慶應義塾大学商学部


慶應義塾大学商学部 数学の対策

慶應義塾大学商学部には、A方式とB方式という2つの受験方式があり、このうちA方式では数学が必須科目になります。年度によって難易度の差が激しく、問題量もかなり多いので、解くべき問題を見極める判断能力が非常に重要となってきます。

この記事では、慶應義塾大学商学部数学の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

慶應義塾大学商学部数学の出題傾向

慶應義塾大学商学部数学の出題頻度を表にまとめています。頻出度の高い範囲は重点的に対策をしていきましょう。

数学2Bからは指数対数や微積分、数列、ベクトルが、数学1Aからは場合の数、確率が頻出分野となっています。特に微積、ベクトル、確率の3つは、直近の5年間で毎年出題されています。また、小問集合では頻出分野以外のものもよく出題されているので、全範囲に関して共通テストレベルの問題がすらすら解ける状態にしておくと理想的です。

問題の傾向として、マーク式の大問では2~3分野をまたぐ複合問題が多く出題されています。ある程度数学の基礎力がついてきたら、過去問や他大学の入試問題などを活用して複合問題に慣れておくと効果的な対策になるでしょう。

慶應義塾大学商学部数学の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 小問集合
  • 第2問 マーク式設問
  • 第3問 マーク式設問
  • 第4問 記述式設問

このような大問4つの構成が多いですが、年度によって大問が3つや5つになることもあります。また、記述式設問は解答のみを記述する方式になっているので、証明や計算過程が求められることはありません。

慶應義塾大学商学部数学の時間配分の例

慶應義塾大学商学部数学の試験時間は70分です。大問数を4つと想定すると、1問あたりに使える時間は17分程度となります。試験時間に対し問題量はかなり多めに設定されているため、時間内にすべての問題を解き切ろうとすると大幅に得点を取りこぼす危険性があります。そのため、慶應大商学部の数学では解くべき問題を自分の判断で取捨選択するというスタンスが必要です。

試験が始まったら、まず全大問に目を通して試験の難易度を把握しましょう。その後は自分の得意科目や解けそうな問題から手をつけていく流れが基本方針になります。見るからに難しそうな問題は他の受験者も解答できない場合がほとんどなので、後回しにするのが無難です。たとえ難問ばかりでも焦らず落ち着いて、自分の解けそうな問題から取りかかるようにしましょう。

時間配分の例

00:00 第1問 小問集合(14)
00:14 第2問 マーク式設問(17)
00:31 第3問 マーク式設問(17)
00:48 第4問 記述式設問(17)

試験はすべて答えのみを記述する方式のため、ケアレスミスや計算ミスによる失点はなんとしても避けたいところです。時間配分には最後の見直しの時間も必ず確保しておくようにしましょう。

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慶應義塾大学商学部数学で必要な学力レベル

慶應義塾大学商学部の数学は、私大文系のなかではトップレベルです。共通テストと比較しても、慶應大商学部の試験の方が1つひとつの問題で問われる思考力や計算力のレベルが高い傾向にあります。

数学の配点は400満点中100点と低めなので、数学でアドバンテージを狙うのは難しいでしょう。そのため、本番の試験ではその場で解けそうな問題を見極め、取れる部分を確実に取っていくのがおすすめです。。全問題に解答することにこだわって難しい問題にも多くの時間を使ってしまうと、取れたはずの得点を取りこぼしたり、計算ミスに気づかず大幅な失点を引き起こしたりしてしまう場合もあります。高得点を狙いにいく姿勢も大事ですが、それ以上に、自力で解ける問題に集中して確実に得点を取ることが合格への近道です。

また、難易度は年度によってかなりばらつきがあり、合格者平均は4~7割程度まで変動します。そのため、6.5~7割以上の正答率があれば、数学が足を引っ張るということはほぼないでしょう。大問が4つなら2つ以上を完答し、他の大問は前半部分を解答できるくらいは最低限目指したいところです。もともと数学が得意な人なら8割以上を狙っていきましょう。

慶應義塾大学商学部数学が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、慶応義塾大学商学部数学で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから慶応義塾大学に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

まずは基礎固め!数学の基礎が身についているかのチェック

数学が「苦手!」という場合は、まずその苦手意識を払拭するため、基礎の基礎レベルの問題集から取り組むべきです。以下のチェックリストに当てはまる場合は、まず1番基本的な問題集から取り組むようにしましょう。

  • 教科書に載っている内容や学校の授業を正直ほとんど理解できていない
  • 数字がそもそも苦手
  • 定期テストは赤点ギリギリ

これらに1つでも当てはまる場合は、以下の参考書からスタートしましょう。

これらの参考書は数学初心者に向けて作られているので、どんな人にも理解しやすいテキストになっています。後半になるつれ基礎を学習する時間は無くなってくるので、数学に苦手意識がある人はなるべく早く取りかかることをおすすめします。遅くとも高2のうちには終わらせておきたいですね。

先程のチェックリストに当てはまらない場合は次のレベル、映像授業などを通した教科書レベルの内容理解と復習に進みましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。まずは映像授業を視聴して、内容を確実に理解できるまで何度も反復しましょう。その後付属の問題にチャレンジして、基礎力がちゃんと身についているか力試しをしてみましょう。内容を100%理解できるようになるまで「視聴→問題演習」のサイクルを回すことが大切ですよ。

次に進むポイント

  • 数学の苦手意識が少し薄れてきた
  • 数学1A2Bでどういう範囲があって、どんな問題が出るのか把握している
  • 「スタディサプリ」のほとんどを理解し、付属の問題が9割以上できる

大学入試レベルの問題を解くための「定石」を把握する問題演習

大学入試レベルの問題を解けるようになるには、数学を理解するだけでなく理解したことを問題で実践できなくてはいけません。ここからは頻出の解法を固めていくことで、まずは入試問題を解くための「武器」を身につけていきます。

青チャートには大学入試頻出の典型問題が網羅されています。慶應義塾大学の場合は、これらのテキストの8割~9割をすらすら解けるような状態が理想です。高3の夏前までに完成させることを目指して学習を進めていきましょう。

次に進むポイント

  • 「青チャート」の「レベル3」までは完璧に解ける
  • 「青チャート」の「レベル4・5」は8割以上解ける

慶應義塾大学入試レベルに挑戦!入試形式の問題で実践力をつける

ここまでくれば定石問題はかなり身についているので、あとは慶應義塾大学商学部数学の入試に向けて絞り込んでいくだけ。入試問題は定石問題の組み合わせで出題されますから、実際の入試問題をどんどん演習していきます。

これらのテキストでより実践的な数学力を身につけましょう。これまでやった定石問題の解き方を初見の問題でいかに活用できるかが重要なので、数をこなして入試で戦える力を身につけていきましょう。

これらの参考書をやり終えたら仕上げに入ります。仕上げは慶應義塾大学の赤本に挑戦していきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

赤本は必ず時間を測って本番の試験と同じ条件で取り組みましょう。過去問ではまれに利潤や複利計算などの経済と絡めた問題が出題される場合もあるので要チェックです。傾向を把握するためにも、できれば10年分までさかのぼって取り組めると理想的です。

赤本には遅くとも高3の秋までには本格的に取り組めるよう、計画的に学習を進めていきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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