『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』は、文法の知識が定着していない人にオススメの参考書です。入試で狙われやすい識別問題にも対応しており、問題演習を通じてわからない箇所を明確に把握できます。
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』を1冊やり切れば、共通テストレベルの文法は理解できるようになるでしょう。
今回の記事では『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』はどんな参考書?
それではまず『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥770
- 収録文法事項
- 30個
- ページ数
- 83ページ
- 習得にかかる時間
- 約1ヶ月
- レベル
- 文法を一通りインプットした人、問題を解きながら文法を覚えたい人
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』は、基礎的な古典文法の問題演習をするのにふさわしい1冊です。文法事項が実際の文章でどのように使われるのか理解できるようになります。
「文法が苦手」「まだ受験生ではないのでじっくり基礎を始めたい」という人は『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』を使いましょう。
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』のメリット・デメリット
メリット
- 問題演習を通じてわからない箇所を明確にできる
- 文章内での文法の使われ方が理解できる
- 入試で狙われやすい識別問題にも対応している
- 解説が詳しい
デメリット
- 問題の作りが単調である
- 解説以外の文法の説明は少ないため初心者には不向き
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』には詳しい解説が載っているため、わからない箇所に絞って効率よく学習できます。文法を一通り学習したが、文章の中でどのように使われるかわからないという人にもオススメです。
入試問題でよく問われる識別問題にも対応しているので、1冊をしっかりやり切ることで共通テストレベルの文法問題は理解できるようになります。
ただし、文法を一度も学習していないという人がいきなり取り組むには不向きです。「スタディサプリ」などの映像授業で一通り文法のインプットをしてから取り組んでください。
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』がオススメな人
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』は以下のような人にオススメです。
- 文法を習ったばかりで知識が定着していない人
- まだ高1,2で受験まで時間がある人
- 文法があやふやなまま受験生になってしまった人
- 問題を解きながら文法を覚えたい人
- 基礎的な文法から学びたい人
- 共通テストの文法問題で半分以上間違える人
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』は、基礎から古典文法をしっかり固めたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない1・2年生が文法を勉強する足掛かりとしても使えます。
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』は、基礎的な文法事項や文章の中での使い方を理解するのに適しています。
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』の内容を理解した後に『マドンナ古文』を使って問題演習をすると、入試レベルの文法力を身につけられます。自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。
『マドンナ古文』については、以下の記事でも解説しています!
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』の使い方
ここからは具体的な『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 文法の重要ポイントを確認
- Step2.
- 実際の問題を解く
- Step3.
- 解説を読み、わからないところや覚えていないところを復習する
- Step4.
- 間違えた問題や不安な問題をもう一度解く
Step1.文法の重要ポイントを確認
まずは文法の理解から始めましょう。
勉強をはじめたばかりの人や古文が苦手な人は、必ず問題を解く前に「重要ポイント」を見て、頭の中で整理してから解きましょう。
重要ポイントに該当する部分を確認する際は、この問題集ではなく『富井の古典文法をはじめからていねいに』『スタディサプリ』などで補うのもオススメです。
Step2.実際の問題を解く
文法の重要ポイントを理解できたら、実際に問題を解いていきます。
ここでのポイントは、「なぜその答えになったのかを考えながら解く」ことです。根拠がない解き方は絶対にやめましょう。
受験で出題される問題には、必ず正解になる根拠があります。正解の理由を説明できない場合は、入試本番で似た問題が出題された際に間違える可能性があるので注意してください。
Step3.解説を読み、わからないところや覚えていないところを復習する
問題を解いたら解説を読みます。このとき、Step2で考えた「なぜその答えになったのか」のプロセスが合っていたかを確認しましょう。
プロセスが合っていない場合は、足りていなかった暗記事項をその場でもう一度確認して覚え直してください。
Step4.間違えた問題や不安な問題をもう一度解く
間違えた問題をもう一度解きましょう。「たまたま正解していた」という問題も、このときに必ず解き直してください。
問題は3周目まで解きましょう。一度復習をしたり参考書で見直したりするだけでは、知識が定着しません。
ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けてせっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。
より細かい古典文法の勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』を使う際のペース配分
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
学校で文法事項を習いたての高校1・2年生の場合は、知識を定着させるためにステップアップノートを使いましょう。学校で習った範囲をすぐに復習するという流れで進めます。そのときにも3周目まで勉強して、完璧に知識が定着するよう勉強しましょう!
文法を固めないまま高校3年生になってしまった場合は、まずは文法を固めましょう。もし、文法を固めないまま受験に突入すると、すべての問題を勘で解くことになってしまいます。
1日に2〜3時間古典文法に集中して取り組めば、約2週間で『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』をマスターすることも可能です。
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』を使う際の注意点
『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 空いている時間を利用して早い段階で学習しよう
- 必ず解き直しをしよう
古典文法がわからないと、長文問題を解いても理解できません。空いている時間を利用して、できるだけ早い段階から学習をスタートしましょう。
また、わからなかった部分は必ず復習してください。『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』には入試で必要な知識ばかり掲載されているため、この参考書の内容をすべて覚えなければ、古典文法はできるようになりません。
最初の段階でたくさん間違えてしまうのは仕方のないことです。それらを一つ一つできるようにしていくことで、確実に古文の力がついていきます。
間違えたのがいい機会だと思って覚えてしまいましょう!
まとめ
最後にもう一度『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』がオススメな人を確認しましょう。
- 文法を習ったばかりで知識が定着していない人
- まだ高1,2で受験まで時間がある人
- 文法があやふやなまま受験生になってしまった人
- 問題を解きながら文法を覚えたい人
- 基礎的な文法からを学びたい人
- 共通テストの文法問題は半分以上間違える人
文法に苦手意識のある人やこれから本格的に受験勉強を始めたい人などは、『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』を使って古典文法を定着させましょう!
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