関西大学


関西大学 物理の対策

関西大学の物理出題傾向

関西大学の物理は力学と電磁気はほぼ毎年出題されています。

そのため、この2つの分野の対策は必須といえるでしょう。

特に力学では単振動の問題、電磁気では電場と磁場に関する問題が頻出です。

これらは他の大学の試験でもよく出てくる範囲のため、しっかりと対策をしておきましょう。

また、関西大学の物理の特徴として人名や物理法則の名前のような語句を答えさせるような問題が出題されるということが挙げられます。

簡単な語句の問題は落とさぬように教科書などで確認をしておくとよいでしょう。

関西大学物理の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 力学 記述・マーク式設問
  • 第2問 電磁気 記述・マーク式設問
  • 第3問 熱力学または波動または原子 記述・マーク式設問

関西大の物理の試験は全部で3つの大問が出題されます。

出題の順番は年により前後することがありますが、大問の数は3つで毎年固定になっています。

全体的に標準的な問題が多く、受験生が解けないような難問や奇問は出題されることはほとんどありません。

そのため、普段の問題演習からミスを減らす練習をしておくとよいでしょう。

関西大学物理の時間配分の例

関西大学物理の試験は入試方式によって試験時間や配点が異なります。
そのため自分がどの入試方式で受験するのかを確認し、その入試形態に合わせて準備をしておくとよいでしょう。
なお、全学部日程では大問2つ・試験時間は90分、学部個別日程(1科目)では大問3つ・試験時間は75分となっています。
入試前には過去問などを通して、どのように問題を解いていくのかシミュレーションをしておくとよいでしょう。

以下は学部個別日程の時間配分例ですが、必ずしも1問目から解く必要はなく、解けそうな小問の多い大問から順に解くのがいいでしょう。

時間配分の例

00:00 問題の把握(2)
00:02 第1問(23)
00:25 第2問(23)
00:48 第3問(23)
01:11 見直し(4)

関西物理には1つの大問につき約20個の小問があります。

問題文が長く、文の途中に開いた空欄を埋めるという形式の問題が多いです。

試験時間を考慮すると1問にかけられる時間はそれほどないため、後半の大問の簡単な問題を落とさないようにしましょう。

大問あたり25分を1つの目安として、25分で解けなかった部分は飛ばして次に進む方針がおすすめです。

関西大物理で必要な学力レベル

関西大学の物理では多くの問題が入試の標準問題レベルの出題になっています。

教科書レベルの知識にプラスして標準問題が解けるようになっていると十分に高得点を狙えるような難易度になっています。

ですが大問の最後のほうの小問は多少応用力を必要とする問題が出題されることもあるため、余裕がある人は難しい問題も演習しておきましょう。

関西大学物理が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、関西大学の物理で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。

「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、「ある程度基礎はできている!これから関西大学に特化していきたい!」という人は途中から読み進めてもOKです。

物理の基礎が身についているかのチェック

物理の勉強は学校の授業と並行して行うことでスムーズに進めることが出来ますが、多くの学校では進度が遅く、高3の冬、入試ギリギリまで終わらないということもしばしばあります。

高3の夏前には全範囲一通り習い終わった状態でないと、学習していない分野の基礎学力が身につかなくなってしまいます。

物理の基本が全く分かっていない人はこれまで習った範囲の復習も含め、以下の参考書で全範囲の知識の網羅と定着を並行して行います。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。

いきなり問題を解くことはできないため、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで身につけていきましょう。

すでに物理を学校で習っていたり、自分で勉強して物理の基礎の基礎は分かっているという人は飛ばしても構いません。

次に進むポイント

  • 物理の苦手意識が少し薄れてきた
  • 教科書の練習問題レベルの問題は解くことができる
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

入試問題の定石を把握するための問題演習

関西大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、公式の理解だけでなく、理解した公式や定石を問題を解く際に実践できることが必要です。

ここからは頻出の解法を固めていくことで、まずは入試問題を解くための「武器」を身につけていきます。

これらの参考書で物理の基礎力を身に着けていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。

学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル物理」などを活用しましょう。

問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

「リードα」「セミナー」には難しい問題も含まれているため、物理の基礎を身に着けたいという目的で使用するのであれば基本問題をピックアップして使うというのもよいでしょう。

「リードα」「セミナー」「物理のエッセンス」は同じような難易度であり、物理の基礎力を身につけるのにうってつけの教材です。

3つの内どれか1つで良いので終わらせて「良問の風」に移りましょう。

良問の風まで出来るようになれば、かなり力はつくはずです。

しっかりと解けるようになるまで、間違えた問題は何周も繰り返し解き、定着させましょう。

3年生の夏休みの終わりまでにここまでが終わっていることが理想ですので1つの目安にしてみてください。

次に進むポイント

  • 「良問の風」で8割の問題は解ける
  • センター試験の過去問で80点くらいは取れる

関西大入試レベルまで引き上げる!入試形式の問題で演習

定石問題は身についたので、あとは関西大入試に向けて難しい問題に挑戦していくだけです。

入試問題は定石問題の組み合わせで出題されるため、実際の入試問題でどんどん演習していきましょう。

基本的な参考書を終えたら、関西大の過去問や関西大形式に似た問題で仕上げていきます。

特に特徴的な問題は過去問を解いてみないと解くコツが掴めないので、意識していきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

関西大物理で合格点をとるには各大問に含まれている基礎・標準レベルの問題を確実に得点することが大切です。

試験問題が比較的簡単なため、後半の問題が時間制限により解けなくなってしまうということはなんとしても避けたいところ。

そのため時間管理の感覚や難しい問題を飛ばす判断力も養っておきましょう。

また関西大学の物理は問題文が長い設問が多いため、文章を読んだうえで素早く理解するという処理能力も演習問題や過去問を通じて鍛えておきましょう。

典型的な問題は見た瞬間にどのように解くべきか分かる状態まで持っていくのが理想です。

いずれにせよ、関西大独特の問題や傾向をつかむために十分に過去問演習しておくことが重要です。

関関同立レベルで併願校がいくつかある場合は5年分を目安に取り組みましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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