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【早稲田大学社会科学部】カギは英語!入試傾向と目標点数・対策を塾長自ら徹底解説!

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大学別入試対策シリーズ:
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

こんばんは!STRUX塾長の橋本です!

 

今週も「大学入試の志望校別対策シリーズ」、今回も早稲田大学の人気学部である、「早稲田大学社会科学部」について見ていきましょう。

 
 
 

早稲田大学社会科学部の試験情報

早稲田大学社会科学部の「一般選抜」に絞って解説をしていきます。

期日 2月22日
共通テスト 不要
科目 独自試験:
・英語
・国語
・選択科目
(世界史B/
日本史B/
数学1A2B)

これまでは選択科目で「政治・経済」も利用可能でしたが、2021年度入試から廃止されているため注意が必要です。定員等は大きく変更がないため、科目が減っている以外は例年と変わらず受験が可能です。

それ以外は、Web出願時に「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験を記入することになっていますが、これは合否に関わる大きな変更ではないのであまり気にせずともよいでしょう。

 

併願のパターン

早稲田大学社会科学部もオーソドックスな入試形式で英作文もないため、併願しやすい入試スタイルになっています。

 

おすすめの併願先:早稲田大学商学部・教育学部・人間科学部、明治大学など

基本的には「文法問題+長文問題」のシンプルな組み合わせで例年出題されている大学・学部を狙うべきですから、早稲田大学内であれば人間科学部、教育学部あたりがおすすめです。商学部も長文のみなので、多少レベルは上がりますが併願先としてはよいでしょう。レベルを下げた併願校としてもマーチレベルの大学であれば比較的どこでも受験しやすいです。

同系統の学部は比較的人気が高い傾向にあるので、ある程度下のレベルまで見据えておきたいところで、明治大学だと情報コミュニケーション学部や国際日本学部、法政大学人間環境学部、社会学部などがあげられるでしょうか。日大や駒大、それより難易度の上がる成蹊大学などまで視野に入れておけると安心です。いずれの大学も最近は社会学系の学部を充実させていますから、自分の行きたい学部をきちんと選ぶようにしましょう。

 

共通テスト利用入試も受験可能

これまで同様共通テスト利用入試も受験可能です。ただし早稲田大学の共通テスト入試は5教科7科目の受験が想定されているため、基本的には国立志望の人が狙うことになります。枠が少なく数学1Aや理科基礎も必須科目となるため、私大専願の人が共通テスト入試を利用するのは得策ではありません。

 
 

早稲田大学社会科学部の配点と目標点数

早稲田大学社会科学部の配点と目標点数についてですが、他学部同様基本的に得点調整が実施されるため、それを踏まえて考えていくことになります。学部によって「全科目の得点調整」もしくは「選択科目間での得点調整」ですが、社会科学部では後者の「選択科目間での得点調整」が実施されることになります。従来と配点は変わりません。

早稲田大学社会科学部の科目・配点

外国語 50点
国語 40点
選択 40点

*選択科目は「世界史B」「日本史B」「数学1A2B」のいずれか

 

前回紹介した商学部などと異なり「地歴・公民型」「数学型」で分かれているわけではないため、ここの得点調整がなされることになります。英語の配点が少し高いので、ここは注意が必要です。

 
 

目標点数

例年と定員が分かれているため、従来の合格最低点がそのまま適用されるわけではありません。ただ、受験者層が大きく変わらないことを考えると、ある程度参考にはできるでしょう。例年の合格最低点をもとに考えていくことにしましょう。

例年の合格最低点

*選択科目間の得点調整:あり

  • 2020年度:91.36/130点(70.3%)
  • 2019年度:85.50/130点(65.8%)

各科目の受験者平均点

英語
  • 2020年度:22.191/50点
  • 2019年度:20.853/50点
国語
  • 2020年度:30.603/40点
  • 2019年度:25.824/40点
日本史
  • 2020年度:21.034/40点
  • 2019年度:22.865/40点
世界史
  • 2020年度:21.812/40点
  • 2019年度:26.164/40点
数学
  • 2020年度:11.670/40点
  • 2019年度:20.774/40点

参考:近年の入学試験結果

過去2年の合格最低点は65%〜70%(選択科目の得点調整後)となっています。それ以前の年も概ねこの振れ幅の中で推移しているため、得点調整のことも考えると全体で73〜75%程度の得点率を意識しておくとよいでしょう。

科目毎の「受験者」平均点でいうと、英語が平均40%程度であるのに対し、国語は60〜75%、選択科目は社会で50〜60%・数学で25〜50%となっています。英語の平均点に比べ国語・社会の平均点が高いため、英語で点を取れるかどうかが差に繋がり、合否を分けるといっても過言ではありません。

目標点の例:合計95/130点(73%)

英語 35/50
国語 30/40
社会 30/40

社会に得点調整が働くため、基本的には調整されて素点よりも点が下がることになります。これを加味して考えても、基本的に合格最低点+5〜10点は狙っておくべきです。もう少し社会・国語が得意であればそこで上積みすべきですが、それよりも余裕をもたせたければ英語で8割を狙うほうが点数の安定にはつながります。

