長文問題を解いている時、単語と単語をつなぎ合わせてなんとなく日本語に訳し問題を解いてみたら「あれ?間違ってるじゃん」—そんな経験ありませんか?
それは、英文解釈の力が身についていないことが原因です。英文解釈を一から身につけて、一文一文正しく読めるようになるようになりましょう。今からそれができるようになるための第一歩となる参考書をご紹介します。
「超入門英文解釈の技術60」はこんな人におすすめ!
「超入門英文解釈の技術60」の基本情報
- 収録構文数
- 60種類
- レベル
- 高校1,2年~受験基礎レベル
- おすすめ度
- ★★★★(英文解釈の入門におすすめ!)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 長文問題が呪文に見えてしまう
- 英語が苦手で1から勉強をしたい
- 品詞の違いが全くわからない
- 中学時代の英語が完璧に理解できていない
- 単語の意味をつなぎ合わせて長文を読んでいる
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- ひたすら長文読解をしたい!
イチから鍛える英語長文シリーズがおすすめ! - 早慶レベル志望で現状MARCHレベルは習得している!
ポレポレ英文読解プロセス50がおすすめ! - そもそも英文法の知識がほぼない!
Forestがおすすめ!
他の英語の参考書も見たい、メリットやデメリットをきちんと比べたい、という人は、こちらの記事もチェック!
「超入門英文解釈の技術60」の使い方・勉強法!
基本的なカリキュラムのステップ
1周目
- Step1.
- 例文を読んで意味がとれるか確認する
- Step2.
- 例文の解説を読み、その例文で押さえるべきポイントを確認する
- Step3.
- 例題に対応する演習問題を見て、意味がとれるか考える
- Step4.
- 意味がとれなければ解説を読み、チェックをつけておく
- Step5.
- 解いた問題をCDで聞き、音読する
2周目
- Step1.
- 例題をはじめから解く
- Step2.
- 答え合わせをし、わからなかった問題は解説をしっかり読む
- Step3.
- 例題に対応する演習問題を解く
- Step4.
- 答え合わせをし、わからなかった問題の解説を読む
- Step5.
- 解いた問題をCDで聞いて音読する
3周目
- Step1.
- 2周目で間違えた例題をはじめから解く
- Step2.
- 答え合わせをし、わからなかった問題は解説をしっかり読む
- Step3.
- 2周目で間違えた演習問題を解く
- Step4.
- 答え合わせをし、わからなかった問題の解説を読む
- Step5.
- 解いた問題をCDで聞いて音読する
まず1周目は、例文を読むことから始めます。講ごとに重要なポイントが1つずつ設定されています。
しかし初めて見る知識も多いと思うので、いきなり例文が解ける必要はありません。「なんか見たことある気がする」とか「もしかしてこういう意味かな?」くらいのことを考えておきましょう。
内容が簡単な分、例文の解説はしっかり読みましょう。
講ごとに1つずつポイントを覚えていくことが大事なので、例文でどんなポイントがあったのかをしっかり確認します。
このとき、『文がどのような構造になっているのか』『5文型に当てはめて理解できているか』確認しましょう。
演習問題をやって、丸をつけるだけで終わってしまうのはもったいないです。『自分がなぜ間違えたのか』『答えがそうなる理由』を解説を読んでしっかりと理解することが成長への近道です。
また、音読は長文を早く読めるようになる上で欠かせない練習です。
構造をきちんと理解した文章を繰り返し音読することは、英語を前から後にスムーズに読むことにつながります。英語は時間との戦いになることが多いので欠かさず行いましょう!
次に2、3周目の解説をします。
2周目はもう一度全ての問題を解きましょう。1周目に比べればスムーズに解けるようになっているはずです。
それでも間違える問題は「ここで完璧に理解してやる」という気持ちでもう一度解説を読んでください。
3周目は最後の総仕上げです。2周目で間違えた問題をはじめから解きましょう。
それに加えて苦手意識のある例文も念のため解いておくと安心して本番に望むことができます。
こんな使い方は要注意!使い方のコツ
1.品詞の違いを理解しよう
品詞を理解する、と言われてもピンと来ないかもしれません。
品詞を理解する、というのは『品詞それぞれに違った役割を持っていることを理解する』ということです。
例えば形容詞には名詞を詳しく説明する役割があります。「超入門英文解釈の技術60」には品詞それぞれの解説も載っているので、読み進める前に確認しておきましょう。
2.自分の志望校にあったレベルの参考書も使う
- センターまでのレベル
入門英文解釈の技術70がおすすめ! - 国公立大、GMARCHなど難関私大志望者
基礎英文解釈の技術100がおすすめ! - 旧帝大、早慶レベル志望者
英文解釈の技術100がおすすめ!
- Aくんの例
- 僕は中学の頃から、長文を読むときは単語をつなぎ合わせてなんとなくで理解してそこそこの点数は取れていました。
しかし、大学受験の長文は一文が長いため構文に対する理解がないと正しい訳し方ができず結果、点数を落としてしまいます。そこで基礎中の基礎から英文解釈を学ぶため「超入門英文解釈の技術60」を使い始めました。
この参考書のおかげで長文を読む時につっかかることが減り、時間内に問題を全て解き終えるようになるまで成長できました!長文を読んでいるときに訳せなくて何度も戻ってしまう人にはとてもおすすめできます!
まとめ
- わからなかった問題は必ず解説をしっかり読む
- 品詞それぞれの役割を理解してから解き進める
- 付属のCDも活用して例文の音読を行う
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 長文問題が呪文に見えてしまう
- 英語が苦手で1から勉強をしたい
- 品詞の違いが全くわからない
- 中学生の時に英語をあまり勉強しなかった
- 単語の意味をつなぎ合わせて長文を読んでいる
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば英語の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
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