英語の参考書使い方


『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は読解を学ぶ1冊目としてオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は、読解問題をこれから勉強する人や苦手に感じている人にオススメの参考書です。参考書自体は薄く解説が中心なので、英語に苦手意識がある人でも使いやすいです。

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』を1冊やり切れば、共通テストレベルの英文でも1文ごとに正確に読む力が身についているでしょう。

今回の記事では『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』はどんな参考書?

それではまず『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥935
  • 収録問題数
  • 例文50問+演習18問
  • ページ数
  • 165ページ
  • 習得にかかる時間
  • 1ヶ月
  • レベル
  • 長文読解が苦手な人、単語はわかるけど意味がとれない人

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は、読解問題を学習する一歩目にふさわしい1冊です。英文を読むときに最低限知っておくべき知識が網羅されており、共通テストレベルの問題の構造を理解できるようになります。

「英語が苦手」「共通テストレベルの長文が読めない」という人は『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』を使いましょう。

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』のメリット・デメリット

メリット

  • 英文解釈の基本に焦点が当てられているため、基礎を中心に学べる
  • 参考書が薄いため取り組みやすい
  • 巻末に例題がまとめられている
  • 間違えやすいポイントを重点的に解説している

デメリット

  • 音声がついていない
  • 解説が中心のため問題は少なめ

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は、問題が掲載されているページ数が150ページほどです。他の参考書に比べて薄いため、英語に苦手意識のある人でも取りかかりやすいでしょう。

レベルは基礎~標準で、受験生が間違いやすいポイントを中心に解説されています。

英語を学ぶ上で最低限知っておくべき知識が網羅されており、1文1文を正確に読む力が身につけられるでしょう。

ただし、解説が中心で問題数は多くないため、問題演習をがっつりしたい人は別の参考書を使うことをオススメします。オススメの参考書は後ほど紹介します!

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』がオススメな人

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は以下のような人にオススメです。

  • 長文読解に苦手意識のある人
  • 基礎的な単語・文法の学習を一通り終えた人
  • 共通テストの問題を解いたことがない、または正答率が50%以下の人
  • 単語はわかるけど、文章の意味や構文が分からない人

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は、基礎から英文解釈をしっかり固めたい人にオススメの参考書です。高1レベルの単語や文法を学習した人であれば、問題なく取り組めます。

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は、英文解釈の基礎を固めるのに適していますが、1冊で大学受験に必要な知識を網羅することはできません。

「すでに共通テストの問題は半分以上正解できる」「英文解釈でもっとレベルの高い問題に取り組みたい」という人は、『基礎英文解釈の技術100』を使用して学習することがオススメです。

『基礎英文解釈の技術100』については、以下の記事でも解説しています!

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』の使い方

ここからは具体的な『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
例文を日本語訳にする
Step2.
解説を隅々まで読む
Step3.
解説の中で分からない単語は調べる

毎日1時間の学習で、マスターするのにかかる時間は約1ヶ月です。

  • 1周目:1日10ページ×15日=150ページ
  • 2周目:1日10ページ×15日=150ページ  合計1ヶ月

毎日1時間で3つのステップをくり返し学習すると、15日間で『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』を1周できます。

Step1.例文を日本語訳にする

まずは例題を和訳してみましょう。

1周目は、頭の中で考えるだけではなくノートに日本語を書きましょう。書き出しておくことで、解説を読むときにどこが間違えていたのか、把握しやすくなります。

2周目は、頭の中で和訳をしても問題ありません。

Step2.解説を隅々まで読む

和訳ができたら解説を隅々まで読みましょう。

ここでのポイントは、正解しても解説を読み飛ばさないようにすることです。仮に正解でも、解説の考え方が自分と異なれば入試で類似問題が出題された際、間違えてしまうかもしれません。

自分の言葉で解説を説明できることを目標に理解を深めましょう。

Step3.解説の中で分からない単語は調べる

最後に、解説の中で分からない単語があれば辞書を使って調べます。文法用語の中でわからないものがあれば参考書を使って復習をしましょう。

3つのステップをくり返し学習することで英語の構造を理解できるようになります。

ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けて、せっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。

より細かい英文解釈の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』を使う際のペース配分

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

改めて、標準的なペースは以下の通りです。

  • 1周目:1日10ページ×15日=150ページ
  • 2周目:1日10ページ×15日=150ページ  合計1ヶ月

毎日1時間で3つのステップをくり返し学習すると、15日間で『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』を1周できます。

まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、「1日30分」学習することで、2ヶ月での完成を目指します。

受験まで時間がない高校3年生の場合は「1日2時間」学習することで、15日で完成させます。

ただし『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は、英文解釈の基礎を学ぶ参考書なので、できるだけ早めに取り組むことをオススメします。

15日で完成させるようなペースで勉強する場合は、「高3の秋だけど基礎が固まっていない」など、受験まで残りわずかな人のみ取り組みましょう。

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』を使う際の注意点

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 解説を読み飛ばさないこと
  • 文法用語をしっかり復習しておこう
  • まとまった時間が取れない場合はスキマ時間を活用しよう

『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』は、解説が中心の参考書です。英文解釈をするうえでの注意点・間違えやすいポイントなどが詳しく書かれているので、読み飛ばさないようにしましょう。

また、解説の中でわからない文法用語がある場合は、参考書を使って復習をする必要があります。この段階で文法をマスターしておかないと、本格的な読解問題を解くときに解説が理解できなくなってしまいます。

部活などでまとまった時間がとれない人は、スキマ時間を活用して解説を読み進めることが可能です。通学時間や寝る前など空いた時間を活用して英語の基礎を固めましょう。

まとめ

最後にもう一度『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』がオススメな人を確認しましょう。

  • 長文読解に苦手意識のある人
  • 基礎的な単語・文法の学習を一通り終えた人
  • 共通テストの問題を解いたことがない、または正答率が50%以下の人
  • 単語はわかるけど、意味や構文が分からない人

英語に苦手意識がある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、まずは英文1文を確実に読めるように『英文読解入門 基本はここだ!改訂版』を使用して学習しましょう!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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