数学で受験する場合ですが、他の学部と異なり社会科学部の数学はそこまで難易度が高くない3問で、「1問完答・2問部分回答」で25〜28点程度は狙いたいところになります。

 
 

早稲田大学社会科学部・科目別の勉強法と問題攻略

最後に、科目別の勉強方針を軽くまとめておきましょう。

時系列・やるべき科目と対策

これも他学部同様「数学を使うか・使わないか」によって全体の方針は大きく変わってきます。数学を利用しない場合は、はじめから「英語」「国語」を最優先に仕上げるように高2など早い時期から勉強を始めておきます。社会は学校の授業だけだとギリギリまで終わらないことがありますから、できれば高2の冬ごろにはスタートさせて、高3の夏前には自分でひととおり全範囲を勉強し終えている状態にしたいところです。

数学を使う場合、使う可能性がある場合は、まずは高1・高2から学校の授業に合わせてきちんと数学の演習を行い、高2のうちには基本的な問題は完璧にすべきです。高3には入試レベルの演習に専念できるようにすることで、数学でも高得点を取ることができます。

 

英語

早稲田大学社会科学部の英語は例年通りであれば大問5つ構成で、以下のような内容です。

  • 第1問:文法(正誤問題)
  • 第2問:長文(空所補充)
  • 第3問:長文(読解)
  • 第4問:長文(読解)
  • 第5問:長文(読解)

例によって制限時間は非常に限られているため、それぞれの長文にかけられる時間は18分〜20分と限られています。さらに文法問題を10分程度で解くことになりますが、これも「NO ERROR」の選択肢を含む英語の正誤問題(誤った英語表現を含んだ部分を選ぶ問題)なので、消去法が使えないぶん正確な英語の文法・構文の理解が求められます。

先述の通り英語の点数が合否を大きく左右しますから、文法は2ミスまで、長文も一通り解き終わるようにしておかなければいけません。このためにはなるべく早く単語・文法を固めるのはもちろん、「英文解釈」の勉強も欠かさずやるようにすべきです。単語で言えば「ターゲット1900」、文法だと「Vintage」、解釈だと「基礎英文解釈の技術100」までは高3の夏には完璧にしておきたいです。ここから長文のスピードアップや正誤問題の演習を集中的に行い点数を上げていきます。

 

国語

社会科学部に特徴的なのが国語の出題形式。ここ数年は大問2つの構成で、「現代文」と「現代文・古文・漢文の融合文」が出されています。

「現代文・古文・漢文の融合文」というのは、文字通り3つのジャンルをすべてまとめて出題するもので、多いのが「古文・漢文を例示しながらその評論をすすめる」という形式のもの。設問内容も傍線部の指示内容・読解の問題から漢文の訓読、古文の解釈、助動詞の問題、そして古文の文学史と様々出されるため、古文・漢文の単語・文法やその周辺の文学史まできちんと学んでおく必要があります。余裕があれば高2〜高3頭で文法・単語は習得してしまいましょう。

 

社会

社会科学部入試は歴史(日本史・世界史)のみで、いずれも史料問題等も含めて4つの大問が出題されます。細かい知識も問われますが、これらは「教科書の隅に載っている」「資料集には載っている」といったものが多く、手っ取り早くこれらを押さえるには「一問一答」と呼ばれる問題集で細かい単語を覚えていくことが重要です。

ただ、あくまで大事なのはこうした細かい単語ではなく、教科書に書かれている歴史の流れや基本的な単語をいかに正確に理解しているかです。単語を聞く問題だけでなく正誤問題・年代問題も多く出題されるため、この基本的な点数をとっていくだけで十分合格点の9割以上は取れます。確実にこういったところで落とさないよう、高3の夏前までにはぜひ一通り歴史の流れを入れておくようにしましょう。

 

数学

早稲田大学社会科学部の数学は、基本的な設問が3つ。レベルとしては「青チャート」のコンパス4くらいでしょうか。しっかり演習を積み重ねている人であれば少なくとも1つ〜2つは完答を狙える問題で、かつすべて記述問題ですから、途中式まで必ず書いてなるべく点を稼ぎたいところです。この達成のために、高2までには1A/2Bの全範囲基本的な問題(教科書レベル〜青チャートのコンパス2まで)は完璧にしておき、高3夏まででコンパス3〜4レベルを演習しましょう。

私大の数学に特有のことですが、やはり本番は時間が足りないため、「確実に取れそうな大問」を始めに見極めて解き始めることがポイントになります。ほかの学部と異なり数学の平均点が極端に低いということがありませんから、これをきちんと行って、最低1完答・2問途中式まで、もしくは2完答を達成したいですね。

 
 

まとめ

今回は2021年度以降の「早稲田大学社会科学部」の入試の傾向と対策についてお伝えしました。大きく傾向は変わらないぶん対策もしやすいですので、今から狙う高2生はぜひできる勉強から一つずつ始めていきましょう!

 
 

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それでは!

 
 
 
 

ライター:橋本拓磨

東京大学法学部卒。学習塾STRUX塾長・STRUX大学受験マガジン監修。日本全国の高校生に、場所によらず正しい勉強を広めて、行きたい大学に行き、将来の選択肢を広げてほしい!という思いからSTRUXマガジンを監修。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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