早稲田大学基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部の数学入試の対策法|入試内容を徹底分析
早稲田大学基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部の数学入試の全体概観
早稲田大学の数学の入試は私大の中でトップクラスの難易度となっています。飛び抜けて難しい設問があるわけではありませんが、ほどよく難しい設問が並んでおり、正答できる人とできない人で、大きな差が開く試験内容となっています。
難しいと言っても、飛び抜けて難しい設問ではありませんから基礎からしっかりと固めれば、確実に高得点を取ることが可能です。
早稲田大学基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部の数学のレーダーチャート分析
解説
早稲田大学の数学のレーダーチャートはこのようになりました。
どの分野に関しても抜け漏れなく勉強しておく必要があります。もちろん数学Ⅲの分野、特に微積分や複素数平面などの頻出分野も存在しますが、その他の分野に関してもしっかりと得点する必要があります。穴を開けることなく、すべての分野について青チャートレベルの典型問題は確実に解ける力を身につけることが大切です。
早稲田大学の数学での頻出分野を解説!
微積分
数学Ⅲの微積分は、毎年出題があると言っても過言ではなく、徹底的に対策をする必要があります。
数Ⅲは習う時期が遅い上に、問題演習量が必要な分野ですから高校3年の夏休みなどを利用して徹底的な演習を積むようにしましょう。また、数学Ⅲに時間を割くために、数学ⅠAⅡBなどについては早めに対策しておきましょう。
複素数平面
こちらも数学Ⅲの分野となっています。微積分などに比べおろそかにしがちな分野ではありますが、こちらも時間をとって入念な対策を練りたいところです。
また微積分と複素数平面だけでもかなりの対策時間が必要です。繰り返しになりますが、数学ⅠAⅡBについては早めの対策をすることが不可欠と言えるでしょう。
数学の勉強はこう進める!学習の手順
早稲田大学基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部の数学でやるべき参考書リスト
数学1A2Bカリキュラム
レベル0→1(高校授業レベル)
レベル1→2(基礎レベル)
レベル2→3(MARCHレベル)
レベル3→4(難関大レベル)
レベル4→5(最難関大レベル)
数学3カリキュラム
レベル0→3(MARCHレベル)
レベル3→4(難関大レベル)
レベル4→5(最難関大レベル)
対策の全体方針|早稲田大学基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部の数学
以上のように早稲田の理系数学で合格点を狙うには、数学Ⅲの分野を中心に、非常に高いレベルで仕上げる必要があります。
高校1・2年のうちに数学ⅠAⅡBを青チャートレベルまで仕上げることで、高校3年では数学Ⅲの問題演習に時間を費やすことが大切だと言えるでしょう。
数学なしに合格はできませんから、あせることなく基礎からしっかりと実力をつけ、問題演習を重ねることが合格へのカギとなります。