世界史の参考書使い方


『世界史標準問題精講』は難関私大対策の総仕上げにオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『世界史標準問題精講』は、学習した世界史の知識を難関大の入試で活用する力をつけたい人にオススメの参考書です。問題を通じて歴史の流れを把握できて、難関単語も網羅されています。

『世界史標準問題精講』を1冊やり切れば、早稲田や慶応などの難関大学の問題でも対応できる力が身につくでしょう。

今回の記事では『世界史標準問題精講』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『世界史標準問題精講』はどんな参考書?

それではまず『世界史標準問題精講』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥1,595
  • 収録問題数
  • 96問
  • ページ数
  • 224ページ
  • 習得にかかる時間
  • 60時間
  • レベル
  • 世界史の総仕上げをしたい人、共通テストで9割以上正解できる人

『世界史標準問題精講』は、世界史の総仕上げにふさわしい1冊です。いままで学習した知識を定着させることで、二次試験で出題されるハイレベルな問題でも対応できる力が身につきます。

「世界史を得点源にしたい」「早稲田、慶応を受験予定」という人は『世界史標準問題精講』を使いましょう。

『世界史標準問題精講』のメリット・デメリット

メリット

  • 難関レベルの単語を完成させられる
  • 問題を通じて歴史の流れを把握できる
  • テーマ史が充実している

デメリット

  • 基礎レベルの単語が完成していないと歯が立たない
  • 論述の対策はできない

『世界史標準問題精講』は、問題を解きながら歴史の流れを把握できます。難関大学の入試で「合否の分かれ目になる問題」が多く収録されているのが特徴です。

いままで学習した知識を定着させて、世界史の総仕上げを行うのに適しています。

ただし論述の対策はできないため、世界史で論述問題が出題される大学を受験予定の人は、別の参考書を使う必要があります。また、基礎レベルの単語が定着していない人は、単語のインプットから学習を始めましょう。

『世界史標準問題精講』がオススメな人

『世界史標準問題精講』は以下のような人にオススメです。

  • 共通テストの世界史は9割以上得点できる人
  • 早稲田・慶應・上智などの難関私立大学を受験予定の人
  • MARCH・関関同立などの私大入試で高得点を取りたい人
  • 世界史の単語を完璧にしたい人
  • 入試形式で実戦演習がしたい人
  • 世界史の総仕上げをしたい人

『世界史標準問題精講』は、いままで学習した世界史の知識を定着させたい人にオススメの参考書です。難関私立大学で出題されるレベルの問題も多く載っています。

『世界史標準問題精講』は、共通テストで9割以上得点できる人にオススメです。

安定して9割以上の点数が取れない人は、まずは『実力をつける世界史100題』でアウトプットを進めましょう。自分の進捗や志望校に合わせ徐々にレベルアップするとよいでしょう。

『実力をつける世界史100題』については、それぞれ以下の記事でも解説しています!

『世界史標準問題精講』の使い方

ここからは具体的な『世界史標準問題精講』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『世界史標準問題精講』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
問題を解く
Step2.
間違えた問題には印をつける
Step3.
正解していた箇所も含めて解説をすべて読む
Step4.
解説を読んで知らなかった単語は覚えなおし、該当箇所の教科書や資料集も確認する

Step1.問題を解く

まずは、一通り問題を解きましょう。

1周目では、自分が理解できていない部分を明確にして、知識を補強するイメージで問題を解き進めてください。

『世界史標準問題精講』は単語の定着を図るための参考書です。問題を見てすぐに答えられない場合は、知識が定着しきっていない証拠のため、あまり時間をかけすぎずに次に進みましょう。

Step2.間違えた問題には印をつける

一通り解き終えたら、解説を見て間違えた箇所に印をつけます。

印をつけることで、自分が間違えた箇所を把握しやすくなるでしょう。また、間違えた問題だけを復習することもできるため、忘れずにチェックしてください。

Step3.正解していた箇所も含めて解説をすべて読む

間違えた問題にチェックをつけたら、解説をすべて読みます。

知識にあやふやな部分があれば、5W1H(誰が(何が)、何を、なぜ、いつ、どこで、どんなふうに)を意識しながら解説を読むと知識を定着させやすくなるでしょう。

正解していた部分の解説も読むことが大切です。本当に解答の根拠まで合っているかをチェックすることで、入試本番でも自信を持って答えられるようになります。

Step4.解説を読んで知らなかった単語は覚えなおし、該当箇所の教科書や資料集も確認する

解説を読んで知らなかった単語は覚えなおし、次に出題されたら正解できる状態にしましょう。

また、該当箇所の教科書や資料集を読むことで理解を深められます。

難関大学で出題される問題に対応するためには、単語そのものを覚えるだけではなく、前後の流れも含めて理解することが必要です。

問題は何度も解くことで知識が定着するため、最低でも3周は解くようにしてください。3周目以降は、印がついている間違えた問題のみに取り組むようにしましょう。

ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けてせっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。

より詳しい世界史の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『世界史標準問題精講』を使う際のペース配分

『世界史標準問題精講』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1、2年生の場合は、世界史を学習することも大切ですが、英語や数学などの科目の学習が疎かになっていないか確認しましょう。

また、高校1・2年生は、単語よりも先に歴史の流れ(通史)を覚えることが大切です。『ナビゲーター世界史』を使用して、歴史の流れをつかみましょう。通史の勉強には、映像授業の『TryIT』『スタディサプリ』を活用するのも良いですね。

受験まで時間がない高校3年生の場合は、過去問演習の時間を確保しながら進めましょう。世界史は、受験直前まで得点を伸ばせる教科のため時間をかけるべきですが、過去問演習の時間は必ず確保してください。

『世界史標準問題精講』を使う際の注意点

『世界史標準問題精講』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 正解していた問題も解説を読もう
  • 教科書や資料集を使って理解を深めよう
  • 過去問演習の時間も確保しよう

解説を読む際は、正解していた問題も含めてすべて読んでください。覚えていなかった単語は、解説を読んで理解を深めましょう。

ただし、漠然と単語を覚えているだけでは、難問に対応できない可能性があります。教科書や資料集を読んで、前後の流れとともに理解するのがオススメです。

また、入試直前は過去問演習をする時間を確保しましょう。世界史は、入試直前まで点数を伸ばせる教科です。『世界史標準問題精講』と過去問演習をして世界史の総仕上げをしましょう。

まとめ

最後にもう一度『世界史標準問題精講』がオススメな人を確認しましょう。

  • 共通テストの世界史は9割以上得点できる人
  • 早稲田・慶應・上智などの難関私立大学を受験予定の人
  • MARCH・関関同立などの私大入試で高得点を取りたい人
  • 世界史の単語を完璧にしたい人
  • 入試形式で実戦演習がしたい人
  • 世界史の総仕上げをしたい人

世界史が得意な人や難関大学を受験する人などは、世界史の総仕上げとして使いましょう!

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