『実力をつける世界史100題』は、世界史の知識をアウトプットしたい人にオススメの参考書です。全ての入試範囲で難易度の高い問題が収録されているため、世界史の実力をつけられます。
『実力をつける世界史100題』を1冊やり切れば、MARCH・関関同立レベルの問題に対応できる力が身につくでしょう。
今回の記事では『実力をつける世界史100題』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『実力をつける世界史100題』はどんな参考書?
それではまず『実力をつける世界史100題』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,430
- 収録問題数
- 100題
- ページ数
- 480ページ
- 習得にかかる時間
- 60時間
- レベル
- 世界史のアウトプットをしたい人、難関大学を受験予定の人
『実力をつける世界史100題』は、世界史の問題演習にふさわしい1冊です。さまざまな形式の問題が載っており、教科書や一問一答でインプットをした後に演習用教材として使用するとよいでしょう。
「入試と同じ問題形式で世界史のアウトプットをしたい」「MARCHや早慶を受験予定」という人は『実力をつける世界史100題』を使いましょう。
『実力をつける世界史100題』のメリット・デメリット
メリット
- 全ての入試範囲で難易度の高い問題を収録
- 別冊の解説が詳しい
- 関連する重要語句や因果関係なども整理できる
- 通史を復習しながら問題演習ができる
デメリット
- 100題と問題数が多く時間がかかる
- 入試には滅多に出ない単語も一部出題されている
『実力をつける世界史100題』は、すべての入試範囲から難易度の高い問題を収録している点が特徴です。問題文では穴埋め形式で歴史の流れを説明しているため、通史を復習しながら問題演習を進められます。
詳しい解説がついており、関連する重要語句や因果関係と合わせて理解できるため、問題を解き終えた後は必ず確認しましょう。
ただし、問題数が多く滅多に出題されない単語も混じっているため、MARCHや早慶レベルの大学を受験する人のみ取り組むことをオススメします。
『実力をつける世界史100題』がオススメな人
『実力をつける世界史100題』は以下のような人にオススメです。
- 単語を一通り覚えたけど試験になると思い出せない人
- 共通テストで8割以上は得点できる人
- MARCHや早慶が第1志望の人
- 問題演習をして試験慣れしたい人
『実力をつける世界史100題』は、一問一答で一通り学習を進めた人にオススメの参考書です。MARCHや早慶などのレベルの問題も網羅されています。
『実力をつける世界史100題』は、世界史の単語のインプットを終えた人が演習用教材として使用することをオススメします。
単語のインプットがまだ終わっていない人は『山川一問一答世界史』を使って暗記を進めましょう。『山川一問一答世界史』については、以下の記事でも解説しています!
『実力をつける世界史100題』の使い方
ここからは具体的な『実力をつける世界史100題』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『実力をつける世界史100題』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 問題を解く
- Step2.
- 間違えた問題には印をつける
- Step3.
- 正解していた箇所も含めて解説をすべて読む
- Step4.
- 解説を読んで知らなかった単語は覚えなおし、該当箇所の教科書や資料集も確認する
Step1.問題を解く
まずは、一通り問題を解きましょう。1周目では、自分が理解できていない部分を明確にして、知識を補強するイメージで問題を解き進めてください。
Step2.間違えた問題には印をつける
一通り解き終えたら、解説を見て間違えた箇所に印をつけましょう。
印をつけることで、自分が間違えた箇所を把握しやすくなります。また、間違えた問題のみを復習できるようになるため、忘れずにチェックしましょう。
Step3.正解していた箇所も含めて解説をすべて読む
間違えた問題にチェックをつけたら、解説をすべて読みます。
『実力をつける世界史100題』は、別冊で解説が詳しく載っているため、正解した箇所も含めてすべて読んで理解を深めましょう。正解した部分であっても「解説を読むと自分が思っていた理由と違った」ということはあります。入試本番で確実に根拠をもって回答できるよう、正解した部分も解説を読んでおきましょう。
知識にあやふやな部分があれば、5W1H(誰が(何が)、何を、なぜ、いつ、どこで、どんなふうに)を意識しながら解説を読むと知識を定着させやすくなります。
Step4.解説を読んで知らなかった単語は覚えなおし、該当箇所の教科書や資料集も確認する
解説を読んで知らなかった単語は覚えなおし、次に出題されたら正解できる状態にしましょう。また、該当箇所の教科書や資料集を読むことでさらに理解を深められます。
ここまでの作業をくり返し行うことで、難関私大レベルの問題も解けるようになるでしょう。何度も問題を解くことで知識が定着するため、最低でも3周は解くようにしてください。
ペースを落としても良いので、毎日少しずつ続けてせっかく覚えたものを忘れないようにしましょう。
より詳しい世界史の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『実力をつける世界史100題』を使う際のペース配分
『実力をつける世界史100題』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで暗記していきましょう。
部活動で忙しくて時間が取れないという人は「1周目を週末で10題」進めることで、約3ヶ月での完成を目標にします。1周目はなるべく早く取り組んで自分の苦手分野を把握しましょう。
受験まで時間がない高校3年生の場合は「1日に3時間」取り組むことで、40日程度で完成させます。ただし、このやり方は短期的に詰め込む必要があるため、相当な覚悟が必要です。受験直前は他の教科も学習する必要があるため、苦手分野や志望校で頻出の分野を把握している人は、その分野のみを優先的に進めましょう。
『実力をつける世界史100題』を使う際の注意点
『実力をつける世界史100題』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 解説はすべて読もう
- わからなかった単語は教科書や資料集を見て覚えよう
- 何度もくり返し問題を解こう
正解していた問題の中には「たまたま正解していた」「うろ覚えだった」ものもあるでしょう。そのため、問題を解き終えたら、解説は正解していた問題も含めてすべて読んでください。
わからなかった単語は教科書や資料集を見て覚えましょう。単語だけを覚えるだけではなく、歴史の流れや関連する出来事と一緒に理解すると忘れにくくなります。
また、問題は何度もくり返し解いてください。最低でも3周は問題を解くことで徐々に知識が定着します。
まとめ
最後にもう一度『実力をつける世界史100題』がオススメな人を確認しましょう。
- 単語を一通り覚えたけど試験になると思い出せない人
- 共通テストで8割以上は得点できる人
- MARCHや早慶が第1志望の人
- 問題演習をして試験慣れしたい人
世界史を得点源にしたい人やMARCHや早慶を受験予定の人などは、アウトプットの練習として使用しましょう。
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