?
今回は、成績の上がるおすすめ英単語帳を5冊紹介します。それぞれの英単語帳にはメリット・デメリットがあるので、自分にあった英単語帳を選んでいきましょう。
自分にピッタリの英単語帳を選ぶのが成績アップのコツ!
「単語が覚えられればどんな単語帳でもいい」と思っている人はいませんか?単語帳は単語をただ単にまとめた本ではありません。
あなたの志望校レベルや出題傾向、学習スタイルによって合う単語帳は変わってきます。
例えば、国立大学志望なのに私立向けの単語帳を使っても効果が出にくいと思います。志望校合格へ一直線に進むことができるように、自分にあった単語帳を選びましょう。
ピッタリの参考書を選ぶコツは3つです。
- 自分にあったレベルか
- 志望校に合格するという目的を達成できそうか
- 学習スタイルに合っているか
これらを満たしたおすすめ単語帳をみていきましょう。
英単語帳おすすめ5選
ここからはおすすめの英単語を5つご紹介します。
おすすめ英単語帳参考書早見表
これからお伝えする単語帳の早見表がこちらです。
- 「1単語に1意味」シンプルに効率よく覚えたい人におすすめ→ターゲット1900
- 共通テスト8割からレベルアップしたい人におすすめ→システム英単語
- 難関国公立を受験する人におすすめ→東大英単語英熟語鉄壁
- 最新入試テーマに関連する単語を覚えたい→リンガメタリカ
- 従来の単語帳とは一味違った本で勉強したい→stock4500
おすすめ英単語帳その1:『ターゲット1900』
レベル:共通テスト・国公立
この『ターゲット1900』は、定期テストや共通テスト、国公立私立2次を受ける人におすすめの単語帳です。1単語につき1つの意味が収録されており、シンプルな作りになっています。
また、出題されやすい単語を100個づつまとめてあるのでとても使いやすいです。多くの高校の必須参考書として採用されているのもうなずけますね。
『ターゲット1900』はこんな人におすすめ!
- シンプルなデザインでとにかく英単語を覚えたい人
- 共通テストの英語で6割以上とれる人
- 1冊の単語帳でMARCHレベルから早慶レベルまで対策したい人
- 赤シートを使って勉強したい人
- アプリも使いながら単語を覚えたい人
- 志望校がMARCH~早慶レベルの人
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ英単語帳その2:『システム英単語』
レベル:私立・国公立
この『システム英単語』は、MARCH~最難関国公立、私立受験を目指す人におすすめの単語帳です。
『シス単』という略語が定着するぐらい多くの人が使っている単語帳です。1単語に1つのフレーズがついているので、単語の使い方を文法と合わせて理解しやすくなっています。
手に収まるサイズなので、いつでもどこでも勉強できますね。
『システム英単語』はこんな人におすすめ!
- とにかく効率よく英単語を覚えたい人
- 共通テストでいつも9割以上を取れるようになりたい人
- 試験で頻出の単語に絞って覚えたい人
- 音声を使って覚えたい人
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ英単語帳その3:『東大英単語英熟語鉄壁』
レベル:難関国公立
『東大英単語英熟語鉄壁』は、東大をはじめとした超難関国公立を受験する人におすすめの単語帳です。
2146個の単語と熟語、そして派生語も掲載されています。1つの単語だけでなく関連する単語もたくさん覚えたい人にピッタリですね。
参考書名には東大と記載がありますが、東大を目指す人以外も使えます。しかし、ある程度英語が得意な人や共通テストの英語がスラスラ解ける人でないと難しく感じる場合もあります。
『東大英単語英熟語鉄壁』はこんな人におすすめ!
