「理解できているつもりでもなぜか満点を取れない」「点数が安定しなくて悩んでいる」という人はいませんか?今回はそんな人のために、センター古文で満点を取れるようになる方法を紹介します。自信を持ってセンター古文本番に取り組めるようなりましょう!
- この記事は「センター試験対策用記事」です。共通テストの古文で満点を獲得するための勉強法はこちらの記事をチェック!
センター古文で満点取るにはこの力が必要!
センター8割は常に取れているのに、いつもどこか間違えてしまう……。そんな人はケアレスミスの多さが原因である事が多いです。
センター試験は時間が限られているため、焦るとケアレスミスをしてしまう事が多くなります。しかも配点の高い問題もあるため、一問間違えてしまうだけで大きな失点になってしまう場合もあります。
センター古文8割を目指すまでは、単語や文法・読解力など知識的な勉強法を紹介してきました。しかしセンター古文満点を目指すには、いかにケアレスミスを失くすかが重要になってきます。
センター古文のケアレスミスはどうなくす?
なぜケアレスミスが多くなってしまうのでしょうか?多くの場合、時間が足りない事が原因です。
センター試験は制限時間が決まっているため、急いで問題を解く必要があります。そのため焦って文章を流し読みしていたり、理解が不十分だったりすると、ケアレスミスに繋がってしまいます。よってケアレスミスを失くすには、いかに焦らないで速く問題を解けるのかが重要になってきます。
苦手な問題は飛ばす
少ない時間の中で問題を解いていくためには、点数を稼げる問題から取り組む必要があります。苦手な問題や不安な問題を考えることに時間を使うのではなく、正解できる問題から確実に解いていき、最後に苦手な問題に時間をかけるようにしましょう。
特に例年問1や2に出てくる単語の意味や文法について問われる設問は、文法や単語を正確に覚えていないと解く事ができません。もし仮に暗記していない問題が出てきたとしたら、時間をかけて考えるよりも潔く次の問題に取り組みましょう。
もしかすると、文章を読み進めていく中で意味が推測できる事があるかもしれません。
文章を読む時間を速くする
多くの人は、文章を読む事に時間がかかってしまいます。慣れていない文章ですし、無理もありません。
そのため、いかに文章に慣れて速く読み進められるかが重要になってきます。
その中でおすすめなのは、あらかじめ「何分間で文章に一通り目を通すのか」決めておくという事です。もちろん問題によって文章の長さに違いはあるので、変動する可能性もあります。しかし目標を持って取り組む事で、一つの目安になり、自然と問題を解くのにどの程度の時間をかければいいのかわかるようになります。
重要なのは、ある時間を目標にして文章を読み進める訓練をする事です。
徐々に時間を縮められるように頑張りましょう。
目指せセンター10割!おすすめの参考書
おすすめ参考書①『センター古文満点のコツ』
センター試験の過去問から出題されており、それぞれ満点を取るポイントが紹介されています。
詳しくはこちらの記事も合わせてご覧ください。
センター10割を目指す人は、この問題集で満点を取れる事を目標にしましょう。
おすすめ参考書②『センター試験過去問』
センター試験過去問研究 国語(2019年版センター赤本シリーズ)
またセンター試験の過去問を解く事もおすすめです。
問題の形式や時間配分に慣れるにはやはり過去問が一番です。「あとは実践のみ!」という人はぜひ活用してみてください。
番外編 2次試験の古文対策にはこれをやれ!
センター古文で高得点を狙う受験生は、二次試験対策も並行して行っている人が多いのではないでしょうか?センター試験は全て選択式の問題であるのに対して、二次試験は記述式の問題も出題されます。そのため、センター試験だけでなく記述対策の勉強もしなくてはなりません。
ここでは、記述式対策にオススメの参考書を紹介します。
『得点奪取古文』
記述対策に特化した参考書となっています。こちらの記事で参考書の使い方について詳しく説明がされているので、合わせて読んでみてください。
詳しい解説がされている他、実際の受験生の答案の添削ものっているため、要点がわかりやすくなっているのが特徴です。記述式にまだなじみがない人や、まだ要点がわかっていないと感じる人は、特におすすめです!
参考書の進め方
①時間を気にせず解いてみる
センター古文の選択式に慣れていた受験生にとって、記述式で文章を書くことに最初は戸惑う人も多いと思います。しかし、まずは自分で考えて自分の言葉で書いてみることが必要です。自分の言葉で書く事で、丸つけを行う際に直すべき箇所が明らかになるからです。
このとき時間を気にしてしまうと、「時間がなくて考えられなかった」など、考える時間が制限されてしまいますよね。そのため、時間を気にせずまずは「自力で解答する」ことに集中して解き進めましょう。
②意味を理解した上でもう一度解き直す
次に解説を見て、自分の解答と照らし合わせます。そして文章の意味を理解した上でもう一度解き直しましょう。
この『得点奪取古文』は、問題の解き方についても詳しく解説してあるので、それを頭に入れるのも良いでしょう。
③音読を行う
最後にある程度文章の意味がわかってきたら、次は音読してみましょう。
音読は古文に慣れるために行います。
例えば、今多くの人が勉強している英語を例に説明しましょう。小さい頃英語を勉強したての時は、単語一つもわからなかったのに、今ではある程度の文章を読めるようになっていると思います。
それは「英文に慣れた」からです。どうして慣れられたのでしょうか?それは、中学校・高校の授業など、それほどあなたは英語と接する回数が多かったのです。
具体的な理由としては2つがあげられます。
1つ目は耳が慣れるからです。
音読は、自分の言葉で「話す」と同時にその声を自分でも「聞いて」います。そのため口と耳2つで慣れる事ができ、効果が上がると言われています。
また2つ目は、言葉に慣れるからです。
古文に慣れていない状態だと、読んだ一語一句を訳して読み進めている人がほとんどだと思います。しかし音読で文章に慣れていくと、何回も出てくる単語や助動詞などは毎回訳さなくても理解できるようになってきます。
すると、文章を読み進めるスピードが徐々に速くなり、速く問題を解き終わるようになります。
皆さんも恥ずかしがらずに音読を行ってみましょう。
まとめ
センター古文満点を目指すにはケアレスミスをなくしましょう。
ケアレスミスは焦る事が要因で生じやすいので、
- 苦手な問題を飛ばす
- 文章を読む時間を短くする
これらを訓練して問題を解き、満点を目指してください!