京都大学


京都大学 化学の対策

京都大学の入試化学は非常にハイレベル。定石の暗記だけ、中途半端な理解だけでは、応用力の試される京都大学の化学で合格ライン突破は不可能です。しかし、京都大学が入試でどのような能力を求めているのか正しく知り、適切な努力を行えば合格に必要な力をつけることはできます。

この記事では、京都大学の入試化学を解けるようになるための情報を余すことなくお伝えします。

京都大学の化学出題傾向

京都大学の化学では、知識を単発で問うような問題は全くといってよいほど出題されません。高校で学ぶような基本的な化学の知識を使いこなし、その場で考えるタイプの問題がほとんどです。理論は酸化還元・電池と電気分解・電離平衡・反応熱・ルシャトリエの原理といった満遍ない出題が見られます。その一方、有機化学は構造式決定問題と、目的の物質を得るために必要な反応物の質量を計算によって求める問題がほとんどです。無機化学については、直接的に問われることはほぼありません。京都大学の化学を解けるようになるためには、無機化学は理論や有機を解くための道具として考え方を理解しておきましょう。

京都大学大学化学の各問題の特徴

京都大学化学の大問構成はこのようになっています。(出題内容は2021年の例)

  • 第1問 理論化学記述式設問
  • 第2問 理論化学記述式設問
  • 第3問 有機化学記述式設問
  • 第4問 有機化学記述式設問

理論が2問、有機が2問でした。無機は直接的に問われることはありませんでした。2021年は論述問題が1問だけ出題されました。指定された語句を用いて40字以内で記述する問題でした。論述問題は2017年度以来の出題となりました。2020年は論述問題が出題されなかったため、実験考察問題の出題は見られませんでした。

京都大学化学の時間配分の例

京都大学の化学は180分。まず問題全体を眺め、比較的取り組みやすそうな設問から解いていく方針がいいでしょう。また、1つの問題に長時間足止めされると大きくタイムロスをして取り返しがつかなくなります。そのため、3分ほど手が止まっていたら一旦他の問題に移り、後でまた戻ってくる柔軟な解き進め方も出来るようになっておきたい所です。本番でいきなり実行するのは難しいため、模試や過去問を使って試験の要領をつかむ練習をしておきましょう。

以下に時間配分の例を示しておきます。

時間配分の例

00:00 第1問 理論化学(45分)
00:45 第2問 理論化学(45分)
01:30 第3問 有機化学(45分)
02:15 第4問 有機化学(45分)

問題数が多いので、同じ問題でいつまでも手が止まってしまわないように注意しましょう。

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京都大学化学で必要な学力レベル

京都大学の化学は最高難度です。教科書に載っているような基本事項を前提とし、その場で考えさせる問題がメインとなりますので、知っている問題が出るとは思わない方がよいでしょう。知識を増やすことよりも、基本を使って考える練習にたくさん時間を割きたいので、基本事項はなるべく早めに仕上げておきたいところです。

京大にむけてはじめの一歩!教科書レベルをチェック

京都大学を目指すといえども、基礎を疎かにして受験の成功はあり得ません。まずは京都大学の化学のようにハイレベルな問題に取り組むための基礎力が必要です。そのため基本からしっかりと固めていくことが重要です。

化学の勉強は学校の授業と並行して行うことでスムーズにすすめることが出来ますが、公立高校をはじめとする多くの学校では進度が遅く、入試ギリギリにようやく化学の全範囲が終わるといったこともしばしば。そのため、あまり学校の進度に合わせすぎないことが合格のためには重要です。高3の夏前には高校化学を一通り学び終えるぐらいの心積もりでいなければ京都大学の入試突破はかなり厳しくなるでしょう。

これまで習った範囲の復習も含め、以下の参考書で全範囲の知識の網羅と定着を並行して行います。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。いきなり問題を解くことはできないため、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで身につけていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル化学」などを活用しましょう。問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

次に進むポイント

  • 化学の苦手意識が少し薄れてきた
  • 大学受験の化学ではどのような問題が出題されるのか理解し、全体像を把握できた
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

問題演習により、京都大学の入試を解くための道具を揃えよう

京都大学大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、理解したことを問題演習において実際に使いこなす必要があります。ここからは頻出の解法を固めていくことで、まずは入試問題を解くための「武器」を身につけていきます。

高3年の春、遅くとも夏休み中には固めてしまいたいところです。

次に進むポイント

  • 「基礎問題精講」で8割くらいは解ける
  • センター試験の過去問で80点くらいは取れる

京大レベルまで引き上げる!入試問題演習

ここまでの学習で大学受験の化学における頻出問題は身についたはずなので、あとは京都大学の出題傾向に合わせて絞り込んでいくだけです。京都大学の入試問題といえども、定石問題を十分に演習しておくことで考え方の基礎は身につけることができます。

基本的な参考書を終えたら、京都大学の過去問や形式の似た他大学の入試問題で仕上げていきます。特に特徴的な問題は過去問を解いてみないと解くコツが掴めないので、意識していきましょう。京大の化学は、2021年発売の第8版が最新です。

  • 過去問京大の化学
  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近10年ほどの過去問は、赤本で時間を測って取り組みましょう。問題を解く順番はもちろん、思い通り解けない場合の対策まで考え、練習を繰り返すことで最高のパフォーマンスを出すことができます。特に京大は10年分以上の過去問演習をして入試に臨む受験生も多いので、秋の京大模試以降は過去問を使って盤石に仕上げていきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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