- 第一志望校が難関国公立、早慶などの最難関私立という人
- 単語を覚える際に派生語や同じ意味の単語も一緒に覚えたい人
- 単語だけでなく、その単語がどのように使われるのかも知りたい人
- 赤シートを使いたい人
- イラストを使って単語をイメージで覚えたい人
- 熟語についても触れたい人
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ英単語帳その4:『リンガメタリカ』
レベル:難関国公立私立
『リンガメタリカ』は、医学部や難関私立、国公立の2次を受験する人におすすめの単語帳です。
最新の入試テーマを分析し、出題されやすい内容と単語をジャンルに分けてまとめてあります。ジャンルの例としては、経済や医療、環境、心理学などが挙げられます。
上記のように、テーマをもとに長文と共に単語を覚えることができるので、記憶に残りやすいでしょう。また、テーマに関する知識も単語も覚えられるので一石二鳥です。
『リンガメタリカ』はこんな人におすすめ!
- シンプルなデザインが好きな人
- 共通テストの英語で8割以上取れる人
- 2次試験の対策がしたい人
- 入試頻出のテーマを知りたい人
- 志望校が早慶などの難関私立の人
おすすめ英単語帳その5:『stock4500』
レベル:国立・公立・私立
『stock4500』は、国立・公立・私立を受験する人におすすめの単語帳です。単語の背景や入試で出題されるパターンなどが記述されています。
文法や長文、スピーキングなどの4技能と一緒に単語が覚えられる仕組みになっているため、単語以外の実力も伸ばせるでしょう。
また、最新の入試傾向を反映させた「トレンド語」も510個収録されています。従来の単語帳とは一味違った本で勉強してみたい人は、是非購入してみてください。
『stock4500』はこんな人におすすめ!
- シンプルでお洒落なデザインが好きな人
- 頻出の単語を知りたい人
- 1冊の単語帳で4技能も伸ばしたい人
- 文法も長文も対策したい人
- 従来とは一味違った単語帳がほしい人
- 志望校が早稲田・慶應などの私立大の人
おすすめの英単語帳がわかったら、使い方をチェック!
単語帳は使い方次第で「全然身につかない」ということになってしまいます。原則は「短い期間で」「何周も」取り組むこと。このことについて詳しく見ていきましょう。
使い方のポイントは「短い時間で何周も取り組む」!
単語帳の基本的な使い方のステップはこのようになっています。
- Step1.
- 1ページの単語の意味を見て覚える
- Step2.
- 覚えたと思ったら、赤シートまたは紙で単語を隠して、意味が言えるかテストする
- Step3.
- 意味がいえなかった単語をもう1度覚える
- Step4.
- もう一度赤シートまたは紙で隠してテストする
- Step5.
- これを1冊ぶん繰り返す
いくらスペルが複雑な単語でも、何度も繰り返すことで次第に覚えられるものです。毎日スキマ時間の10分15分でもいいので、覚える時間を作りましょう。
おすすめは100語ずつ、耳で聞いて目で見て覚える方法です。うろ覚えでもいいのでたくさんの単語を目と耳に焼き付けましょう。
2日目は1日目に覚えられなかった単語と追加の100語を覚えます。3日目あたりできつく感じますが、1週間続けると慣れてきます。
こうすることで、一度に大量に単語に触れることができるので、成績が上がりやすくなりますよ。
まとめ
今回は、おすすめ英単語帳5選!をご紹介しました。
単語帳と一口に言っても様々なパターンや内容があることが分かりましたね。
自分の目的や学習スタイルに合った単語帳を選んで勉強してみてください。
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば英語の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
■ 参考書マップとは? ■
STRUXの「参考書マップ」は、受験までにやるべき勉強を「順番通りに」すべて洗い出したもの。「いつまでに」「どの順番で」勉強をすればいいかがひと目で分かるので、あとはこの通りに勉強するだけ!という状態になります。
- 「どの順番で」参考書に取り組めばいいかひと目でわかる!
- 「なぜこの参考書がおすすめなのか?」「かわりに使える参考書」もすべて紹介
STRUX参考書マップ公式LINEに登録することで、いつでも無料で見ることができます!
LINEに登録して参考書マップを見る